X-BREAKで台風の中をドライブしてみた。スバル4WDならではの安定した走りを体感

X-BREAKで台風の中をドライブしてみた。スバル4WDならではの安定した走りを体感
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フィールドへのアプローチにクルマを使う人は少なくないでしょう。であれば、これから始まるアクティビティを最大限楽しむために、さらにはそのアプローチそのものも楽しめるように、ストレスフリーな安定した運動性能と、アウトドアにも対応した使えるユーティリティを備えたクルマを選びたいものです。たとえば、スバルのSUVフォレスターのアウトドアパッケージ X-BREAK なんてどうでしょう?

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ご存知のようにスバルは、いち早く四駆車に目をつけ、四駆(4WD)の技術を数十年に渡って磨き上げてきたパイオニア。独自のものづくりによって「スバリスト」と呼ばれるファンを次々と生み出してきたメーカーです。そんなスバルの現行ラインナップのSUVは、いずれも彼ら独自の常時四輪駆動方式であるシンメトリカルAWDを採用しているとのこと。
これは通常の4WDと違い、重量配分が完全に左右対称のレイアウトになるように設計されたシステム。4輪に荷重がバランスよくかかり、悪路や悪天候時でも安定して走ることができるのが特徴なのだとか。

今回、geared編集部では X-BREAK の試乗車を1台借りて走ってみたのですが、その性能の一端を感じるチャンス(?)に恵まれました。試乗当日、巨大な台風が首都圏を襲ったのです。暴風が吹き荒れ、路面には舗装路でありながら大きな水たまりがあちこちに発生していました。ところが、同サイズのクルマであればハンドルを取られるような大きな水たまりの上を走っても、ハンドルは意外なほどスムーズ。悪天候の中、余裕を持った走りを楽しむことができました。

エンジンは2リッター148馬力のものを搭載していて、日本の一般道や高速道路を走る上では、力不足を感じさせることはないでしょう。今回は叶いませんでしたが、登山口や渓流へのアプローチとなる未舗装林道や、積雪のある道でその走りを試してみたいところです。

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さらに、X-BREAK パッケージならではの特徴として、車内の各所に撥水加工が施されているので、海から上がって濡れたままのサーフボードやウェットスーツをそのまま積み込む、なんてこともできてしまいます。ラゲージルーム容量も十分確保されていて、後部座席を倒せばショートタイプのサーフボードは、簡単に運ぶことができます。天井にはルーフレールを標準装備していますし、助手席を倒せばさらに巨大なギアを載せることも可能です。
言うまでもなく、山スキー、山スノボのアプローチには大活躍しそうです。

季節や場所を問わず、毎週のようにフィールドで遊ぶタイプの人が選ぶなら、こういうクルマがよさそうです。頼もしい遊び仲間になってくれると思います。

製品名
フォレスター X-BREAK
価格
2,550,000円(メーカー希望小売価格・税別)
メーカー
スバル
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