キャンプに失敗はつきもの
回を重ねるごとに、慣れてくるのがキャンプです。今ではある程度経験がある方も、初めのうちは失敗のひとつやふたつがあったのではないでしょうか。ビギナーに失敗はつきものですが、できれば楽しく終えたいもの。そのためにも、キャンプ初心者に実際に起こった「7つの失敗」をご紹介。
実話発!初心者が陥った「7つのアンラッキー」
失敗とあわせて対処法も学ぶことで、キャンプの成功率をアップさせましょう!1.焚き火で穴があいちゃう
「キャンプに来たぞ!」という雰囲気が盛り上がる焚き火ですが、タープ下やテントのすぐ近くで煌々と燃やしている危険なキャンパーがたまにいます。タープ下での焚き火は、火の粉に強い難燃素材のタープだからできること。ポリエステル製のタープでそういったシーンを安易に真似すると、穴があいたり最悪燃えてしまう危険もあります。流行のポリコットン性タープでも、油断は禁物ですよ。
2.テントがあっという間にカビる
慣れないうちは時間に追われがちです。撤収時刻に間に合わず慌ててテントをたたんでしまった結果、次に使う時に開けたらカビていた……なんていうことも。こちらはカビてしまったノルディスクのテント画像。ロゴの白クマの顔に大きな痣ができてしまったようです……。右の画像はクリーニング後のもので、かなりカビが目立たないよう綺麗になりました。
クリーニング代も安くはないので、こうならないためにもしっかり乾燥させてあげたいですね。
テント内外の湿気を乾かしてからしまうのが理想ですが、雨で難しい場合は持ち帰ってから陰干ししましょう。
自宅にスペースがない場合は、広い公園で建てた状態で乾燥させるという手もありますよ。
3.「あって欲しいもの」が、ない
テントやチェアなど大物ギア以上に、意外とキャンプの快適度を左右するのが小物グッズです。サランラップ・雑巾・キッチンペーパー・輪ゴムなどどれも細かいものばかりですが、最初のうちは「あれ持ってくれば良かった~」ということも多々。
次のキャンプのためにメモしておいたり、絶対必要なグッズはキャンプ用としてまとめておくと良いですね。
4.キャンプ場に着くのが遅い
キャンプ場のチェックイン時間は、昼過ぎの場合がほとんど。近場だからとタカをくくってのんびり出発すると、予期せぬ渋滞にはまることもあります。ヘロヘロになって到着するも、キャンプ場はすでに夕暮れ。この段階からの設営は気まずいうえに暗くてやりづらく、何より全然のんびりできません!
早めに出てチェックイン時間と同時入れるくらいに着ければ、慣れない設営も余裕を持ってできます。
フリーサイトはもちろん、区画サイトでも先着順に良い場所を案内してもらえるなどメリットも多いですよ。
5.テントが入らないか、ギリギリ
トンネル・ツールームといったファミリー層に人気の大型テントは、サイトの区画が狭いとおさまりきらない場合があります。ギリギリ入っても周りの木々に圧迫されるなど、キャンプへ行ったはずが思わぬ窮屈を感じることも……。
大型テントをのびのびと張るなら、区画のないフリーサイトを選びましょう。
中には車の乗り入れ台数や張れるテント・タープの数が決められているところもあるので、事前に確認しておくと良いですね。
6.ご近所感覚で来ちゃう
普段の生活エリアと同じ感覚で、かなりの薄着でキャンプに来てしまう人も。夕方から「寒い」しか言葉が出てこないと、一緒に来た人の楽しさも半減です。キャンプエリアの天気は変わりやすく、朝と夜では季節が違うかのごとく寒暖差があります。
初夏であっても、念のためフリースなどかさばらない上着を用意しておくと安心です。
天気予報で現地の最低・最高気温はわかりますが、SNSでキャンプ場から発信されている情報をチェックすると、よりリアルな状況がわかるので防寒対策の参考になりますよ。
7.騒ぎすぎて怒られる
開放感いっぱいのキャンプは、お酒も入って騒ぎすぎてしまうことも。キャンプ場には、年齢やキャンプスタイルが異なるいろいろなキャンパーがいることを忘れてはいけません。ファミリーキャンプも同様、エリア内すべてのキャンパーが子供に寛容なわけではありません。「子供だから」という開き直りはもってのほか、子連れだからこその配慮も必要です。
つい飲みすぎてしまうという人は、合間にノンアルコール飲料を挟むのも一案です。
子供が暇を持て余して暴走してしまうなら、イベントやワークショップに参加できるキャンプ場を選んでみるという手も。
一緒に体験してみるのも、楽しい思い出になりますよ!
失敗を、次のキャンプにつなげよう
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失敗はキャンプ成功のもと!