今回アイテムを紹介してくれる、「野あそび夫婦」の青木達也さん・江梨子さん
先輩キャンパーに愛用のアイテムを紹介してもらう連載企画。記念すべき第1回目は、“野あそび夫婦”としてSNSメディアを中心に情報発信している青木達也さんと江梨子さんです。青木夫婦は、2019年6月からキャンプ体験型の民泊サービス『NONIWA』を埼玉県ときがわ町にて始動。単なるキャンプ場としてだけでなく、自宅の一部もお客様に開放する“民泊”の機能も取り入れたスタイルは、これまでになかったキャンプの新しいかたちです。
キャンプ民泊とは?
キャンプスペースのほかに自宅のお風呂やトイレ、居間を利用できるようにしているので、「慣れるまでキャンプ場のトイレはちょっと不安……。」などといった初心者あるあるをなるべく解決できるようにしています。
手ぶらでキャンプを体験しつつ、必要な知識や道具の使い方を学ぶことができる、それがわたしたちが考えるキャンプ民泊です。(江梨子さん)
キャンプ好きな家庭で育った江梨子さんの影響で、達也さんも野あそびに開眼。好きが高じて、キャンプを仕事にしたお二人は、公私合わせて月に10回ほどアウトドアを楽しんでいるそう。
アイテムを選ぶときに意識しているポイントは、「構造がシンプルなもの」と「ベテランも初心者も使いやすいもの」。同じカテゴリーのアイテムであっても、様々なモデルを実際に使いながら、自分たちが「これいい!」と思ったギアを収集しています。(達也さん)
さて、そんな野あそび夫婦が教えてくれた最高のアイテムとは?
①開発秘話を知って感動した秀逸トング
テンマクデザイン「キングトング」
テンマクデザインのウェブサイトで開発秘話を読んで、WILD-1に買いに走ったという「キングトング」。ここまで考えられたトングがあるんだと知って、感激しました。先端の形状が工夫されているので、小さなごみや、炭のカスも掴めて、ダッチオーブンのリフターとしても機能する。
あまりにも使い勝手が良いので、キャンプ好きの両親にもプレゼントしたくらい。贈り物も含め、かれこれ5~6本は買っていると思います(笑)。(江梨子さん)
先端部分をよく見ると、一般的なトングとはまったく異なる形状。このデザインこそが、たくさんの役割を担うヒミツなのです。
バネ部分がM字型になっているのも◎。一般的なU字型だと、使っているときにクロスしてしまい先端で物が掴みにくいときがありますが、これならその心配がありません。(達也さん)
②ダッチオーブンとケトルを同時に掛けられる、焚き火ハンガー
キャンプマニア「ファイアーハンガー L」、「ファイアーハンガーテーブル 01」
ダッチオーブンとケトルを同時に火にかけられるトライポッドを探していて、これに落ち着きましたね。(達也さん)
ハンガーからケトルが吊り下げられ、テーブルにはダッチオーブンやクッカーなどを置けるため非常に役立っているとか。アルミホイルを敷いて、お肉を焼く時もあるそう!
高さは自由に変えられるので、火加減の調整もカンタンにできる優れものです。
タンドリーチキンや炙りベーコンも作ったことがあります。アイデア次第で、色々な使い方ができるところが魅力ですね。(達也さん)
「ファイアーハンガー L」の詳細はこちら
「ファイアーハンガーテーブル 01」の詳細はこちら
③変幻自在!大人数キャンプに大助かりのヘキサテーブル
キャプテンスタッグ「CSクラシックス ヘキサグリルテーブルセット」、「CSクラシックス ヘキサセンターテーブル」
ワンポールテントの中に入れられるテーブルを探していて、キャプスタのCSクラシックスシリーズを知りました。家族や友人たちと大人数でキャンプすることも多いので、パーツごとにバラバラにして使えるところもいいんです。(江梨子さん)
アレンジの多様さが決め手になったという、このテーブル。なんとキャンプ好きの江梨子さんのお母さんがプレゼントしてくれたんだとか。先ほどのキングトングといい、お互いにキャンプ道具をプレゼントする家族仲、素敵ですよね。
便利なところは他にもあって、ヘキサグリルテーブルで焚き火台を囲めば、子どものやけど防止に繋がります。それに、収納すると意外とコンパクト。ナチュラルな風合いは室内でも違和感がないので、家でも使っていますね。(江梨子さん)
●収納サイズ(約):80×20×厚さ20cm
●重量(約):14.0kg
●耐荷重:10kg
●収納サイズ(約):990×450×厚さ75mm
●重量(約):11.0kg
●耐荷重:10kg
④いろんなモデルを使ってたどり着いた焚き火台
コールマン「ファイアーディスクプラス」
選択肢の多い焚き火台は、どれを選ぼうか悩む人も多いはず。焚き火をこよなく愛する青木さん夫妻の愛用品は、コールマンの「ファイアーディスクプラス」。王道モデルから軽量モデルまで、色々な焚き火台を使ってみましたが、これは炎がいちばん綺麗に見える気がしたんです。大きいサイズが欲しかったので、通常サイズではなく、一回り大きい“プラス”にしました。(江梨子さん)
構造がシンプルで、設営がとってもカンタンなところもすごくイイ。僕たちのキャンプ民泊では、初心者を対象にレクチャーすることが多いので、誰でも直感的に使える構造であることがとても大事。軽いので持ち運びもラクです。(達也さん)
●収納サイズ:約φ60×10(h)cm
●重量:3.2kg
●材質・素材:ステンレス
⑤かゆいところに手が届く焚き火エプロン
コロンビア「ベルフォレストデニムエプロン」
キャンプ中って、屈んだり立ち上がったりの繰り返しじゃないですか。だから、動きやすくて、機能的なエプロンを探していて「コレだ!」と思いました。(達也さん)
最大の特長は、裾にもポケットが用意されているところ。屈んだとき、じつはいちばん取り出しやすい位置なんですよ。生地には伸縮性もあって、つっぱらないところも気に入っています。とにかく、かゆいところに手が届くエプロン!(達也さん)
ちなみに、達也さんは前掛けタイプ、江梨子さんは同シリーズのエプロンタイプを愛用中。火の粉が飛んでも燃えにくいデニム素材を使い、汚れを防ぐ撥水加工済み。キャンプでの動きをストレスフリーにしてくれる、キャンプにうってつけのエプロンです。
●素材:ニュー2Wayノンフェイドデニム (コットン60%、ポリエステル39%、ポリウレタン1%) 耐久撥水DWR加工
二人が仕掛けるちょっとユニークなアウトドアワークショップ、やってます
キャンプ民泊『NONIWA』では、キャンプデビューのお手伝いのほか、本気でソロキャンプをやりたい女性に向けた「女子ソロキャンプの会」を開催しています。
さらにはタンドールをDIYして、焼き立てナンと有機野菜カレーを作るワークショップなどのイベントも! キャンプ民泊の様子をお届けしているYoutubeもぜひ覗いてみてくださいね〜!
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