アウトドアでも日常でも、常に気に入ったモノを使いたい
アウトドア好きなら必ず持っているであろうバックパック。日常でもお使いの方も多いのでは? 最近ではビジネスマンの間でも手持ちではなく、バックパックを背負っている姿をよく見かけるようになりました。ノースフェイスのシャトルデイパックなどアウトドアメーカーからもスタイリッシュなビジネスラインのモデルが発売されているのも大きな要因かもしれませんね。しかしながら、このモデルをキャンプなどの軽めのアウトドアであっても服を入れたり小物を入れたりすると、ちょっと容量が足りないと感じることもしばしば。だけどアウトドア用のモデルはゴツすぎて抵抗がある……そんなわがままな要求に応えてくれるバックパックを見つけたので紹介します!
こんな方におすすめ
・軽めのアウトドアしかしない・アウトドアでも日常でも使えるお気に入りのバックパックがほしい
・特に電車の中でも違和感なく使えるデザインのバックパック希望!
おすすめはAS2OVのCORDURA DOBBY 305D ROUND ZIP
AS2OVってどんなブランド?
デザインだけでなく機能性も重視したバックブランド『AS2OV』。収納するモノという枠を超え、ファッションコーディネートに欠かせないアクセントにもなるデザインへのこだわりは唯一無二。それもそのはず、AS2OVのデザイナーが、自分たちが使いたいと思えるバックパックのみをデザイン、製作しているのです。アウトドアブランドも軒を連ねる原宿をはじめとした直営店「UNBY GENERAL STORE」(その他、大阪・名古屋にもあり)が今注目を集めています。感度の高いファッショニスタ・アウトドアマンから高い支持を受けています。また、AS2OVの社名でもあるUNBY(アンバイ)の由来は、「何事もバランスが大切。ええ塩梅を心がける」という意味が込められているんだとか。この遊び心もなんだか親近感が湧きますね。
中でも編集部のおすすめは、「CORDURA DOBBY 305D ROUND ZIP(今回はカーキを使用)」! キャンプはもちろん日常でも使えるポイントを紹介しましょう!
おすすめポイント① ❘ ジャケットを手に持つ必要がない
朝出かけるときは肌寒くてジャケットを羽織っても、昼時は歩き回ったりすれば汗ばんでジャケットが邪魔になる、そんな経験はありませんか? 手に持っているのも面倒で、バックパックの中に入れたいけどシワになるのもなぁ、なんて思うこともしばしば。そんなときに使いたいのが”フェイス部分にあるベルト”。この2本のベルトにかけておけば、シワなくハンズフリーに。
アウトドアシーンではハンズフリーにしたいと思うことはより多いので、この機能は重宝しますね!
そのほか、バックパックの底にあるベルト部分にもかけることができます。ただ、底なので多少汚れてもいいものに限られますね。
おすすめポイント② ❘ 深めの小ポケットの使いやすさが絶妙
“トップ部分にあるポケット”に注目。このポケットが意外に程よい奥行きで小物類の収納に重宝します。サイズ感としては一般的なウェストポーチほど。すぐにモノを取り出したいとき何度も出し入れし、ポケットの中がぐちゃぐちゃになってしまったなんてこともあるのでは? このポケットのおかげでストレスがなくなりましたよ!
おすすめポイント③ ❘ 胸ポケットをうまく使いたい
お次もポケットにフォーカス。アウトドアはデジタルデトックスするために行く!という方もいらっしゃるかもしれませんが、写真を撮ってその場でSNSに投稿……というのが一般的な世の中になった昨今、スマホは手放せないのが現実。
軽いハイクなどでもズボンに何か入れるとストレスだなと感じますよね。そんなときはこの”胸ポケット”が何とも使い心地がいいんです! 基本はスマホを入れることを想定していまが、充電をしながらスマホを使うときはここに充電器を入れられるので、ズボンのポケットから伸びるコードがだらんとすることもありません。
AS2OVのバックパックはこういった”かゆいところにも手が届く”感が、毎日使いたい!と思わせるためのユーザー心理をうまくついていると感じますね。
おすすめポイント④ ❘ 背面収納がちょうどいい
このバックパックの特徴である”背面収納”。ここはメインの収納箇所とは別で作られている上、背負いながら中のものをサッと取り出せるようにサイドにもチャックがついているのがポイントです。日常であればPCやタブレット、筆者は折り畳み傘を入れていました。また、アウトドアではレインウェアを入れてすぐに着られるようにしましたよ。
いちいち立ち止まってバックパックを降ろすという面倒な行為がなく、ちょっとでも雨が降り始めたら着ることができたので、服が濡れずに快適にハイクを楽しめました。
おすすめポイント⑤ ❘ 背筋が伸びて背中や腰痛になりにくい
アウトドア専用のバックパックであれば”背を這うように加工されている”のは当然ですが、日常でも使えるモノには意外とついていないこの機能。背面に薄いボードが忍ばせてあることで背筋が伸び、長時間歩いてもそれほど疲労を感じることもない上、背中の痛みや腰痛もないのは本当に助かりました!
AS2OVスタッフに聞いた、細かいけど知っておきたいこだわりポイント
ここからはAS2OVを運営するUNBYのスタッフ長田さんと、AS2OVのバックパック談義の模様を紹介。ぜひここでしか明かされていない、ユーザー視点のモノづくりへのこだわりをぜひご覧ください。
そういえば、ベルトがまったく擦れない!
編集部(以下、編):(ベルトの部分を触りながら)今気づきましたけど、毎日調節しているベルト部分、まったく擦れていないですね!長田さん(以下、長田):お、いきなりそこに気づいてくれちゃいましたか! じつはそこにかなりこだわっていて、そのベルトは高密度でおられた肉厚のAS2OVオリジナルのナイロンテープなんです。厳密に言うと規格が違うんですが、車のシートベルトみたいなものです。シートベルトって、あんなにスライドさせても擦れることってないじゃないですか、そのクオリティに着目してAS2OVのバックパックは作られています。
編:あっ確かにシートベルトで擦れているの見たことないかも。ほかにも隠された秘密ってあります?
ジッパーにも種類がある?
長田:そうですね……ジッパーも工夫しています。止水ジップ、ビスロンジップ、コイルファスナーを適材適所に配置。前面には水が入ってこないように止水ファスナー、荷物の開閉が楽なような箇所はビスロン、など。引手金具はAS2OVオリジナルになっているんです。やっぱり場所によって使う頻度とか違いますし、大きすぎると邪魔だったりするじゃないですか。これに関連する話で、メイン収納の中のポケットけっこうすっきりしていませんでしたか? AS2OVはアウトドア専用ではなく、日常、特にビジネスシーンでも使えるデザインだったり機能を目指しているんですけど、ファイルがスッと出し手入れできるようになっているんです。アウトドア専用のバックパックには内側にも大きなポケットがあって、それはそれで使いやすいとは思うんですがライトなアウトドアだったら意外とオーバースペックなんてこともあるんですよね。なので、このようなすっきりとしたポケットにあえてしているんです。
絶妙な光沢感にもワケがある
編:なるほど、これはあえてだったんですね。確かに仕事にもこれを使ってますけど、ファイルを入れるときに引っかかることもないですね。気づかなかったです!あとは、友達からそのカラーいいね!ってけっこう言われました。自分はアウトドアに出かける電車の中でも日常に溶け込むってことを意識しているんですが、このカラーはゴールドっぽさもあるカーキで街使いでもいける部分が気に入っています。
長田:それには秘密があって、本体素材にはCORDURA® 305d fabricを使用しています。昔ながらの織り機、ドビー織機っていうので織り上げているおかげで、最近主流の織り方では表現出来ない、光沢感がありつつ柔らかさもある特徴的な生地目です。
編:そんなこだわりが! だからなんですね、他のバックパックは荷物が少ないときれいな形を維持できないですが、AS2OVのバックパックは荷物がほとんど入っていなくても形状記憶されていて型崩れしないんですよ。
AS2OVのバックパックはいい”アンバイ”
スタッフの長田さんとのバックパック談義では、AS2OVのこだわり機能がいろいろと聞けてかなり充実した時間でした。最後に長田さんが話していた「ぼくらの美学として、見た目のよさだけをデザインって言わないんですよ。意味がある箇所、つまり機能性をデザインとしてプラスできるか、を常に考えています」という言葉が印象的でした。この言葉にAS2OVというブランドがユーザーに届けたいメッセージが凝縮しているのではないでしょうか。
各ブランドでこだわりはあるものですが、AS2OVはアウトドアと日常をボーダーレスにする、そんな機能がたくさん詰まった”いいアンバイ”なバックパックです。こんなバックパックを探してた!という方は、ぜひ一度サイトを覗いてみてください。
AS2OVのラインナップはこちらから
今回紹介のCORDURA DOBBY 305D ROUND ZIP詳細はこちら
協力:UNBY, inc.