アウトドアショップで特に売れているアイテムって?
決して安くはないキャンプギア。「買って失敗した~(泣)」は、できれば避けたいですよね。そこでCAMP HACK編集部が、アウトドアショップに聞き取り調査。「正直、これ売れています」な、売れ筋トップ5を教えていただきました。これからの買い物でハズさないためにも、ひとつ参考にしてみて損はありませんよ!
今回は、アウトドアショップ『おおさかキャンパル』の売れ筋商品をヒアリング
ショップで今売れている商品ベスト5をご紹介いただくのは、大阪府八尾市にあるアウトドア用品専門店『おおさかキャンパル』。ショップの店内を覗いてみると……
スノーピーク、コールマンなど定番の総合アウトドアブランドから、笑’sやネイチャートーンズ、ローベンスなど、国内外のユニークなブランドまで! ついついお目当のアイテム以外の商品にも目移りしてしまうほど、幅広いラインナップが店内を埋め尽くします。
さらに広々としたテントショールームも完備!
大型テント5張と小型テント5張ほどが常時展示されており、テントの大きさ、生地の質感、ベンチレーションなどの細い仕様まで実際に目で見て、触ってから購入することができます。
お話を伺ったのは、おおさかキャンパルの青井さん
はじめまして、青井です。父親がアウトドア好きで、幼少期からよくキャンプに出かけていました。今は秋〜春にかけての寒い時期のシーズンを中心に関西近郊のオートキャンプ場巡りを楽しんでます!
当店はアウトドア専門店ですが、決してハードルが高い店ではありません。キャンプ初心者の方こそ、まずは気軽に相談しに来てくださいね!
おおさかキャンパルでは、アイテムの販売だけでなく提携しているキャンプ場もあるので、キャンプ場での過ごし方も相談に乗ってくれるようですよ。
それでは早速、おおさかキャンパルの売れ筋アイテムの発表をお願いします!
アウトドアショップ『おおさかキャンパル』の売れ筋アイテムトップ5
第5位:ペトロマックス「HK500」
第5位は、圧力式の灯油ランタンの中で一番明るいと言われる「HK500」です。LED式のランタンが増えているなか、あえて燃料系のランタンに挑戦したいというお客さんが増えていますね。キャンプの趣を楽しみたい方におすすめです。
灯油を気化させる手順さえ覚えてしまえば、だれでも手軽に燃料系ランタンならでは明るさと独特の雰囲気を楽しむことができます。モデルも豊富に揃えているので、お好みのものを探しに来てくださいね!
1910年にドイツで創業した灯油ランタンの老舗ブランド・ペトロマックスの大人気モデル「HK500」がランクイン。その美しく完成されたデザインが世界中のキャンパーを魅了する銘品です。
400W(5000ルーメン相当)という抜群の明るさを誇り、メインランタンとして夜のサイトの顔となってくれるアイテムです。
第4位:ユニフレーム「キャンプ羽釜 3合炊き」
キャンプで美味しいご飯を食べたいなら、間違いなくこの「キャンプ羽釜 3合炊き」がおすすめです。どこか懐かしさを覚える昔ながらのフォルムは、ファミリーだけでなく若年層のお客さんにも人気があります。
私も愛用しており、この間タコ飯を作りました。美味しそうでしょう? 電子ジャーにはできない、羽釜ならではのおこげを楽しめるのもポイントです。
分厚くしっかりとした重みのあるステンレス製の蓋が、お米の旨みを閉じ込めながらふっくらと炊き上げてくれますよ。
●材質:アルミ鋳造
●重量:約1.35kg
●適正炊飯量:3合
●満水容量:約1.8L
第3位:ノルディスク「ウトガルド13.2」
第3位は、数あるノルディスク製品のなかでも当店で一番人気の「ウトガルド13.2」です。床が円形のアスガルドと違い、約3×4mの長方形であるこのテントは、レイアウトのしやすさが人気のポイント。
フロアシートやインナーテントは別売りでフロアレスの状態で販売されているため、お好みに合わせて室内をアレンジすることができます。
また同メーカーのタープ「カーリ20」を接続できる設計になっているので、様々なスタイルを楽しめるテントとして幅広いお客さんが購入されています。
ポリコットンブームの火付け役とも言えるノルディスクのテントがランクイン。小屋のようなかわいい見た目と、本体4隅に備えられたの短いポールによって生み出される広い居住空間が人気のテントです。
●サイズ:430x295x240cm
●重量:22.5kg
●収納サイズ :124x35㎝
●素材:コットン35% ポリエステル65%
●耐水圧:350mm
第2位:ogawa「ロッジシェルターT/C」
ogawaのブランドロゴのデザインにもなっている「ロッジシェルターT/C」が第2位です。従来のポリエステル素材のモデルから、ポリコットンのタイプになってさらに人気に火がつきました。
サイドのパネルはすべてフルメッシュにでき、一年を通して使用できるのも人気の理由です。
短時間で設営、撤収ができるこのシェルターは熟練キャンパーさんに特に愛されていましたが、ここ最近では若い世代でもこのテントの機能性に惚れて購入される方が増えています。
別売のインナーテントをプラスすればロッジテントとして使うことができる、ogawaの代名詞モデルが上位に! リビングシートもオプションとして販売されているので、自由度の高いキャンプスタイルを楽しめます。
●重量:約28.2kg(フライ/11.8kg、ポール/16.4kg)
●付属品:張り綱、アイアンハンマー、スチールピン、収納袋、ライナーシート、張り出しポール(170cm×2)
第1位:BOOS「炎音」
堂々の第1位に輝いたのは、BOOSの「炎音」です。最近よく見かけるスピーカー&ランタンなのですが、遠目から見ると本物の炎のようにメラメラとLEDが灯ります。
Bluetoothもしくはケーブルでスマホなどを繋いで音楽を流すことができ、音響メーカーのスピーカーに勝るとも劣らない高い音質が特徴です。
付属の専用フックでいろいろなところに引っ掛けたり、差し込みアダプターで地面に差すこともできるという、キャンパーにはたまらない仕様になっています。
発売以来、世代を問わずコスパの良さで大変人気なので、毎週のようにメーカーへ再発注する期間もありました。
映えある第1位に輝いたのは、スピーカーとランタンの2役をこなす「炎音」でした。2台接続させることでステレオスピーカーにもなるということで、複数買いされる方も多いそうです。
これからクル!?『おおさかキャンパル』が推す3つのニューアイテム
ここまでは「今」売れているアイテムをご紹介いただきましたが、常に一歩先を行くのがセレクトショップ。次は、これから流行るであろう商品についても伺いました!その1:野良道具製作所「野良スティック」
ここ最近、ブッシュクラフトに挑戦したいというお客さんが増えています。その第一歩として購入されるのが、メタルマッチです。
メタルマッチも様々なブランドから発売されていますが、なかでもおすすめは野良道具製作所の「野良スティック」。直径13mmと極太で長さもあるため、1回のストロークでたくさんの火花を散らすことができます。
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その2:カーステンテント「オペラ2400」
オランダ発の「カーステンテント」は、オーガニック素材一筋のテントブランド。同国の300年の歴史を持つ生地製造メーカーTEN CATE社の上質なコットンのみを使用していることから、施設の常設テントとしても使われています。
この「オペラ2400」というモデルは幅240×奥行570cmというスペックで、4人ファミリーでも快適に過ごせる空間を確保してくれます。
コットン特有の通気性を保ちつつ特殊な加工で耐久、耐水性を向上させているため、日本の気候にも適している点がおすすめポイント。他のキャンパーに差をつけたいという方には、ぜひチェックしてもらいたいテントです。
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その3:おおさかキャンパル×ナンガ「オリジナル ダウンシュラフ」
誰もが知るメイドインジャパンのダウンブランド・ナンガのおおさかキャンパル別注モデルです。モデルはマミー型と封筒型の2種類。
マミー型は定番モデルにはないダウン量700g(760FP)オーロラライトモデル。快適温度は約-5℃で平地のキャンプ場なら冬でも使用できます。
封筒型はとにかく快適性を重視して幅にこだわりました。他メーカーのモデルは幅が平均75〜90cmなのに対し、オリジナル封筒型は約100cmとワイドなサイズに。
また幅だけでなくダウン量も600g使用しているので、春秋キャンプの寒い時期でも十分なパフォーマンスを発揮します。封筒型なので完全に広げると200cmの掛け布団として使用できるので、お子様と一緒に寝ることもできますよ。
こちらは是非店頭でチェックしてみてくださいね!
間違いないアイテム選びで、キャンプライフを充実させよう!
テントの展示販売に力を入れている『おおさかキャンパル』さんだっけあって、売れ筋にもテントが多くランクインしていましたね。テントは大きな買い物。絶対に失敗したくないですよね。
新しいテントの購入を検討されている方はぜひ、おおさかキャンパルを覗いてみては?
おおさかキャンパル
住所:大阪府八尾市南太子堂5-3-7営業時間:月〜金10:30~19:00、土日祝10:00~18:30
定休日:火曜日
電話番号:072-929-1010
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