おでんが美味しい季節です
山やキャンプなど外で食べるごはんは、普段の何倍も美味しい。とはいえ外は不便だし、キャンプ道具は重たくてなかなか重い腰が上がらない……なんて方も多いのでは?こちらの連載では、気軽に持ち運べて料理をするのに欠かせない熱源「ワンバーナー」を使ったキャンプ料理を紹介していきたいと思います。
冬ならではの外ごはんを楽しみたい!
今年もいよいよ残すところわずかですね。寒くなってきましたが、冬にしか見られない景色や寒いからこそ楽しめる外ごはんのメニューもあったりと、冬ならではの魅力もあります。冬のアウトドアは、何と言っても火を囲って温かいごはんを食べるのが至福の時間。今回は冬の定番「おでん」を、少し変わった形で楽しめるレシピをご紹介します。
普段のおでんを楽しみつつ、遊び心もあり、ご家族やご友人と盛り上がること間違い無し! それでは、早速レシピのご紹介です。
変わり種巾着のおでん(2〜3人分)
〈材料〉
・煮汁
だし汁 500ml
醤油 大さじ1
みりん 大さじ2
塩 2つまみ
・おでんに入れたい具材(大根・こんにゃく・ちくわ など)
・油揚げ 4枚
巾着の具材は、今回ご紹介するレシピ内を参考にお好みでご用意くださいね。煮汁は密閉容器にすべての材料を入れて持参します。
大根やこんにゃくなど下茹でが必要なものや火を通すのに時間がかかるものは、あらかじめ家で済ませて密閉袋に入れておきます。油揚げは油抜きをし、半分に切っておきましょう。
一品目はチーズ×トマト
ひとつ目の変わり種巾着の中身は「モッツァレラチーズとトマト」。油揚げが出汁を吸って、口に入れた時にジュワッ……! チーズのまろやかさとトマトの酸味の相性もとても良い、オススメの組み合わせです。斬新!カレー風味の巾着
ふたつ目の変わり種巾着の中身は「ツナ・チーズ・カレー粉・卵」。ツナ大さじ2、とろけるチーズ大さじ1、カレー粉小さじ1(巾着2個分)を混ぜ合わせて、巾着の中に詰めて上に卵を落とします。
スパイシーなカレーの風味とだし汁が合わさって、食欲の進む一品! 卵は半熟や固茹でなど、お好みで火を通してくださいね。
おつまみにもオススメの“キムチ風味”
三つ目の変わり種巾着の中身は「納豆・キムチ・もち」。これは間違い無く合いますよね。普段のもち巾着に納豆とキムチを加えるだけで、食べ応えのある一品に早変わり! キムチは白菜がオススメです。シュウマイでボリュームアップ!
最後の変わり種巾着の中身は「シュウマイとトマト」。簡単にがっつりなメニューを食べたい人はこれ。出汁を吸ってよりジューシーになったシュウマイにトマトが合わさることで、さっぱりといただけます。変わり種巾着のみでも良いのですが、やっぱりおでん定番の具材も食べたい! というのが本音。大根やこんにゃくなどお好みの具材を下に敷き詰めてから、だし汁を加えます。
具材を詰めた巾着の口を爪楊枝で止め、更に鍋に並べて火にかけます。沸騰したら弱火にして12〜13分で完成!
巾着の中身を楽しみに、みんなでお鍋を囲って熱々のおでんを食べたら寒さも忘れちゃうかも……! 是非この冬の外ごはんにお試しください。