キユーピーマヨネーズの裏技をキャンプ飯でもやってみたよ!

記事中撮影画像すべて:筆者

パパキャンパーのみなさん!株をあげるチャンスです!


普段料理をしないパパがキャンプだからこそ作る料理って? スキレットで豪華にステーキ、焚き火で豪快に焼き上げるチキンソテーなど「手間なく美味しい定番メニュー」ってありますよね。

でも、いつも美味しいのはもちろんだけれど、キャンプに行くたびに同じメニューを作っていると、自身も家族も飽きちゃっていませんか?


そんな、新メニュー開拓に悩めるパパにピッタリなネタを発見! なんとキユーピーのあの「マヨネーズ」を使って、驚くほど簡単で美味しいキャンプ料理が作れちゃうんです!

今回紹介するのはマヨネーズを裏ワザに使ったキャンプにピッタリのレシピ。子どもに大人気のメニューも、マヨネーズを使うことで時短ができ、美味しく仕上がります。

つけたりかけたりするだけじゃない、「マヨネーズの隠れた使い方」に挑戦していきますよ。


万能調味料「マヨネーズ」の原材料について

お菓子でも「マヨネーズ味」で多くの種類が出ていますし、いろんなものにつけて食べる「マヨラー」もいるくらい、キユーピーのマヨネーズは広く愛されている調味料。

そんなマヨネーズの原材料は、意外にも植物油・卵・酢と3つだけ。とってもシンプルなんです。


料理にマヨネーズを使うことでコクやうま味をプラスしたり、食味や食感がアップ。炒めたり、焼いたり、揚げたり、熱を加えると溶けて食材に混ざり、様々な効果を生み出せるんですね。

そんな万能なマヨネーズ。今回は、キユーピー マヨネーズのホームページで紹介されている裏技レシピをキャンプで作ってみました!

キャンプで使えるマヨレシピを3品作ってみた!

ということでキユーピー マヨネーズの「裏ワザレシピ」のなかから、キャンプで子どもに喜ばれること間違いなしの3品を選んでチャレンジします!

その1. 揚げないでできる?「えびフライ」

まずは「えびフライ」。キャンプで作ったら喜ばれそうですが、揚げ物は手間がかかるし、後処理も大変。揚げずにフライができるとなると、キャンプの定番メニューに仲間入りできるかも?


<「マヨネーズでえびフライ」材料(2人分)>
・えび 6尾
・パン粉 適量
・マヨネーズ 適量

パン粉は乾燥した細かいタイプがつけやすくて食感もよくオススメ!


スプーンなどを使って、えびの身が隠れるぐらいまでマヨネーズを塗っていきます。


塗り終わったらパン粉をまぶします。非常に簡単な工程でお手軽! つなぎがないためパン粉がつきづらいかもと懸念していましたが、マヨネーズに粘性があるので意外なほどパン粉がからみます。


キユーピー マヨネーズのレシピではオーブントースターで焼くのですが、キャンプなのでダッチオーブンでアレンジ。焦げつくのを防ぐために底にアルミホイルを敷きました。


弱火で10分ほど熱したら「揚げずにエビフライ」の完成。見た目はまるで油で揚げたよう。小麦色にこんがり衣がついています。

掲載レシピによると「熱でマヨネーズの油が分離し、揚げ油の替わりになる」とのこと。油で揚げるのと違って後始末もいらず、本当に手軽でキャンプ向きです。みなさんもぜひお試しください!

その2. 誰でもパラパラにできる!?「玉子チャーハン」

さて、続いて挑戦するのは「玉子チャーハン」。パラッと美味しく仕上げるのはなかなか難しいんですよね。マヨネーズを使って果たしてうまくいくのでしょうか?


<「マヨネーズで玉子チャーハン」材料(1人分)>
・ご飯 茶碗1杯分
・ハム(粗みじん切り) 2枚分
・ネギ(粗みじん切り) 適量
・卵 1個
・マヨネーズ 大さじ2

チャーハンにマヨネーズを加えるだけ。もちろんチャーハンの具材は、アレンジしてもOKです!


熱したフライパンに、油代わりのマヨネーズを入れてご飯を炒めてもいいのですが、キューピーのレシピによるとあらかじめご飯に混ぜ合わせたほうが、より簡単にパラパラになるとのこと。その通りにやってみます。

キユーピー マヨネーズによると、大さじ1のマヨネーズの分量は、卵の黄身とだいたい同じ大きさ。軽量スプーンがないときの目安にしましょう。


一般的に、チャーハンは高火力が命。火力が弱いと米の水分が飛ぶのに時間がかかり、なかなかご飯もほぐれないのですが……。

今回はCB缶のシングルバーナーを使って、よく熱したフライパンにマヨネーズを混ぜたご飯を入れ、あえて強火ではなく中火で炒めてみました。すると、あっという間にパラパラになっていくではないですか!


ハムとネギを加えて炒めたあと、ご飯を片側に寄せて空いたスペースに溶き卵を投入。混ぜ合わせたら完成です。


いつもより短い時間で完成しました。ご飯の粒が見事にほぐれ、見事な出来栄え! 本格的なチャーハンのようです。


パラッと仕上がる理由は、マヨネーズ中の卵黄と乳化された植物油が、ご飯の一粒一粒をコーティングするため。

さらにコクもアップして、美味しさ倍増。時短にもなるので、キャンプ料理にもってこいですね。シンプルな玉子チャーハンですが、この裏ワザを使えば家族から一目置かれること間違いなし!


その3. 果たして膨らむのか?「ホットケーキ」

最後に挑戦するレシピは「ホットケーキ」。えっ、甘いものにマヨネーズ? 果たしてうまくいくのでしょうか。


<マヨネーズで「ホットケーキ」材料(2人分)>
・ホットケーキミックス 150g
・卵 1個
・牛乳 80ml
・マヨネーズ 大さじ1と1/2


材料にマヨネーズを入れて混ぜ合わせます。けっこうな分量なので「マヨネーズ味になってしまわないかな」と不安になります。


フライパンに薄く油をひいて温め、フライパン全体にいきわたるように。生地を弱火でじっくり焼いていきましょう。ホットケーキは糖分を含んでいるため、とても焦げやすいんです。必ず弱火をキープ。


うまくふんわりと焼けました! ホットケーキがなかなかふんわりとならないのは、小麦粉のたんぱく質がかたく結合してしまうから。

生地にマヨネーズを混ぜて焼くと、乳化された植物油や酢の影響で、生地が膨らみやすく、やわらかに仕上がります。


さらに表面はサクッとした食感です。食べてみるとマヨネーズの味は全くしません! 食感もよく、もちもちの美味しいホットケーキができました。

マヨネーズを使ったレシピは正真正銘「キャンプ向きの裏ワザ」だった!


今回紹介した3品はいずれもお子さんだけでなく、家族や仲間でも楽しめるレシピです。マヨネーズを使うことで手間なく作れて驚きの時短&美味しさがグレードアップ!

キャンプで披露すれば周りのみんなから喜ばれること間違いなしですよ。万能なマヨネーズ、これからのキャンプご飯作りにぜひ活用してください。

執筆:高久浩一

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