10分ソロキャンプ飯!ランチボックスで作る炊き込みご飯&シェラカップ・スモーク

あのランチボックスがクッカーとして使える!

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雑貨店で見かけるオシャレなゼブラの中皿付きランチボックス。お弁当用に使うのが主ですが、素材はオールステンレス。つまり直接火にかけて調理もできるクッカーでもあるのです。その魅力と確かな実用性について、ソロキャンプ飯の作り方とともに紹介しましょう。

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ゼブラの中皿付きランチボックスの構造ですが、ハンドル付きの鍋、中皿、フタの3つからなり、フタを閉じてハンドルを留めるとしっかり密閉できます。もともと中の食材をこぼさないための仕組みなのか定かではありませんが、このフタの構造、なにかに似ていませんか?そう、飯盒です。この構造を活かして、ご飯を炊いてみることにします。

中皿を使う場合は、0.5合以下で!

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では、このランチボックスで、缶詰を使った炊き込みご飯を作ってみましょう。今回は中皿を使用するので、吹きこぼれを防ぐために0.5合でチャレンジ!

使う燃焼器具は、シングルバーナーひとつ。ご飯を炊きあげて蒸らしている時間にもう1品、シェラカップでスモークを作っちゃいます。

【帆立の炊き込みご飯とスモーク・ソーセージの材料(1人分)】

{炊き込みご飯用}
●米(無洗米)……0.5合
●帆立貝柱水煮缶詰……1缶
●塩昆布……ひとつまみ
●しょう油……小さじ1
●チューブしょうが……小さじ1
●水……※分量の目安は、のちほど説明
●冷凍枝豆……中皿に載るだけ

{スモーク用}
●スモークチップ(お好みの香りで)……2つまみ程度
●ソーセージ……1袋

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まずは炊き込みご飯を作ります。ランチボックスの鍋部分に米と水を入れます。米を平らにならして指を垂直に入れた状態で米に指先をつけ、水面が爪の付け根に来るくらいが適量の目安です。

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続いて帆立の缶詰の具と汁を全部入れて、塩昆布、しょう油、チューブしょうがも入れたら中皿でフタをします。水の分量が多いと、この時点で汁が溢れるので注意しましょう。

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中皿に冷凍枝豆を載せたらフタを閉じて密閉し、火にかけます。中火で約2~3分熱すると沸騰するので、そのタイミングで弱火に切り替えます。ここでおおよその時間を計ると便利なので、腕時計のストップウォッチ機能で10~12分を目安に様子を見ます。

フタのふちから少しずつ湯気が出ていますので、その湯気が少なくなってきたときが、ランチボックスを火から下ろすタイミングです。火から下ろしたら、10分ほど蒸らしタイムです。

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はい、この間はバーナーがヒマしてるので(笑)、もう1品作っちゃいます。使うクッカーは、シェラカップ2つと小さいBBQ網をひとつ。なお、今回使用した網は、SHO’SのB-6君専用 ステンレスメッシュグリル。シェラカップの幅とマッチして使い勝手は◎でした。

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シェラカップにスモークチップを敷いたらその上にBBQ網を置き、その上にソーセージを載せたらもうひとつのシェラカップでフタをします。

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あとはシングルバーナーに着火です。火力は弱中火くらいで10分程度熱薫をします。あまり火力が強いとチップが盛大に燃えてしまうので注意を。

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煙が収まったら薫製は完成です。

最高に贅沢なソロキャンプ飯

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さあ、スモークができたのとほぼ同じタイミングで炊き込みご飯も出来上がりです。中皿の枝豆もほどよく温まりました。枝豆はいくつかご飯にまぶすと彩りのアクセントになるし、違う食感も楽しめます。まずは枝豆とスモーク・ソーセージをつまみつつ、ノンアルコールビールをおともにいただきます。うん、最高の組み合わせ!

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では、炊き込みご飯はどうでしょう。スプーンで混ぜるとお焦げもいい感じの仕上がりで大成功。味はもちろん、バッチリです。炊き込みご飯の香りとノンアルコールビールのさわやかなのどごしの相性がまた、たまりません。コレ、今回のソロキャンプ飯と最強のタッグです。

こんなふうにシングルバーナーとゼブラのランチボックスセットがあれば、キャンプでのご飯炊きが意外と手軽にできるんです。ちなみに中皿を抜いても使えますので、その場合は1合炊きが可能です。ソロでもカップルでも、楽しく調理にチャレンジしてみてくださいね。

 

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