進化した定番名品キャンプギアに注目
キャンプ道具のなかにも、定番名品と呼ばれるアイテムがいくつかあります。その普遍性は魅力ですが、より使いやすい方がユーザーとしてはありがたいですよね。そこで、基本スペックは大きく変えずに一部仕様が変更されたギアに注目です。
みんなが絶賛しているけど、個人的にはここが惜しい。あなたがそう感じていたアイテムも、いつの間にか変わっているかも?
今回はここ一年以内にアップデートされたキャンプギアの新旧モデルを、ビフォーアフターで比較してみましょう!
吊り下げ式になって防風性アップ!モンベル「ステラリッジテント」
登山に限らずキャンプでも愛用者が多い、モンベルの「ステラリッジテント」。サイズバリエーションも豊富で、特に2型などコンパクトなタイプはシェルターのインナーに使われることも多いですね。その定番人気テントが、今年モデルチェンジしているんです!
BEFORE:スリーブ式
AFTER:吊り下げ式にアップデート!
ポールを通すスリーブ式から吊り下げ式に変わったことにより、強風に煽られるようなシーンでもより素早く設営できるようになりました。設営面のメリットだけでなく、二本のポールの交点を固定することでテント自体の耐風性も上がっています。
吊り下げ式になったもうひとつのメリットは、レインフライとの隙間が空くこと。密着しないため、結露しにくい構造に変わっています。
そして、生地も変更されています。本体・レインフライとも保水性と通気性に優れた、世界最高レベルの新開発素材を採用。
よりタフに進化しつつ総重量は1.43㎏(※ステラリッジ2型)と、もちろん軽量性も健在です。
定番すぎてこのテントが選択肢に入っていなかったという方も、この機会に検討してみてはいかがでしょうか?
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ポールが変わってよりタフに!MSR「ハバシリーズ」
ソロキャンパーを中心に人気の、MSRの軽量テント。「ハバハバ」「パパハバ」など計4種類の「ハバシリーズ」が、このたびアップデートされています!BEFORE:アルミポール
AFTER:サイクロンポールにアップデート!
従来のアルミポール同様頑丈であることに加えて、高い柔軟性を持つサイクロンポール。強風時に負荷がかかるとその力に合わせて曲がりつつ、しっかり元の形に戻るのだとか!トレッキングなど、より過酷なフィールド体験もしてみたいという方にとっては、このアップデートは絶好のタイミングではないでしょうか。
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耐水性がアップ&カラーチェンジ!MSR「スルーハイカー メッシュハウス」
軽量ギアを好むミニマリストキャンパーに人気のタープ・シェルターシリーズ「スルーハイカー メッシュハウス」もマイナーチェンジ! ガラリと印象を変え、タフになった姿をご覧ください。BEFORE:フライはブルー、メッシュはオールブラック
AFTER:イエロー×レッドにカラーチェンジ!
フライはこれまでの水色から、黄色系に”お色直し”されています! そして色味だけでなく、コーティングも強化。従来の約3倍長持ちするという、エクストリームシールドシステムに変わり、より耐水性が上がっています。メッシュも床部分は赤に変わり、デザイン性も楽しめるようブラッシュアップされました!
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さて、大型ギアだけでなく機能的かつ高コスパで人気のラック系も、密かに仕様が変わっています。
隙間をなくしてより使いやすく!クオルツ「スタッキングLOWテーブル」
ソロ用テーブルや棚など、いろいろな使い方ができる「スタッキングLOWテーブル」。メッシュの水切りが付いているので、食器やキッチンツールを乾かすラックとしても便利です。こちらも、新旧で少し変わっているのをご存知でしょうか?
BEFORE:サイドバーとの隙間が空いている
AFTER:隙間がない!
隙間があった旧モデルもシェラカップをかけられたりと便利でしたが、やはり物を置くと落ちたり傾いてしまうという理由からでしょうか。バーと天板が、ぴったりくっついた仕様に変更されています。長辺が短くなったことにより新旧を重ねることはできませんが、奥行きの長さは変わらないのでオプションのスタンドやランタンポールは使用可能です!
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新旧キャンプギア、あなた好みはどっち?
見た目も使い勝手も、新旧どちらが良いかは好みが分かれそうですね。他にも探してみると、今までスルーしていた定番キャンプギアもいつの間にか魅力的に変化しているかもしれませんよ!服装もアップデートしてみない?
「パパカッコいい!」……子供にそう言わせたいなら、ファッションを見直そう!Updated Camp Gears!
ちょっとだけ仕様が変わったキャンプギアをチェック!