初心者が持て余しがちな「キャンプの自由時間」
一通りの設営も終わる頃の14時から、夕飯前の17時。この時間を待ちに待ったフリータイムと喜ぶ人もいれば、さて何しよう……とちょっと考えてしまう人もいるのでは?キャンプを始めたばかりのビギナーならなおのこと、何をして過ごしたら良いかわからず持て余しがちなこの時間帯。
できるだけたくさんの楽しい思い出と一緒にキャンプ場を後にできるよう、自由時間の充実化について考えてみましょう!
退屈にさよなら! 自由時間が”盛り上がる” 7つのアイディア
アイディア① 時間のかかる料理にトライ
この後に控えるゴールデンタイム、つまりバーベキューや晩酌のため早めに準備を始めて、凝ったメニューを作ってみましょう。スモーカーやダンボールを使った燻製、ダッチオーブンでの煮込み料理などイベント感があるものは、作る行程から楽しめます。
子供と一緒なら、ちょうどおやつの時間帯でもあるのでおせんべいを焼いてみるのも楽しいですよ。市販のせんべい生地は少し割高ではありますが、炭で焼く味は格別!
いろいろな味を楽しめるのも、キャンプならではです。
手焼き草加せんべいキット 職人気分DX(秘伝のタレ付き)
●内容量:お煎餅生地/プレーン12枚、青のり12枚、胡麻12枚、タレ/秘伝のタレ(醤油タレ100ml)、道具/焼き網、タレ付け椀、はけ、返し箸
この時間を利用して、普段使っているツールで少し変わったメニューを試作するのも良いですね。ホットサンドメーカーでご飯を焼けば、パリパリのおコゲがおいしいライスバーガーもできますよ!
アイディア② キャンプ場主催のイベントに参加する
キャンプ場によっては、体験イベントを主催しているところもあります。ピザやお菓子づくりなど、自分で道具や材料を準備していく手間がかからないのは、楽!事前予約が必要なものも多いので、よく調べてから行くようにしましょう。
アイディア③ アウトドアのハウツーを子供と学ぶ
普段なじみのないアウトドアアクティビティは、子供にとっても珍しいもの。ペグの打ち方や薪割りなど、出来る範囲で触れさせてあげることで好奇心を育てましょう!アイディア④ 「遊び道具」をプラスしてみる
好奇心旺盛な子供の興味はうつろいやすいので、頼れる道具もあると安心です。ここでもスラックラインなど、アウトドアらしい遊びを積極的に取り入れたいですね。リングをトスしてフックにかけるだけというリングダーツは、単純ながら意外と大人も夢中に!
スラックライン WCP Slackline Glitterline 15m
●サイズ:5cmx15m
●重量:2.6kg
●材質:/ベルト:ポリエステル/ラチェット:鉄
●耐荷重:4t
●重量:2.6kg
●材質:/ベルト:ポリエステル/ラチェット:鉄
●耐荷重:4t
キャンプのお供に購入しました。
体幹を鍛えるには良いアクティビティですが、中々難しい。
あまり頑張ると、筋肉痛に!
出典: Amazon
アイディア⑤ 絵の具遊びをしてみる
2~3歳くらいの小さな子供なら、絵の具遊びも喜びますよ。家だと汚れが気になってできないものこそ、アウトドアが絶好のチャンス!アイディア⑥ オリエンテーリング遊びに参加して大冒険!
小学生以上の子供なら、広大なキャンプ場の散策を兼ねた「オリエンテーリング遊び」もおすすめ。キャンプ場の地図にいくつかスポットをマークして、そこを通ってゴールします。コンパスを使って方角を確かめながら進めば、気分は冒険そのもの! くれぐれもキャンプ場内で迷子になることのないよう、大人もしっかり付き添いましょう。
アイディア⑦ サイト内を整理しておく
設営直後はきれいなはずのサイトですが、案外すぐに散らかっていきます。お菓子のゴミや空いたペットボトルなど、この隙間時間に少しずつ片付けておくと後々楽です。これらの過ごし方は、時と場所を間違えると実践しづらい場合もあります。現地での限られた時間を楽しくするコツや、新鮮な体験で退屈しないテクをチェック!
キャンプの自由時間を持て余さない「3つのコツ」
コツ① 高規格キャンプ場を選ぶ
何も無い広いフリーサイトキャンプ場は、慣れていないと何をして良いかわからず持て余しがち。初心者なら施設が充実していてイベントも多い「高規格キャンプ場」がおすすめです。ファミリーキャンプメインなら、遊具の有無も確認しておくと良いですね。
コツ② やりたいことを決めていく
ノープランで行き、現地で暇に気づいても時すでに遅し。事前に何ができるか・やりたいかをある程度リサーチしておくと良いでしょう。CAMP HACKトップページの検索窓に「キャンプ 過ごし方」「遊び」といったキーワードを入れて検索すれば、いろいろな記事からヒントが得られますよ!
コツ③ 「苦手」を「得意」に変えてみる
料理にせよ設営にせよ、時間がある時こそ腕を磨くチャンスです。いつも家ではキッチンに立たないお父さんが料理をしたり、お母さんがタープをたててみたり。「できた!」の達成感を得られるのは大人でも嬉しいもの。そんな経験値アップも、キャンプだからできることです。
楽しむ一番のコツは「やることを詰め込みすぎない」
おすすめの過ごし方を紹介してきましたが、究極を言えば「何もしない」のも一案。自然の中でのんびり過ごすだけでも、相当な贅沢です。一泊ならあっという間のキャンプ、自分のペースに合った過ごし方で無理なく楽しみましょう!
スマートにキャンプするために
何も気にせず楽しみたいキャンプですが、時間は限りあるもの。チェックアウト間際に慌てないために、寝る前・起床後にやっておきたいことをチェック!What Do You Do To Pass The Time At Camp?
キャンプの自由時間、何する?