シングルバーナー使っていますか?
みなさんはシングルバーナーをお持ちでしょうか? 温かいコーヒーを飲みたいときにサッとお湯を沸かすことができて、キャンプや登山、釣りなどで大活躍しますよね。しかし、使ったことがある方はわかるかもしれません。強風時や気温が低いときだと、水が沸騰するのになかなか時間がかかるということを……。
また携行性に優れたシングルバーナーはゴトク部分が小さいため、ちょっと大きめの調理器具を置くと安定しない、なんて欠点も。
筆者がシングルバーナーで4人前のシチューを作ったときは、倒れる心配があるので付きっきりでした。転倒させたら大惨事ですからね。
そこで今回はぐらつきや冷えなどの不安要素を軽減してくれたり、調理が捗るアイテムを集めました! 地味なので忘れられがちですが、あると便利なアイテムばかりですよ。
【ぐらつき、風、輻射熱……】シングルバーナーの悩みを解決
バーナーがぐらついた経験のある人には「スタビライザー」
「スタビライザー」とは、ガス缶に取り付ける三脚のようなもの。シングルバーナーの安定性をぐっと増すことができますよ。そんなスタビライザーを選ぶ際の注意点がひとつ! 商品によってはOD缶の一番小さい110サイズ(105g)のガス缶に対応していないものがあります。自分の普段使っているサイズのガス缶と合うか確認してから購入するのが無難です。
MSR キャニスタースタンド
●重量 : 34g
●材質 : ステンレス
●材質 : ステンレス
登山に105ガス缶を持って行こうと思ってるので安定性が欲しいので購入です。金属なので多少重いがしっかりしてて見た目も良いと思います。
出典: 楽天
肌寒いときでもバーナーの火力を安定させる「カバー」
気温が低いとガス缶が冷えるため、ガスが気化しづらくなり燃焼力が弱まってしまいます。そのような場合に役立つのがカバーです。ネオプレン製のカバーは、衝撃の保護に役立つだけではなく、保温性があるのでガスの気化を助けてくれます。
使用する際のポイントは、手などでガス缶を温めてからカバーをつけること。もともと冷えているガス缶に、カバーをつけてもあまり保温機能は役立ちません。
強風で火が消えちゃう!そんなときは「風防」
バーナーにとって一番の大敵は「風」。風があると極端に火が弱まり、調理の効率が悪くなります。そんな風を防いでくれるのが、ウインドスクリーンです。目安としてですが、幅が60センチ以上あると3方向を防いでくれるので、燃料効率がグンとあがります。しかし、幅があるということはそれだけ風の抵抗を受けるということ。強風の際は風防が倒れないように、気を付けて使用してくださいね。
キャプテンスタッグ アルミウインド スクリーン
●サイズ:(約)幅398×高さ240mm
●収納サイズ:(約)83×240×厚さ20mm
●重量:(約)170g
●材質:アルミニウム合金
●収納サイズ:(約)83×240×厚さ20mm
●重量:(約)170g
●材質:アルミニウム合金
フィールドやテーブルの輻射熱を防ぐ「バーナーシート」
加熱された調理器具から発せられる輻射熱は思っている以上のもの。芝が枯れたり、テーブルが焦げる場合があります。そこで、熱を遮断してくれるバーナーシートの出番です!選ぶ際は使用するクッカーよりも大きいサイズのものを選ぶといいでしょう。
バーナー調理が便利になるアイテム
炎を拡散させてとろ火に変える「バーナーパッド」
シングルバーナーでクッカーが焦げ付いた経験がある人は必見! バーナーパッドは火を拡散させ、とろ火に変えるアイテムです。拡散することで焦げ付きにくくなります。炊飯の際に使うと、全体に熱が行き渡るため美味しく炊き上がりますよ。
ユニフレーム バーナーパット S
●サイズ : 約120×120mm
●材質
枠/ ステンレス鋼
メッシュ/特殊耐熱鋼 FCHW2
●重量 : 約50g
●材質
枠/ ステンレス鋼
メッシュ/特殊耐熱鋼 FCHW2
●重量 : 約50g
ユニフレーム バーナーパット M
●サイズ: 約150×150mm
●材質
枠/ステンレス鋼
メッシュ/特殊耐熱鋼 FCHW2
●重量:約65g
●材質
枠/ステンレス鋼
メッシュ/特殊耐熱鋼 FCHW2
●重量:約65g
シングルバーナーがコンロに変身!「テーブル兼スタンド」
シングルバーナーがコンロに変身するテーブル兼スタンドは、料理がとても楽に。バーナーを2つ使えば超軽量のツーバーナーに変身します!注意点としては、耐荷重を気にすることと、使っているバーナーと組み合わせたときにフィットするかどうか。スタンドとバーナーの隙間が大きいと、きちんと熱が伝わらない場合もあります。
DODから発売されているバーナースタンドは、高さと幅を細かく調節できるのでぴったりフィットさせることができますよ。
DOD(ディーオーディー) ソトメシンガーZ
●サイズ:約W52.5-78×D21×H8.5-17cm
●収納サイズ:約W23×D48×H4cm
●重量(付属品含む):約2kg
●静止耐荷重:10kg
●材質:スチール
●付属品 キャリーバッグ
●収納サイズ:約W23×D48×H4cm
●重量(付属品含む):約2kg
●静止耐荷重:10kg
●材質:スチール
●付属品 キャリーバッグ
快適に使うためのアイテムじゃないけど、あると便利な2つ
ジェットボイルのガス缶残量が計れる「ジェットゲージ」
こんなの欲しかった! そんなアイテムがこの「ジェットゲージ」。ジェットボイル専用ですが、ガス缶の容量があとどれくらいなのかを計ることができるアイテムです。
約5秒間の計測で、残量がパーセンテージで表示されます。
また重量計測モードという機能も備えており、他社のガス缶でも重量を測ることである程度の残量を把握することができますよ。
詳しくはこちら
捨てる際に必要な「ガス抜き」。せっかくならカッコいいのはどう?
ガス抜きは各メーカーから発売されていますが、中でもスノーピークの「クワガタ」は小型ながらも重厚感があります。ちょっとお値段が張るものの、所有欲を満たしてくれるアイテムといえるでしょう。ただしガス缶に穴を開ける前に注意点が! 地域によっては穴を開けることを禁止しているところもあるので、自治体のホームページなどで確認しましょう。
シングルバーナーを使っているならぜひ試してみて!
シングルバーナーには様々なオプションや、便利アイテムがあります。注意点をしっかり把握しておけば、今よりもグッと快適になること間違いなし!最近になってシングルバーナーを使い始めた人は、すでに必要な周辺グッズが見えてきているはず。価格も抑えめなものばかりですので、ぜひ検討してみては?
バーナーの種類ってたくさん!
シングルバーナー以外にも様々な種類のバーナーがあります。Just Give it a try!!
まずはバーナーアクセサリーを試してみよう!