おいしい赤身肉って難しい?
ちょっと分厚い赤身のステーキ肉を美味しく焼くのって難しいと感じている人は居ませんか? ただ焼くだけでなく、ちょっとしたコツと手順を守ることで、実はお店のようなステーキがキャンプやBBQでも簡単に作ることができるのです!焼く前の4つのポイント
ポイント① クーラーから30分前に出して焼く前に常温に戻す
まず、やりがちなのは冷蔵庫を出してすぐに焼くこと。これは、フライパンの温度が急に下がって焼きムラの原因に……。調理の30分前に冷蔵庫から出して常温に戻しておくことで解決します。もし、肉を冷凍しているのなら、急に常温に置くのではなく冷蔵庫での解凍後、常温に戻して下さいね。
ポイント② 肉の表面にオリーブオイルを塗る
赤みは脂肪分か少ない分、パサつきやすい一面があります。そこでひと手間! オリーブオイルを塗り、表面をコーティング。そうすることで、少ない油分をカバーししっとりと焼き上げるとともに、焦げ付き防止にも一役買ってくれます。ポイント③ 塩・こしょうは焼く直前にふる
いかに肉汁を閉じ込めることができるのかが出来上がりを左右する赤身肉は、調理の直前で塩・こしょうを振るようにしてください。美味しさの元となる肉汁をしっかりキープすることができます。ポイント④ フライパンはアツアツに熱しておく
ここまでの下準備で肉汁を閉じ込める準備はできました。それを一瞬で閉じ込めるためにも一気に焼き目をつける必要があります。そのため、フライパンは「ジュッ!」っと音がするくらいアツアツにしておくことが大切なのです。焼く順番のポイント
①片面を強火で30秒~1分焼く
②弱火で1分焼く
③片面を焼いたら、ひっくり返すのは1回だけ
④裏返したら強火で30秒焼く
⑤弱火に落として1~2分焼く
好みの焼き上がりに仕上げるために、焼く時間を調節してください。どの焼き方でも共通なのは一度しかひっくり返さないこと。美味しい肉を焼くコツは、じっくり待つことが一番重要なんですね。ちなみにこれは基本ですが、ステーキの焼き上がりには、柔らかい順番に①レア②ミディアムレア③ミディアム④ウェルダンの4つがあり、レアが一番生に近くウェルダンはしっかり火が通った状態になります。
焼き終わったあとのポイント
ここが重要!アルミホイルで包んで3~5分寝かせる
時間通りに焼いて、すぐ食べてはダメ! アルミホイルにしっかり包んで3~5分寝かせることで余熱でじっくり火が通り、肉汁を留めることができます。お店の味に近づけるポイントです。柔らかく仕上げることができるので、ぜひチャレンジしてみてください!
美味しい赤身肉でワンランク上のBBQを!!!
美味しい赤身肉を焼けるテクニックに難しいことは一つもありません。一度焼いたら、自然と次もできてしまうほど分かりやすく簡単なものばかり!自分へのご褒美に、パーティーの目玉にと美味しい赤身肉をぜひで楽しんでくださいね。BBQ changes with authentic steak!
本格ステーキでBBQが変わる!