GoPro が同社初のドローン Karma と新しいアクションカメラシリーズ HERO5 をメディア向け発表会で日本初披露しました。
Karma は GoPro が初めて手掛けるドローンですが、様々なシーンでの撮影を可能にするマウント・アクセサリー類の豊富さが特徴の GoPro としては、アクションカメラ HERO シリーズの数あるアクセサリーの1つという位置づけでドローンを発売するのは自然の流れなのかもしれません。
Karma の一番の特徴は、コンパクトで携帯性がありバックパックスタイルで持ち運べること。Karma のセット内容は、ドローン本体、タッチスクリーン搭載のコントローラー、スタビライザー、手持ち撮影用のハンドグリップで、この全てを収納できる専用バックパックがついています。
ドローン本体の重量は1006グラム。操作はタッチスクリーン搭載のコントローラーで、フライト時間は20分。最高速度は秒速15m、最大距離は1000m、最大飛行高度は4500mとなっています。
また、スタビライザーをドローンから取り外して付属のハンドグリップにも取り付けることで手持ちのジンバルとして使えるのも特徴。ブレの少ない映像を撮影することができます。
日本での発売時期と価格は未定ですが、発表会では「日本では今年の秋に発売したい」というアナウンスがありました。アメリカでの価格は799.99ドルと発表されているので、日本でもドローン入門機として魅力的な価格になりそうです。ジンバルとしても使えることを考えるとかなりお得と言えるかもしれません。
また、同時に新しいアクションカメラシリーズ HERO5 が発表されました。
Hero5 の2モデル共通の新たな機能として、4K/30fpsでの撮影、音声によるコントロール、クラウドへの自動アップロードなどが加わっています。例えば、両手がふさがるフィッシングや、サーフボードの先端に取り付けた時など「GoPro、ビデオスタート」「GoPro、写真」といったボイスコマンドを使ってハンズフリーで撮影できるので、使い勝手がかなり向上します。
また、防水性能はハウジングなしで水深10メートルまでサポート。ハウジングによる音のこもりがないため、より臨場感のあるビデオ撮影ができそうです。
さらに、上位モデルの HERO5 Black では背面に2インチのタッチディスプレイを搭載。静止画の解像度も12メガピクセルで、RAWモードとWDR(多重露出)モードでの静止画撮影に対応しているので、逆光などのシーンでも顔が暗くなりにくいのは嬉しいところです。
発表会では、HERO5 Session の価格を当初の発表よりも低価格にするアナウンスもあり、性能が上がりながらも価格は抑えられているところからも今回のニューモデルにかける GoPro の意気込みが伝わってきました。HERO5 Black、HERO5 Session はいずれも10月2日発売の予定。
- 製品名1
- Karma
- 価格1
- 未定
- 製品名2
- HERO5 Black
- 価格2
- ¥47000(税別)
- 製品名3
- HERO5 Session
- 価格3
- ¥36000(税別)
- メーカー
- GoPro