庭で焚火を楽しむファイヤープレース【写風人の駒ヶ根アウトドアライフ~第2章#10】

裏庭に作った便利なファイヤープレース

今回は、普段の駒ヶ根ではなく岐阜の自宅よりお届けします。

誰にも気兼ねすることなく焚火を楽しみたいという思いから、2019年にあることを決意しましたが(詳細は後述)、岐阜の自宅にその環境がない訳でもありません。


これは自宅の裏庭にあるファイヤープレースです。裏庭からはなだらかな里山に続くので、折木や倒木なども豊富にあり、山から拾い集めた石で簡単に囲いました。倒木を長いまま横たえられるように囲いを1か所だけ開けて、燃え尽きる度に原木を押し込んでいく焚火スタイルです。

囲いを開けた両サイドには、同じ高さの平らな石に焼き網やグリルを置けるようにしています。焚火料理以外には、薪ストーブ用のクズ薪もたくさん出るのでそれらの焼却処分場も兼ねています。


薪の調達方法


ストーブ用の薪は土木関係の知り合いからどんどん運ばれてくるので、森暮らしの駒ヶ根よりも多いほど。ただ、中には朽ちた原木も含まれているので、焚火にしか使えないものもあります。


それら焼却仕切れない原木は心置きなく焚ける駒ヶ根行きとなり、少し不思議な光景に見られる時もありますが、ルーフキャリアに積んで運びます(車内に入れるには、ちょっと抵抗ありますしね……)。駒ヶ根では特に決まったファイヤープレースはありません。

お気に入りの場所で手軽な焚火スタイル


こちらは好きな場所でその時々の原木に合わせた焚火スタイル。寒い南信州では、極太の原木を一日中焚いていることもあります。


今年はグリップスワニーさんの焚火用ダウンジャケット「FIREPROOF DOWN JKT」を購入。寒さに震えることなく野外作業もこなせます。しかも生地は焚火に強い難燃素材「FIRESHIELD」が使われ、万が一、炎に接しても燃えにくくて安心。ダウンジャケットに穴が開いたら悲しいですからね……(実は何度も経験しています)。

この土地は中央アルプスの麓にあり、遙か昔に岩石が押し流されていた地形なのか、やたらと岩が多いです。

大きな岩場があるところはファイヤープレースに最適


この大きな岩場を焚火に利用すると輻射熱(ふくしゃねつ)で暖かくなり風除けにもなるので、ここが一番のお気に入り。


その隣にはティピの焚火台を設置してガーデンファイヤープレース風にしています。


購入を検討している新作のファイヤーボウル

出典:FIRESIDE
デッキ続きのガーデンにしたいので、ファイヤーサイドさんから新発売された「ファイヤーボウル ヤビィ」を買おうか検討しています。

出典:FIRESIDE
ベースとボウルは、錆びた鉄の味わいを楽しむコールテン鋼でできており、同素材のティピと併せて設置すれば、お洒落なかがり火のようになるかもしれません。


最大のポイントは、8ミリ厚の鉄製グリルが標準装備されているので、余分な調理道具など必要なく焚火の炎を眺めながら鉄板料理を楽しめること。鉄製グリルさえ外せば雨ざらしにできるし、パーツ毎に分ければ大1人で持ち運びできます。

この春に向けてご報告です


実は今年に移住することを決意しました。それに向けて、先ほどご紹介したファイヤープレースを先日工事したのです。薪棚への搬入動線が人力で運ばなければならないため、軽トラを横付けできる坂道を作りました。これによってお気に入りの岩も撤去されてしまい、新たなファイヤープレースを思案中です。

春には南信州へ移住する計画です。充実した駒ヶ根アウトドアライフが送れるようになるには、まだまだやりたいことが山積み。その経過も随時ご報告したいと思います。

写風人さんの過去の連載はこちら

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