無印良品のコンテナをテーブル化!
キャンプ場やSNSでもよく見る人気の収納ボックス、無印良品「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」。腰掛けられるほど頑丈、無駄のないシンプルなデザインは、そのカラーリングも相まってサイト風景を格上げしてくれますね。
そんな収納ボックスをさらに便利にできるDIYアイディアが「テーブル化」。なんと予算300円ちょいでできちゃうんです! 素材は、セリアのすのこ3枚だけ。
2つに分けて収納可
2分割式だから、ちょうどボックス本体の高さにスッと入ります。
すのこを解体し、フタの幅に合わせて桟をカットしたら、外した板をボンドで留めるだけの簡単ステップ。どう作っていいかわからなかった方も、ぶきっちょさんでも大丈夫!
今回は、無印良品収納ボックス・大サイズ用のテーブルの作り方をご紹介していきましょう。
作り方① すのこを解体する
桐すのこ3枚を用意
セリアの桐すのこ(33×37cm)を3枚用意します。サイズが無印良品の収納ボックスにシンデレラフィットなので、加工の手間がグーンと省けるんですよ。
1枚をバラす
すのこ1枚をバラします。手でバキバキと解体できましたよ。細い隠し釘があるので、ペンチで引き抜きます。
作り方② すのこをカットする
すのこの角と桟を切る
赤い印のように、2枚のすのこにカット線を描きます。四隅はボックスのフタ内側の曲線に合わせます。
①のすのこをカット
①のすのこの骨組みをノコギリで切断します。①は1マス分を残す形になります。カットした余りの板も使用するので、細い桟(サン:床の下にわたす横木)を外しておきます。
②のすのこをカット
②のすのこの桟を切断します。板ギリギリでカットするようにしてください。こちらの余りの板も、桟を外します。
角をカットし、サンドペーパーをかける
続いて、すのこの角をノコギリで切り落とし、粗目としては通常の180~240番のサンドペーパーで丸く削ります。
カット完了!
すのこを表に返します。2枚のすのこの基本形ができました。
作り方③ 板を接着する
バラした板を接着
すのこをフタにはめ、木工用ボンドで、バラした板を隙間に接着します。ボンドが乾いたら、ひとまずこれで完成です!
プラス108円でグレードアップ!
見映えアップと汚れ防止のために、ダイソーの水性ニス(色:チーク)で塗装しました。
塗装する前に、320~400番の細かい目のサンドペーパーをかけて表面をなめらかにしておくと、仕上がりがキレイです。
完成!
これで出来上がりです! キャンプに持って行って、使う日が待ち遠しいですね。
さて、ここでもう1つ、クルッと丸めて持ち運べるテーブルの作り方もご紹介しましょう。
おまけ・ロールトップ式も作ってみた!
荷物に合わせて、お好みで選んでみて!
入れるものや、車載スペースに合わせて、2種類のテーブルが選べますよ!
ロールトップ式(画像右側)も、作り方はとってもカンタン。
パーツを全部バラす
3枚のすのこを全てバラします。そのうちの2枚の板は、フタの曲線に合わせて角を丸くします(画像右端2枚)。バラした桟のうち4本は、テーブルを乗せる台にするため、取っておきます。
ロールトップ式の材料は
用意するのは、ダイソーのGIベルト110cm×1本、工作用タッカー、別売りのタッカー専用針。
ベルトが手に入らない場合、布製のカバンテープで代用できます。
ベルトを切り、切り口を炙る
ベルトをカットします。51cmのものを2本作り、切り口がほつれないようにライターで炙って溶かします。
カバンテープの場合は長さを53cmにして、端を裏側に1cm折り返します。
テープで仮止めし、タッカーで打つ
板の隙間を2mm間隔に調整します。2mm厚のものを挟みながら板を並べ、テープで仮止めします。タッカーで、2本のベルトを板に打ち付け、固定します。
スペーサーの棒を加工
テーブル板を載せた時、フタの裏の出っ張りをクリアするためのスペーサーを作ります。
バラしたすのこの桟4本を長さ25cmに切り揃え、フタの際の隙間に置いて使用します。
ロールトップ式、これで完成!
4本のスペーサーを配置し、テーブル板を広げるだけ。こちらは木の色を活かし、ダイソーの水性ニス(色:乳白色)で塗装しました。
収納サイズは
スペーサーを中心に入れてクルクル巻き、ベルクロテープで止めて収納しています。
中のものに応じて、一緒にコンテナの中に入れても、分けて持ち運んでも、どちらでもOK!
▼2分割式テーブル 材料費(税込)
桐すのこ:108円×3枚(セリア)
水性ニス・チーク:108円(ダイソー)
合計:432円
▼ロールトップ式テーブル 材料費(税込)
桐すのこ:108円×3枚(セリア)
GIベルト:108円(ダイソー)
タッカー:324円(ダイソー)
タッカー専用針:108円(ダイソー)
水性ニス・乳白色:108円(ダイソー)
合計:972円
※ノコギリ、ペンチ、サンドペーパー、木工用ボンド、刷毛、ライター、ベルクロテープは含みません
今1番アツいDIYテーブル、サクッと作って楽しもう!
大流行中のコンテナテーブル、思ったより安価に、そしてカンタン作業で手に入ります。どちらのやり方でもサイズを工夫すれば、お手持ちのコンテナにフィットしたテーブルが作れるかも?
ティータイムに、焚火の団欒に、ちょっとしたサブテーブルとして様々な使い道を楽しんでくださいね!
Enjoy making and using container-box table.
コンテナボックステーブルを、作って・使って・楽しもう。
-
関 美奈子の記事はこちら