太陽光や焚き火の熱などを利用してアウトドアで発電可能なオフグリッドギアが数々登場するなか、新たに水の流れを利用して発電可能なギアが登場します。
現在 Kickstarter でプレッジ中の Estream は、風力発電と同じ原理で、水流によりタービンを回して発電します。発電した電気は本体下部のリチウムイオンバッテリーに充電され、4.5時間でフル充電。USB を介してスマートフォン、GoPro、タブレットPC などに供給が可能。容量は6,400mAh なのでスマートフォンなら2回分ほどとなっています。
ボディサイズは直径 6.5cm×長さ24.5cm、重量 800g。500mlペットボトルと比べると直径はほぼ同じで、5センチほど長いサイズ感です。
カヴァーを外して折りたたまれたブレードを広げ、ペグとロープなどで固定して水流にさらしておけば自動的に発電し充電。例えばカヤックツーリングでは、カヤックを漕ぐ際にトローリングの要領でこの Estream をけん引しながら充電することもできるし、流れのある川では夜寝ている間に充電することも可能です。
また、ブレードは折りたたんで収納することができ、充電した電気を利用してLEDランタンとして使えます。
Estream は現在 Kickstarter にて出資を募っており、日本からでも本体価格180ドル+送料30ドルでプレッジ可能です(2016年8月23日現在)。既に目標額は達成していて、出荷は2017年1月以降に予定されています。
- 製品名
- Estream
- メーカー
- enomad
- 価格
- $180〜(2016年8月24日現在、送料別)
- 購入
- Kickstarter