インダストリアル感を演出する塩ビパイプのアレンジ術

不定期ですが、行っているDIYer(s)のキャンプロケ。期間が空いてしまいましたが、久しぶりに行って参りました。そして、せっかく行くからにはということで、キャンプで使えるアイテムを編集部員自らDIY。本記事では塩ビパイプとFPS材を組み合わせた棚の作り方をご紹介します。
キャンプと言えど、家にいるかのように楽しみたいのが食事。美味しい料理に舌鼓を打ったり、淹れたてのコーヒーでまったりしたいと思う人も多いのではないでしょうか。そうなると必要になってくるのが調理道具。
野外だからなるべくコンパクトにまとめたいところですが、なんだかんだ持ち物が多くなってしまいますよね。さらに、その道具もボックスに入れっぱなしだと、いざ使おうという時の出し入れが面倒。そんな声が多くあがったので、ちょうどいいサイズ感かつ、コンパクトにできる棚で、この悩みを解決してしまおうということで2段の棚をDIYしてみました。
今回の棚作りでキーマンとなったのが塩ビパイプ。ホームセンターで購入することができ、軽量かつ加工もしやすいということでDIYの人気資材なんです。
材料
・2×10材 1,220mm 1枚・1×10材 1,220mm 1枚

・塩ビパイプ 2m 2本
・DVエルボ(L字のもの)4個
・DVチーズ(3口の継手) 8個

作り方
STEP.01 塩ビパイプをカット
塩ビパイプはホームセンターで購入後にカットしてもらえますが、今回はBOSCHのジグソーを使って自分でカット。上記のサイズと本数に合わせてカットしていきました。

STEP.02 塩ビパイプを仮組みしてサイズの確認
カットした塩ビパイプを2脚分を仮組みして、サイズの確認をします。この際、しっかりと固定させる場合はゴムハンマーを使いましょう。



STEP.03 棚板を塗装
外で使うことを意識したプロダクトなので、棚板もワトコオイルで塗装。木材本来の美しさを保ちつつ、温もりや味わいのある仕上がりにしました。

STEP.04 塩ビパイプをアイアン風に塗装
今回のDIYの肝でもあるアイアン風塗装に入ります。
砂粒ほどの粒子が入っており、その名の通り表面をザラザラした質感に仕上げることができる下地塗料なんです。この塗料に合わせてマットな質感を狙ってチョークボードスプレーを使用しました。

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まずは塩ビパイプにハケを使ってザラザラベースを塗ります。
ザラザラベースの塗装が終わり、乾燥したのを確認したら続いてチョークボードスプレーで塗装します。


STEP.05 塗装後のパーツを組み上げて完成
棚板、塩ビパイプの脚ともに塗装の乾燥が確認できたら後は組み上げていくのみ。塩ビパイプの塗装が剥げないように優しく組んでみました。
完成!


そして、この棚は現場で活躍したのかどうかのキャンプの模様は下記にてチェックできますので、そちらもお忘れなく。また、棚以外にもいろりテーブルやキャンプチェア、スタンディングテーブルもDIY、さらにはスウェディッシュトーチの実践なんてこともしたので併せてご覧ください。
ぜひ参考のうえ、ご自身でもギアをDIYしてキャンプをより楽しんでください!!
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