各ブランドのウィンターブーツ、その中から選んだものは…

数あるウィンターブーツの中からダナーの「FREDDO B200 PF」を手に入れました。

実際にテストしてみて、その履き心地&機能性を確かめていきましょう!
ダナーの「FREDDO B200 PF」。ココがスゴイ!
その1:中綿に「Thinsulate® B200」を採用



もちろんアッパーにダウンを有している分、よくあるスニーカーやブーツに比べると当然もっこりとしたシルエットにはなります。しかし、ウィンターブーツの類ではスマートな一足! という印象。

その2:濡れても安心! 高い防水性を誇る「Danner® Dry」メンブレン


その3&4:「vivram® アイストレック」と「vivram® サンダー」が優れたブリップ力を発揮!

この「vivram®」のイエローロゴを見ただけでグリップ力の性能がいか程なものなのか。正直説明いらずですが、当企画はレビュー記事。実際に履き、その感想を皆様にお伝えします。

とはいえ、筆者は一端の会社員。ちょっくら山に出かけてきます! なんて言えるはずもありません。ですので、「FREDDO B200 PF」を履いて階段ダッシュしてみることに……。全速力で階段を駆け上がりました。


その5:クッション性◎な「Ortholite® Insole」

歩行時のパフォーマンスは、比類なき快適さ。防臭効果も期待できるので、足の匂いが気になる方も安心ですね!
前作との変更点。どこがどう変わったの?

見た目の違いは大きく2箇所あり、1つ目はドローコードの位置が前に変更されたこと。フロントにドローコードを配置したことで、前かがみになった時に自然な姿勢でコードの調整が可能になりました。
ちなみにこのコード、フィット感の調整というよりかは雪がシューズ内に侵入するのを防ぐ役割。“雪が入って靴内がグチョグチョに……”なんて不安要素を払拭してくれます。
2つ目はロゴのカラーリング。アッパーとロゴのカラーリングを同系色にすることで、よりシックなデザインに仕上がっています。

質感をソフトにしたことで履いた時の足あたりがよくなりフィッティング性能も向上。よくあるレザーブーツでは、シャフト部分を邪魔に感じてしまうこともしばしばありますが、「FREDDO B200 PF」はそんなことなくストレスフリーな履き心地に。
気になるカラバリと他モデル。

昨年に引き続きリリースされているミドルカットモデルですが、コチラも上記で説明した同様なアップデートが施されています。ご覧いただいたように、当モデルはシャフト部分がないためブーツタイプの「FREDDO B200 PF」に比べると防寒性はやや劣ります。しかし、街で使用するには十分な保温力。ジッパーが採用されているため、脱ぎ履きも楽チンですね。

ミドルカットモデルの「FREDDO MIDDLE B200 PF」は、<ブラック><ベージュ><レッド><イエロー>の4色。コチラはメンズのみになりますが、サイズ展開がUS5(23cm)〜なので女性も履けそうです!
※写真にある「FREDDO MIDDLE B200 PF」の<ツリーカモ><カーキ>は昨年モデル。
実際に履いてみて気になった点まとめ

街使いすると暑過ぎるレベル
防寒性に対しては文句のつけようがないほどの暖かさでした! -20℃の極寒でも快適に過ごせる性能なので、普段履きする分には贅沢なほどの高い保温力を誇ってくれます。しかし、冬でも靴下とサンダルで外出するような筆者にとっては時々暑すぎるシーンもありました。東京都内など極寒ではない街で履くには正直オーバースペックかも……? というような印象も。
もし街履きとしても使いたい方は、この手のダウンブーツの他のタイプも検討してみるのも有りだと思います。また、防寒性が下がるミドルカットモデルの「FREDDO MIDDLE B200 PF」がちょうどいいかもしれませんね。
広めの足型は、人によって気になるかも

たしかにこれなら、アウトドア用の分厚いソックスを履いたままでも着用できるので履きやすいのですが、街履きとしても利用すると若干内部のすき間が気になるかもしれません。もし街使いもしたいと想定している方は、必ず試着をしてみることをおすすめします。
セカンドシューズとしてならこのゆったり感が逆に良いはずなので、やはり秋冬キャンプなど野外で過ごすシーンにこそ、真価を発揮する1足なことは間違いないでしょう。
1cm刻みのサイズ展開
またサイズ展開が1cm刻みしかないという点は、選ぶ際の悩めるポイントになるかもしれません。こういう類のシューズにはよくあることなので正直仕方のないことなんですが、“26cmじゃ小さいけど、27cmだと大きい”のどっちつかずの人には結構深刻な問題です……。やや大きいサイズにして中敷きを敷くか、分厚いソックスでフィット感を調整するしかないでしょう。
こんなカッコイイ防寒ブーツなかなかない

ウィンターブーツを新調する方はもちろん、これから初挑戦する方は是非参考にしてみてください。
イトキンの記事はこちら