【安全な女子ソロキャンプのために】取るべき対策と持っておくべき心得

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女子ソロキャンプを安全に楽しむには?

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漫画や雑誌などの影響もあり、近年“女子ソロキャンパー”が増えています。実際にキャンプ場で見かけたことや、ご自身が「行ったことがある」という方もいるのでは?

でも楽しい反面、女性が単身でキャンプをするという行動にはそれなりの危険が伴います。

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野外で寝泊まりをするという状況自体は全フィールドキャンパーに共通していますが、女性一人となると残念ながら危険度が上がってしまうのが事実。

具体的には、どんな危険が想定されるのでしょうか。まずはそこから見ていきます。


女子ソロキャンプに潜む危険

近隣サイトとのトラブル

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女子ソロキャンパーのブログやSNSを見ると、自分のサイト付近の利用客とのトラブルも伺えます。例えば「知らない人がテントの前に居座ってしまい、なかなか帰ってくれず困ってしまった」というエピソードも。

夜間や就寝時のトラブル

暗い_キャンプ場
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トラブルは、暗くて人気のない夜間や就寝時に起こりがち。「寝ている間に他人が入り込んでいて、いつの間にか写真を撮られていたことを後日SNSで知った」という、ゾッとするような事例の報告もあります。

盗難被害に遭う可能性も

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グループキャンプ経験者は、防犯意識が低いままソロキャンプに挑戦してしまうケースも。盗難は女子ソロキャンプに限った話ではありませんが、女性一人だと狙われる確率はグンと高くなってしまいます。

「それでも女子ソロキャンプへ行きたい!」…ならば、しかるべき対策を

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この他にも様々な危険が想定される女子ソロキャンプですが、それを恐れるあまりトライできないのは残念。そこで、しっかりとした対策と意識を持っておきましょう。

抑えておくべきポイントは、「キャンプをする場所」「防犯対策」「心構え」。この3つを軸に、準備~現地でどんなことに注意すべきかを考えていきましょう。

安全な女子ソロキャンプのための心得1:キャンプ場の選び方

まず絶対条件!電波が入るエリアでキャンプしよう

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より自然を追い求めて人気の無い奥地に行きたくなる気持ちがあっても、いざという時に連絡が取れなければ途方に暮れてしまいます。

キャンプ場を選ぶ際には、事前に電波が入る場所かどうかを確認しておくことが大前提です。

管理人常駐のキャンプ場を選ぼう

撮影:編集部
何かあった時に助けを求められる管理人がいるキャンプ場は、安心感があります。初心者やファミリー層に人気の高規格キャンプ場は管理人が常駐しているところが多く、このような場所を選ぶのがおすすめです。

女性一人の場合、河原や無料で利用できる場所でのキャンプは避けるのが無難です。

ファミリー層の利用客が多いキャンプ場を選ぶのもひとつ

ファミリーキャンプ
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せっかくソロキャンプに来たのだから、にぎやかなキャンプ場よりも静かな所でゆっくり過ごしたいと思うかもしれません。しかし、人気が少ないということはそれだけ人目につかないシーンも多いということ。

立地の特性上ソロキャンパーに人気の場所は魅力に感じるかもしれませんが、ファミリー客が中心のキャンプ場の方が、人が多いという点で危険を減らせる可能性は高くなります。

サイトはフリーより区画が安心

区画サイト キャンプ場内のどこを利用するかですが、安全面を考慮すると隣との境目が無いフリーサイトより、区切られている区画サイトを選ぶのが賢明です。

オープンな環境はサイトへの侵入もしやすくなるため、危険度が高まります。可能であれば、区画サイトの中でも管理棟に近い場所にしてもらうとより安心です。

続いては、装備の心がけ。極力安全度を高めるサイトづくりとは……?

安全な女子ソロキャンプのための心得2:装備の安全性を高める

安心できる前室付きテントがおすすめ

前室ありテント
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ソロキャンプをワイルドに楽しみたいからといって、大胆にオープンタープの下でコット寝スタイル! もちろんダメという訳ではないのですが、女性一人の場合危険度が高い設営です。

やはり、就寝中もテント外の共有スペースとの距離が取れる前室のあるテントが安心。荷物置き場にもなるため、サイトがすっきりまとまるという利点もあります。

テントの内側から鍵をかける

提供:日本一周キャンパー 野口
テントを離れる際、防犯対策としてファスナーに施錠をしているキャンパーもいますね。こちらの写真は外側からですが、就寝時は内側から南京錠やダイヤルロック式の鍵をかければ、外部からの侵入抑止に効果的です。
ITEM
Viane TSA公認 ロック ワイヤー タイプ 2個 セット
●重 量:62g
●材 質:スチール・亜鉛合金
●サイズ:30×100×12mm
●ワイヤーの長さ:143mm(金具部分を含む)
●ワイヤ径:3mm

防犯グッズを導入する

人感センサー
出典:amazon
誰かががテントに近づいてきたらすぐにわかるように、人感センサーライトを設置しておくのも一つの手。万が一サイトに誰かが侵入しても、不意にパッとライトに照らされれば侵入者も焦るため、抑止につながります。

さらにプラスして防犯ブザーも用意しておくと、なお安心ですね。
ITEM
ライテックス どこでもセンサーライトソーラー
●サイズ:132×82×90mm
●アームサイズ:130mm
●重量:約250g
●充電池:ニッケル水素充電池(3.6V、500mAh)

ソーラーだしLEDで明るいし3本足がクネクネ曲げれるのでどこでも設置しやすいのでお気に入りです

ITEM
ZIQING 防犯ブザー

一人じゃないことを装う

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大きめサイズのサンダルなど、数足の靴をテントの前に置いてカムフラージュするのも一案。複数人で来ているように見せかけることで、女子ソロキャンプということをわかりづらくします。

さて最後は、女子ソロキャンプに行く上で最も重要と言える心構えについて。意外と見落としがちなことでもあるので、要注意ですよ!

安全な女子ソロキャンプのための心得その3:振る舞い方

無防備に打ち解けすぎない

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周りのサイトの人たちと気軽に話ができるのもキャンプの魅力ではありますが、必要以上に打ち解けると勘違いされてしまうことも。オープンになり過ぎず、ある程度の距離を保って接することが大切です。

場所が特定できるキャンプ写真をリアルタイムでSNSにアップしない

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「どこのキャンプ場でソロキャンプをしている」というような内容をSNSにリアルタイムで上げることは、思わぬ危険を伴います。

SNSを利用する際には場所のタグ付けを避けたり、ロケーションが特定されないような写真に限定するなど配慮しましょう。

事前準備と心持ちをしっかりし、安全な女子ソロキャンプを!

女子ソロキャンプ
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気ままで楽しい女子ソロキャンプですが、危険もあることは忘れずに。その上で安全にキャンプを終えられるよう、準備段階から対策と心構えを万全にしておきましょう!

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