米ポートランドのスタートアップ The PNW が開発した Sea to Sky はポケットサイズで携帯できるバックパック。キャリーポーチに収納すると12.5cm×7.5cm程度ですが、広げれば24Lのコンパートメントを擁するパックになります。重量は約156g。かなり軽いです。
上部の開口部をロールしてバックルで留める仕様で、フロントのジップポケットからも物を出し入れできます。左右に設けられた大き目のサイドポケットも重宝しそう。
ファブリックは30Dのコーデュラナイロンを採用しており、メーカーは高い耐水性をアピールしています。ただ、ジップが止水加工されているとは言え、水没には耐えられないとのことなので、ドライバッグ的な用途には適さないでしょう。
ショルダーストラップは内側がメッシュ地になっています。また、チェストストラップのバックルが非常時に使うホイッスルにもなるというギミックも。
フロントジップはリフレクターとしても機能します。
コーデュラならではの耐久性と防水性を備え、山小屋1泊くらいに応じる容量があり、超軽量で携帯できる――水辺のアクティビティにも問題なく使えるでしょうし、ミニマルなULザックを求める向きにも丁度良さそう。より大きなバックパックに忍ばせておいて、テン場に着いてからサブのバッグとして使うのもいいのでは。あるいは、スーパーマーケットで買ったものを詰め込むエコバッグとしてなど、デイリーユースにもハマるでしょう。
バランスが良く、それゆえに汎用性が高いモデルだと思います。
Sea to Sky は Kickstarterでプレッジを募集中ですが、すでに目標額を突破し製品化が決定。日本への発送にも応じます。
- 製品名
- Sea to Sky
- メーカー
- The PNW
- 価格
- $59~(2017年7月7日現在、別途送料)