アウトドアショップ「Orange」がポータブル電源を発売!
関西を中心に展開するアウトドアショップ・Orangeは名店として知られています。珍しい輸入ギアや斬新ブランドの商品ラインナップに定評があり、キャンプ場の運営やイベントの開催にも積極的。アウトドアスパイスの金字塔「ほりにし」を開発、昨年は初の関東出店も果たし話題を呼んでいます。
そんな同店から、このたびポータブル電源が発売されました。
ただいまクラファン受付中の「ポータブル電源MIGHTY Orange別注モデル」
こちらがOrangeが手掛けたポータブル電源「ポータブル電源MIGHTY Orange別注モデル」。ただいまクラウドファンディングサイト「Makuake」で応援購入を受け付けています。容量は331Whで、定格電圧は300W。ACコンセント×4をはじめとした出力ポートも充実しており、USB Type-CやQuick Charge 3.0にも対応。幅21.5cmという手頃サイズと2.9kgのほどよい軽さで、バランスのいいポータブル電源に仕上がっています。
パナソニック製リチウムイオン電池を採用
内蔵されているバッテリーは、パナソニック製のリチウムイオン電池。内蔵バッテリーの製造元は非公表のポータブル電源が多いなか、ばっちり「パナソニック」と打ち出してきました。安い買い物ではないので、これは嬉しい情報ですよね。カラーはオリーブ、ブラック、コヨーテの3色展開。さすがOrange、キャンパーの心を鷲掴みにするカラーを心得ています。
手頃サイズながらアウトドアでの汎用性は十二分
近ごろは1000Whクラスのポータブル電源が続々とリリースされていますが、ネックとなるのが重さ。なんかもう「10kg超は別に普通ですよ」って雰囲気ですが、他のギアを持って行くことを考えれば、ほどほどの容量と重さが求められます。その点、当製品はさすがアウトドアショップが発売するだけあって、331Whで3kg弱と、ちょうどいい使い勝手が追求されています。
出力される電流は「純正弦波」といって、家庭用コンセントから供給されるのと同じもの。多くの家電製品を確実に使用することができます。例えば温度調節機能の付いた電気毛布などは、純正弦波を供給しないポータブル電源では使えないことも……。
しかし当製品なら大抵の家電が使用OK。といっても、消費W数だけは注意が必要です。同時出力が300Wを超えないようにしましょう。
背面には柔らかな光のLEDライトを搭載
背面にはLEDライトを搭載しています。連続点灯時間は約110時間と公表されており、キャンプサイトでの灯りとしてはもちろんのこと、災害時にも頼りになるでしょう。柔らかな暖色というのも、キャンパーには嬉しいポイントです。充電はコンセントでもクルマでも太陽光でもOK
充電は家庭用コンセントはもちろんのこと、クルマのシガーソケットからもOK。ガスの火を使いにくい車中泊の場合、ポータブル電源はもはや必需品ですが、移動走行中に充電しておけるのは助かります。充電時間は家庭のコンセントからだと5~6時間、クルマのシガーソケット(12V-5A)からだと7~8時間。これらはもちろん目安です。
ソーラーパネルにも一工夫あり!
そしてキャンパーにとって見逃せないのが、ソーラー充電。キャンプ地に到着後、コンセントもクルマを走らせる用事もない状況で充電が可能になります。Makuakeでの応援購入では、本体に加えてソーラーパネルとのセットも用意されています。このソーラーパネルを使用した場合の充電時間は9~10時間。パススルー充電に対応しているので、本体を充電しつつ、出力ポートからLEDランタンやスマホの充電が可能です。
ソーラーパネルの付属品が、ちょっと面白いので紹介しておきましょう。いろいろな形状のコネクタ×10が付属するんですが、これによりソーラーパネルとノートPCを直接接続することが可能になります。たとえ本体がなくても、ソーラーパネル単体でノートPCを充電できるというわけです。
バッテリーの信頼性により備災ギアとしての安心感も
ポータブル電源には、アウトドアでの利便性だけでなく、備災ギアとしての役割を期待するキャンパーも多いことでしょう。いざというときにしっかり働いてくるかどうかは死活問題であり、パナソニック製のバッテリーを採用している安心感は大きなものです。無骨カラーに手頃な使い勝手、そして信頼性……多数のポータブル電源のなかから、当製品を選ぶ理由は十分にあります。
「ポータブル電源MIGHTY Orange別注モデル」詳細はこちらThe post Orange別注のポータブル電源が発売!無骨カラーとパナソニック製バッテリーでヒットの予感です first appeared on CAMP HACK[キャンプハック].