“一周回って結局、鍋”ループから脱け出したい……
冬のキャンプ飯といえば、やはり、工程もシンプルで手っ取り早く温まれる“鍋”が人気。でもさすがに毎回では飽きてしまいますよね?違うメニューにトライしてみたけれど……、“一周回って結局、鍋”ループにハマってしまっていませんか?
そこで今回は、そんなマンネリループから脱出したくなる大人お洒落なキャンプ飯たちの実例をご紹介! シンプル工程で憂鬱な洗い物も少ないのに、温かくおいしいキャンプ飯アイディア10選、とくとご覧あれ!
ラクちんなのにテンションアガるキャンプ飯10選
セットしたら後は薪ストーブにお任せメニュー!
薪ストーブの季節がやってきました! 一つ目はこの時期だからこそのアイディアメニューから。「エビのタルタル焼き」は、開いたエビに、ツナ・紫玉ねぎ・コーン・マヨネーズを和えたソースをかけてハーブソルトをパラリ。
「サーモンのレモンハーブ焼き」は、サーモンとレモンを並べてディルハーブの一種を散らしたら、ハーブソルト&オリーブオイルをかけるだけ。後は薪ストーブに入れて、ワインでも飲みながら待つのみ。
楽チンなのに、見た目もゴージャスなメインディッシュの出来上がりです。
缶詰フル活用で煮込むだけ「サバのアラビアータ」
お次も目にも鮮やかな一品。こちら材料は全てカルディで揃ってしまうんです。トマトとサバの缶詰に、人気のクリームチーズ「ブルサン オニオン&チャイブ」、生ハムをそのままメスティンへ投入。後は温めるだけというシンプル工程でOK!「ブルサン オニオン&チャイブ」が無いときは、ニンニク・マッシュルーム・ローリエを適宜プラスしても◎。あっという間に作れてサバ・トマト・生ハムの旨味のハーモニーが楽しめる一品、ぜひ真似してみたいですね!
豪快に転がそう!「豚のロースト飯盒焼き」
こちらは「肉が食べたい!」というダイレクトな欲求をしっかりと満たしてくれる一品。一見何の変哲もないローストポークのようですが……、じつは作り方が目からウロコ、なんと飯盒ごと転がしながら焼くんです!クレイジーソルト・胡椒・スライスにんにく・ローズマリーなどをすり込んで寝かせた豚肩ロースの表面に焦げ目をつけ、飯盒ごと満遍なく転がしながら3~40分焼くだけ。飯盒でじっくり火を通すことで肉汁がジュワーッ、ふわふわの肉塊が完成!
作る工程も楽しい豪快肉料理、キャンプのメインイベントにもオススメです。
濃厚&熱々トロ-リ!「コンビーフのチーズディップ」
こちらは、あと一品何か足りない時や手早く作れるおつまみとしてもオススメの一品。丸ごとのカマンベールチーズにコンビーフ1缶と卵黄を載っけたらスキレットで焼くだけ。熱々トローリのカマンベールチーズに、コンビーフと卵黄の濃厚な旨味が絡まった絶品おつまみの出来上がり。クラッカーなどですくいながら召し上がれ!
チーズの下にアルミホイルなどを敷けば、後片付けがさらに楽チンなのでぜひ参考にしてくださいね。
木の板ごと焼いちゃうの?!「ウッドプランクグリル」
「え? 板が焦げてる……?」と一瞬戸惑ってしまう絵面のこちら。じつは、BBQの本場アメリカではポピュラーな「ウッドプランクグリル」という調理方法。一晩水に浸した木の板に、食材を載せて網やコンロの上で焼くというもの。熱と煙で間接的に火を通すので柔らかくジューシーに仕上がり、食材に芳ばしい独特の風味が加わるんです。板を白ワインやブランデーに浸せばまた違った風味が楽しめるので、自分好みの風味を探す楽しみも広がります。
焼きたてパンと熱々グラタンが合体!「パングラ」
ダッチオーブンで焼き立てのパンというだけで間違いなくおいしいのに、真ん中にグラタンをINしてしまった罪深いメニュー。ふわふわのパンに熱々のホワイトソースとチーズが絡んで、永遠に止まらなくなる美味しさに。これだけで主食もおかずも兼ねた一点豪華メニューなので、後片付けも楽チンな一品です。
自分で釣った魚が主役の「わんぱくロスティ」
続いては、自分で釣った魚がドーンと主役になるメニュー。スイスの伝統的なじゃがいもパンケーキがベースの一品ですが、コストコファンにはおなじみの「スイスデリス ロスティ」を使うので、魚さえ釣ってしまえば後はカンタン。「スイスデリス ロスティ」をフライパンで焼いたら、素揚げした魚をON! 味付けはチリコンカンとマヨネーズなどお好みで。釣り好きキャンパーにぜひオススメの一皿です。
ワインがススムホットなメニュー「ベーカマ&クラムチャウダー」
ベーコンに包まれた熱々カマンベールにメスティンで作るクラムチャウダー。寒い季節にピッタリかつ、ワインが止まらなくなってしまう罪作りなメニューです。こちらも、お洒落で手の込んだメニューに見えるのにじつは超お手軽に作れるんです。
カマンベールはベーコンに包んで焼くだけ。クラムチャウダーも、冷凍あさりとミックスベジタブルを使うから切るのは玉ねぎのみ。さらに家で玉ねぎを切っておけば、キャンプ場では加熱のみの工程で作れてしまいます!
年越しキャンプに「本格抹茶」で純和風ティータイムはいかが?
キャンプ場で飲むコーヒーは格別ですが、たまには和風のティータイムはいかがでしょうか? こちらの先輩キャンパーは、茶せんと茶碗一式揃えて風流な“野立て”を楽しんでいますよ。和菓子と合わせるのもいいですね。
洗い物ミニマム&子ども任せでOK「もみもみホットケーキ」
今さらキャンプでホットケーキ? ……と思ったそこのあなた。こちら、ただのホットケーキではありませんよ! その名も「もみもみホットケーキ」、キャンプにピッタリのホットケーキミックスを使ったスゴいヤツなんです。ホットケーキミックスのパッケージがジップ付きで、ここに直接牛乳や卵を入れて“もみもみ”するだけ。ドロドロのタネが付いたボウルや泡立て器を洗わずにホットケーキが作れます。子どもでも作れるから、お任せしちゃえばさらに楽チン!