GoToトラベルキャンペーンが東京も対象内に!
今や耳にしない日はない“GoToトラベルキャンペーン”という言葉。観光需要の喚起策として7月22日より導入されている政府の助成事業で、「国内旅行をお得に楽しめる!」と昨今注目を集めていますよね。そして、10月1日からは東京都もそのキャンペーンの対象内に。「都会の喧騒から離れ、心身ともにリフレッシュしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
キャンプ場も対象内って知ってた?
GoToトラベルキャンペーンを使ってお得なグルメ旅や観光スポット巡りをするのも良いですが、自然豊かな場所でのんびり過ごすのも魅力的ですよね。しかし、GoToトラベルキャンペーンの対象の鍵は“旅館業法の許可”。キャンプは該当するのでしょうか? キャンプ場検索予約サイト「なっぷ」のコンサルタント 松本さんに話を伺いました。
イトキン
のっけから質問なんですが、キャンプはGoToトラベルキャンペーンの対象ですか?
なっぷ松本さん
もちろん、キャンプ場もその対象となります。ただし、あくまでも「旅館業の簡易宿所営業許可」を取得している施設のみが対象となりますので、コテージやバンガロー等がその該当。
通常の持ち込みテントサイトなどはもともと簡易宿所営業許可が必要ないため、キャンペーンの対象とはなりません。
通常の持ち込みテントサイトなどはもともと簡易宿所営業許可が必要ないため、キャンペーンの対象とはなりません。
イトキン
なるほど。そうなるとすべてのキャンプ場に適応されているわけじゃなさそうですね。
なっぷ松本さん
そうですね。現在、なっぷには4,000件のキャンプ場を掲載していますが、その中でなっぷサイト上でGoToトラベルキャンペーンの対象となるキャンプ場は100件弱(10月20日現在)。
以下の条件をクリアしているキャンプ場のみになります。
以下の条件をクリアしているキャンプ場のみになります。
【なっぷにおけるGoToトラベルキャンペーン対象となるキャンプ場の条件】
①旅館業の簡易宿所営業許可を取得していること
②キャンプ場自体がGoToトラベルキャンペーンの参加事業者登録をしていること
③オンラインカード決済を導入していること
④なっぷのGoToトラベルキャンペーンに同意していること
GoToトラベルキャンペーンを活用すれば宿泊料金が通常の半額に!
イトキン
そもそも、GoToトラベルキャンペーンを活用するとどれぐらいお得なんですか?
なっぷ松本さん
GoToトラベルキャンペーンは宿泊代金が最大35%が割引(※1)になるお得なキャンペーンです。加えて、15%相当の地域共通クーポン(※2)が付与されるため、実質代金の50%分がお得になります。
※1 上限は1人1泊当たり14,000円 ※2 上限は1人1泊当たり6,000円
イトキン
50%ってスゴいですね!
なっぷ松本さん
例えば、一泊50,000円のバンガローを二人で利用する場合、合計50,000円のコテージの35%「17,500円」がまず宿泊代金から値引かれます。なので、お支払する宿泊代金としては残りの「32,500円」。
ここに、50,000円の15%となる7,500円を四捨五入した「8,000円相当」の地域共通クーポンがお手元に。
ここに、50,000円の15%となる7,500円を四捨五入した「8,000円相当」の地域共通クーポンがお手元に。
イトキン
通常50,000円もする宿泊施設が、32,500円で利用できるんですか?! しかも、8,000円分の地域共通クーポン付き! GoToトラベルキャンペーン……恐るべしです!!
なっぷ松本さん
ちなみに、地域共通クーポンは宿泊施設周辺エリアのお土産屋さんや飲食店などで利用することができます。一部のキャンプ場では地域共通クーポンを利用してアクティビティなども楽しめるそうですよ。
イトキン
この機会、逃すわけにはいきませんね!
通常の宿泊代金から実質50%もお得になるGoToトラベルキャンペーン。となれば、狙うはやっぱり高価格帯の施設ですよね。そこで今回は、実際にGoToトラベルキャンペーンを利用して贅沢なキャンプを満喫することに……。
普段味わえない贅沢なキャンプが、今なら“お得”に堪能できます!
まずは、キャンプ場の予約から。ご存知の方も多いかもしれませんが、日本最大級のキャンプ場予約サイト「なっぷ」を活用すれば、PCやスマホ一つで簡単に予約することができます。オンライン予約のため電話などの手間が一切なく、手順は以下の3ステップだけ。空いた時間にサクッと予約できて便利ですよね!
①キャンプ場一覧から好きな施設を選んだら、宿泊プランの内容や利用日を決定
②当日の人数やチェックイン時間などを事細かに設定
③「お客様情報」を打ち込み、決済方法を選択したら予約完了
今回は、今年8月21日にグランドオープンしたばかりのグランピング施設「里楽巣FUJINO」を予約しました。あとは当日を待つのみ!
「里楽巣FUJINO」のご予約はこちら
予約完了!GoToキャンプ!
キャンプ当日。都心からクルマを走らせ、約1時間半ほどで「里楽巣FUJINO」に到着。
「里楽巣FUJINO」があるのは、“都心から最も近い里山”とされる藤野(神奈川県相模原市の北西部)。都心からのアクセスが良く、非常に人気の高い施設です。
ちなみに、この一見どう読むのか難しい「里楽巣」という施設名は“リラックス”の当て字で、
・自然豊かで穏やかな空気が流れる「里」
・ゆったりくつろげて遊びも充実の「楽」
・そして、心静かに落ち着いてすごせる「巣」
から取ったもの。
自然豊かな山の中にあるため、サイトの周りには美しい木々が生い茂り、まさに“リラックス”できる癒しの空間といったところです。「里楽巣FUJINO」にはテーマの異なる2種類のサイトがあり、今回筆者は写真左上に見えるRURI(ルリ)に宿泊します。
“和”がテーマのドーム型テントRURI
管理棟にいるスタッフさんに挨拶を済ませ、待望のRURIとご対面! ちなみに、クルマはデッキ手前に2台まで駐車可能です。キャンプ仲間と現地集合するのも良さそうですね。
では、気になる施設内を早速ルームツアーしていきます!
いかがでしょうか。谷に向かって設置されたデッキは100㎡以上の広さがあり、目の前に広がるこの大パノラマ!
日比谷花壇がプロデュースしているだけあって、サイト内はユーカリやコウモリラン、モンステラなどの観葉植物が綺麗にコーディネートされています。「この~木なんの木、気になる木♪」で知られる巨木、モンキーポッドでできた一枚板のダイニングテーブルも雰囲気抜群。
そして、今日の寝床となるドーム型テントの入り口を潜ると、これまた景観豊かな癒しの空間が! RURIの最大の特徴でもある“和”をテーマにした室内は、落ち着きのあるインテリアで構築され、小上がりスペースにはキャンプ場やグランピングでは珍しい畳が採用されています。
ドーム内の広さは約28㎡の広々とした空間で、大人4人でもゆっくり過ごすことが可能。手前のテーブルは掘りごたつとしても使用できるので、寒くなるこれからのシーズンも快適に過ごせそうです。
非日常感を演出するために普段はクローゼットの中へ隠されていて、施設内はスッキリ! 戸を開けると冷蔵庫やケトルなどの家電、ブランケット、アメニティなど、必要なものがひと通り格納されています。
場内にあるシャワールームにはバスタオルやドライヤーも完備。
さて、夕食まで少し時間があるので、ここでコーヒーブレイク!
「里楽巣FUJINO」には、木々のふれあいが魅力のワークショップや豊かな自然を満喫できるレジャーなど、現地で体験できるアクティビティが様々あるのですが、今回はその中の「コーヒー焙煎(600円/一人)」をオーダー。
焙煎前の生豆は無臭といった感じでしたが、10分ほど煎ると芳ばしい香りが! ちなみに、浅煎り、中煎り、深煎りと焙煎具合で味や風味などが変化するんだそう。焙煎した豆は丁寧にミルで挽き、あとは時間をゆっくりかけてドリップです。
今までコーヒーを淹れるのにこれほどまで手間や労力をかけたことがなかったので、注いだ一杯に小さな達成感。心なしか、いつもより美味しく感じます。
普段は薪を購入して焚き火を楽しむところですが、今回はいつもとは違うキャンプスタイルを体験すると決めていたので、「スウェーデントーチ」をセレクト。じわじわと燃えていく様を眺めながら、段々と日が落ちていきます。
夕方になると、スタッフさんがコース料理を持ってダイニングテーブルへ。そう、「里楽巣FUJINO」は朝夕の食事付き。
夕食は、地元藤野産の朝採れ無農薬有機野菜をたっぷり使った季節ごとの料理がコースで提供されます。
メニューは、バーニャカウダを前菜にメインディッシュには黒毛和牛のステーキ。シェフ監修の本格的な料理が計7品で構成されていました。
キャンプでするBBQも好きですが、たまにはこういった贅沢もいいですね。どれも絶品でした!
ドリンクメニューも充実しており、筆者はクラフトビールをビールサーバーで注文。「里楽巣FUJINO」に来た時から、コレを頼むと決めていました。
というのも、室内をチェックする際にビールサーバーが備え付けられており、いつでもビールを楽しめるんです!
すっかりと日が暮れ、サイトの雰囲気が一変。楽しい時間はあっという間です。ベッドメイキングをスタッフさんにお願いし、マウンテンビューを眺めながら就寝です。
翌朝6時に起床。目をこすりながらデッキへ出ると、山には朝霧が……。
朝食はセミセルフスタイル。料理は前日のうちにスタッフさんが用意し、あとは自分の好きなタイミングで温め直すだけです。この日のメニューはビーフシチューでした。
しっかりと腹ごしらえを済ませ、11時にチェックアウト。心と身体をリフレッシュできる、至れり尽くせりなキャンプとなりました。
パーティスタイルで楽しみたいなら、ECRUがおすすめ!
コチラは、“洋”がテーマのECRU(エクリュ)という部屋。最初にお伝えしましたが、「里楽巣FUJINO」には2つの部屋があり、ECRUはモダンなテイストが盛り込まれた洋風スタイルであるのが特徴です。
専用デッキのサイズは両サイトで同じですが、ECRUにのみBBQテーブルや燻製機が備え付けられています。
好きな食材を持参して自分たちで調理を楽しむことも。大人数でワイワイ楽しみたい方はECRUの方が好都合ではないでしょうか。ちなみに、ECRUは犬を連れて行ってもOKですよ!
キャンプ場に行くなら、なっぷ利用が楽そうだぞ!
現在なっぷには、GoToトラベルキャンペーンを使用できるキャンプ場が約100箇所掲載中。ひと目でわかるよう対象のキャンプ場をまとめた特設サイトがあるので、誰でも簡単に予約できます。ぜひ、この機会に“お得”なキャンプを楽しんでみてください。詳しい予約方法についてはこちら
【なっぷ担当者おすすめ】GoToトラベルキャンペーンで行きたいキャンプ場3選
最後に、GoToトラベルキャンペーンを使用できるおすすめのキャンプ場をご紹介。レコメンダーは、キャンプ場の良さを知り尽くした、なっぷ 担当の松本さんです。では、見ていきましょう!なっぷ松本さん
1つ目におすすめしたいのは、千葉県勝浦市に位置する「RECAMP勝浦」。最近では限定1区画で薪風呂付のタイニーハウスプランが新しく始まりました。
そのほかにもキャンペーンが利用できるプランが多数ありますので、お客様のニーズに合わせてお楽しみいただけます。大人気施設のため予約は埋まりつつありますが、平日はまだまだ空きがあり、更に通年営業ですので、少し先の予約も狙い目です。
そのほかにもキャンペーンが利用できるプランが多数ありますので、お客様のニーズに合わせてお楽しみいただけます。大人気施設のため予約は埋まりつつありますが、平日はまだまだ空きがあり、更に通年営業ですので、少し先の予約も狙い目です。
RECAMP 勝浦の予約はこちら
なっぷ松本さん
次にご紹介するのは、山梨県北都留郡にある「ほうれん坊の森キャンプ場」。大人数から少人数、またペットと泊まれるバンガロー等、バリエーション豊富なプランが用意されています。
GoToトラベルキャンペーンは事前に予約を行ったものは対象になりますので、5,000円で体験できるキャンプファイヤーなどもこの機会に含めてみてはいかがでしょうか。
GoToトラベルキャンペーンは事前に予約を行ったものは対象になりますので、5,000円で体験できるキャンプファイヤーなどもこの機会に含めてみてはいかがでしょうか。
ほうれん坊の森キャンプ場の予約はこちら
なっぷ松本さん
最後は、River side village Loa(リバーサイドビレッジロア)。千葉県長生郡長生村に位置する1日1組限定のグランピング施設で、ハワイスタイルにこだわったキャンプ場です。
海外旅行が出来ない今、日本でノースショアを味わうことができます。また予約時にPIZAやスペアリブ、パエリアなどオプションメニューからお好きな食事を選択することができますので、この機会に食べたいものをたくさん選んでみませんか?
海外旅行が出来ない今、日本でノースショアを味わうことができます。また予約時にPIZAやスペアリブ、パエリアなどオプションメニューからお好きな食事を選択することができますので、この機会に食べたいものをたくさん選んでみませんか?
「River side village Loa」のご予約はこちら
GoToはさらなる非日常を体験できるアウトドアパーソンにも嬉しいキャンペーンだった!
普段はもっぱらテント泊派な筆者ですが、そうじゃないアウトドアな体験は、また違う自然の表情を発見できますよ。
なかなか手が出ない価格帯でもGoToトラベルキャンペーンを使えば、それこそ非日常体験を堪能できます! 有効期間は2021年2月1日(月)チェックアウト(11月4日時点)まで。人気なキャンプ場ほど予約でいっぱいになりますので、予約はお早めに。
取材協力:株式会社日比谷花壇