炎幕がワイルドでかっこいいと評判
テンマクデザインから発売されている「炎幕」シリーズ。通常とDXバージョンの2種類の展開となっています。パップテントの様なワイルドな雰囲気と、軍放出品とは違う気の利いたデザインが特徴で、男前キャンパーから熱い視線を受けている人気製品です。では早速ご紹介していきましょう!
炎幕の惚れ惚れポイントは4つ!
1.高さ130cm!秘密基地感がたまらない…
見ていただいた通りシンプルイズベストなデザイン。余計なものは一切ありません。軍が使っていたパップテントをベースにしており、秘密基地のような佇まいです。別売りのキャノピーポールを使えば、フロントパネルをタープのように張り出し可能。高さは130cmと、立ち上がれるような高さはありません。この決して広くはない空間が、秘密基地感を醸し出してくれます。
2.天然繊維のコットンを使用。自然との相性◎
化学繊維に比べると、火の粉が当たっても穴が空きにくいコットンを使用。水を含むと繊維が膨張し目が詰まるため、ある程度の防水性も生まれます。ただ何よりも天然繊維が持つ自然との馴染みやすさや、使っているうちに味わいを増すところがかっこいい。
コットンなら、空いた穴をリペアしている姿も男前な気がしちゃいます。
3.自然に溶け込むベージュのミリタリーカラーがイケてる
色はミリタリー感強めのベージュ。軍用テントをベースにしているだけあって、自然に溶け込み、決して主張はしません。迷彩のソフトクーラーやチェアとの相性抜群!4.軽量コンパクトとは無縁!重いし、かさばるのが無骨でかっこいい
コットン製のため、重量は5.6㎏と決して軽くはありません。さらに収納サイズはΦ18×55cmとコンパクトさもイマイチ。しかし、コットンの難燃性・防水性・趣を重視し、時代のトレンドでもある「軽量コンパクト」とは逆行する男気がワイルド感を醸成させるのです!ワイルドだけじゃない!使い勝手の良さに注目
ファスナー&ハトメ付きのフロントパネルで跳ね上げ余裕!
炎幕のフロントパネルにはファスナーとハトメが付いているため、キャノピーポールさえあればすぐにひさしを確保! 軍放出品と違い、自分で加工したり業者に依頼する必要がありません。写真のように、キャノピーポールにハンギングチェーンを掛けてみるのもいいですね。グランドシート付属で快適な居住空間!
フライシートと地面には隙間があるため雨風が侵入してしまいますが、そこもしっかり対策がされています。グランドシートが付属しており、端が反りあがったバスタブ型になっているという細やかな仕様。砂や雨などの水が入りにくく雨天時でも安心です。フロントパネルにはトグルがついてロールアップ可能!
フロントパネルにはトグルがついており、ロールアップできる仕様に。オートキャンプを知り尽くしたテンマクらしいギミックですよね。日差しの状況に合わせて、調節できるのは◎!炎幕はオプションでまだまだ快適にできる…!
蚊に刺されたくない!そんな時はメッシュインナー
このメッシュインナーがあれば虫対策は完璧です。フルメッシュなので通気性も抜群。蚊がいるシーズンには必需品といえるかもしれません。純正のメッシュインナーではありませんが、「FLYFLYGO モスキートネット」でも代用OK。キャノピーポールセットでフロントパネルを跳ね上げ
フロントパネルを跳ね上げるためのポールと張綱のセット。張綱は各ポール用の2本と、雨水がたまった際、パネルの中央にセットし雨水を流す1本の計3本が付属します。ただし、ワイルドな雰囲気を重視するなら「木の枝」で自作してみるのも手!炎幕DXは何が違う?
実は「炎幕」と「炎幕DX」にサイズの違いはありません。異なるのは、「炎幕DX」にはキャノピーポールが標準付属、本体重量は「炎幕」より0.8㎏程重い、約3.7㎏という点です。その理由は、冬季の使用にも耐え得る仕様の違いにあります!悪天候でも快適!サイドパネルで雨や雪をガード
サイドパネルがあるとフロントパネルを張り出したとき、横からの雨の吹込みを防ぐことができます。使用しないときは巻き留めておけるので、邪魔になりません。暖かい秘密基地には欠かせない、スカート付き
炎幕DXで大きく違うのは、吸水性が低いポリエステル地のスカート付きであるということ。冷気の侵入を防ぎ、室内の保温性を向上させるため冬キャンプも出動させたい方には必須です。しかし、スカートが付くことで「炎幕」と比べる少し野暮ったくなるのは否めません。
「炎幕」と「炎幕DX」どっちがいいの?
「炎幕」か「炎幕DX」、どちらにするか悩みどころかと思いますが、ほぼ夏しか使わないなら「炎幕」で十分でしょう。しかし、秘密基地のような雰囲気を追い求めるなら「炎幕DX」に付いているサイドパネルで個室感を醸し出すのも1つかも。
注意点はやっぱりコットンの乾かす手間……
やはり、コットンのネックは乾燥の手間です。二日以内に乾燥させないとカビる恐れがあるため素早い処理が必須となります。ベストなのはキャンプ場にて設営した状態で乾燥させることですが、天候や時間などで難しい場合もありますよね。そんな時はテントクリーニングサービスがおすすめ。サービスに関して詳しくはこちら
手間はかかるけど、焚火の良さをきっと教えてくれます
コットンは乾かすのに手間がかかりますが、「手がかかる子ほどかわいい」という表現があるように、育てる楽しみがあります。そして、炎幕の良さは焚火と近い距離で過ごせること。自然の一部に溶け込んで、静かに焚火を見つめてみるのはいかがでしょうか。
焚火っていいよね……
自分で薪割りをして火をおこす……。キャンプの醍醐味「焚火」。火を愛でる第一歩を踏み出したい方にぜひ見てほしい。Camping style like a survival is also nice
サバイバルみたいなキャンプスタイルもいいよね