ストーリーのある灯りを所有する喜びを味わおう!

ご存知のとおり、そもそもコールマンというブランド自体、1901年にオイルランタンのレンタル業からスタートしたブランド。1914年に発売した初の屋外用全天候型ガソリンランタンは『真夜中の太陽』と称され、革命的な明るさで当時のアメリカの人々の暮らしを一変させました。
そのシンプル構造がゆえのメンテナンス性と堅牢性の高さは特筆もの。中には親子3代に渡って使い続けられているものや、釣り人によって海底から引き上げられ、錆・苔だらけだったにも関わらず丁寧に掃除をした後に煌々と光を放ち復活を遂げたという逸話もあるほど。
そんなエポックメイキングなガソリン燃焼システムを受け継ぐ286A。そのグッドデザイン・ロングライフデザイン賞も受賞したシンプルかつクラシックな佇まいには、アメリカの歴史が詰まっているんです!
このひと手間が愛おしいガソリンランタンの魅力
利便性を追求した他のランタンでは味わえない、ある種の手間も楽しめるのが286Aの大きな魅力。ちょっとした不便を楽しむことがキャンプの醍醐味ならば、これほど楽しいランタンは他にない!
確かにどこでも手に入るわけではないし取り扱いに注意を払う燃料ではありますが、だからこそ男心がくすぐられる。専用のファネルやフィラーを使いホワイトガソリンを注ぐ作業は、なぜか不思議と心が落ち着きます。
ホワイトガソリンはタンク容量の8分目まで入れるのがポイント。

燃料を入れたら、お次はポンピング。液体燃料であるホワイトガソリンを送り出すためタンク内に十分な空気圧を加えます。コールマンのホワイトガソリン燃焼器具すべてに共通する儀式的な作業です。
スイッチオンで点灯するLEDランタンでは味わえないこのひと手間こそ、286Aが多くのキャンパーたちに愛される由縁。『道具』を使うことの楽しみを感じさせてくれます。
オシャレなキャンプスタイルの1stチョイス!

100年以上も昔に生み出されたオリジナルモデルの系譜を受け継ぐ歴史ある灯りが、オシャレなサイトをさらに素敵な雰囲気に輝かせます。

ガスランタンやLEDランタンに比べると温かみのあるオレンジ色のほどよい灯りがロマンチックに夜を演出してくれること請け合いです。家族や夫婦、カップルでの使用なら落ち着きのある286A、大人数でのグループキャンプではより大光量のノーススターチューブマントルランタンなど、シーンによって使い分けるとワンランク上のキャンプスタイルを演出できます。
もっと知りたい286Aの愛されポイント

そしてお手入れをすればするほど、オーナーの想いに応えてくれるのも、このランタンのかわいいところ。シンプルな構造ゆえに根本的な故障が少ないので、適切なメンテナンスさえ怠らなければ、一生モノの相棒ともなりえるんです。詳しいメンテナンス方法はこちらから。

キャンプ好きのご家庭にお子さんが生まれた際などには、とても素晴らしい記念品になるはず。ヴィンテージ市場ではバースデーランタンを探す手がかりにもなっています。“THE COLEMAN CO. INC.” “WICHITA KANSAS U.S.A”の刻印が、今でもアメリカのウィチタ工場で生産されている証です。
「286A」ワンマントルランタン詳細はこちら
同時に揃えたいホワイトガソリンモデルの仲間たち
ランタンやバーナーなどの燃焼系ギアの燃料を揃えることは、できるキャンパーの常套手段。286Aを使うなら、他のガソリンギアたちも合わせて揃えるのがモアベターです。
413H パワーハウスツーバーナーストーブ詳細はこちら

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まだまだあるぞ!コールマンのガソリンランタンモデル

グループキャンプなど大人数のサイトでもメインランタンとして活躍する高出力モデルです。
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今年の年末は、どんなデザインが登場するのかが待ち遠しいですね。
魅力満載の286Aは、洒落者キャンパーのオールタイム・ベスト!

ホワイトガソリンを注いだりポンピングをしたり、終わった後はメンテナンスをしたりと、手間はかかりますが、そこには、スイッチオンで簡単に光るLEDにはない味わいと深み、そして何より「ひとつの道具を大切に愛で続ける」という楽しさがあるのです。
「286A」ワンマントルランタン詳細はこちら
撮影:平本泰淳
スタイリング:中島貴大
編集・執筆:山本サトシ
モデル:猪野正哉/白石あさえ
Sponsored byコールマンジャパン株式会社