これはイイ!!観光とキャンプをかけ合わせてみたらリア充感がすごかったので報告です

ホテルに泊まらずキャンプしてみた

徳島県が誇る日本3大踊り「阿波踊り」。毎年お盆の時期に開催され、120万人以上の観光客が訪れる伝統芸能の祭典。いつもは阿波踊り会場付近でホテル泊する筆者ですが、会場近くでキャンプができるということを知り、チャレンジしてみることに!

阿波踊りキャンプの申し込みはキャンプ場検索サイトの「なっぷ」からできました。
今年で3回目の開催となる阿波踊りキャンプ。阿波踊り期間の会場周辺ホテルは毎年予約を取るのが困難なくらい人気です。そこで! キャンプという手段はありなんじゃないかと! しかもキャンプサイトは会場まで徒歩圏内のとっておきの場所。早速阿波踊りトリップの様子を紹介していきます!


現地での移動はレンタカーが◎

せっかくなので阿波踊り以外にも観光を楽しみたい! ということで、神戸空港からレンタカーで徳島へ向かうことに。キャンプサイトもオートキャンプが出来るので、観光もするのであればレンタカーがオススメです!

道中も楽しめる車旅

神戸からの道中、淡路島を抜けたり鳴門大橋を通ったりと、とても風情のある道のりでした。渋滞はありましたが、車窓を楽しむドライブができるはずです。徳島市内に入ると祭りの雰囲気に満ち満ちていて、否応無しにテンションが上がります。

夜の阿波踊りを楽しみに、まずはキャンプ場でサイト作り。

阿波踊りキャンプを快適に楽しむための装備

阿波踊りキャンプのベースキャンプ場はすでにテントだらけ! いやあ賑わってますね~。阿波踊りキャンプは1泊2日か2泊3日で選べるので、お盆の予定に合わせて楽しむことができました。

会場は最大100組がオートキャンプ出来る広さ。日陰がないので日中の暑さは尋常じゃありませんが、暑いうちは観光したり市内の飲食店で涼んだり逃げ場はたくさんあります。

前段が長くなりました、それではギア紹介に入ります。

2ルーム1張りがベター

観光で行く場所は当然ながら行ったことのないキャンプ場がほとんど。その場合、どんな環境にも対応できるギアを用意したほうがいいでしょう。

今回は日陰がなかったので、テント以外のタープ類は必須となりました。ちょうど台風予報が出ていたこともあり、スノーピークのランドロックを張ることに。

暑い時もリビングスペースは陽射しを遮ってくれるし、全方向がメッシュになるので虫問題は解決、かつ風はしっかり抜けて涼しく過ごせます。しかも万が一雨が降ってきても2ルームなら快適に過ごせますよ。

悪天候の時だけじゃない、地熱を遮るこれ

今回のキャンプでポテンシャルの高さを感じたのはコット! リビングでまったりしてる時も椅子としてフル活用。蒸し暑い夜も快適に寝ることができました。これは冬でも下からの冷気を遮断できるので役に立ちそうなアイテムです。

コットだけだと背中が疲れてしまうので、マット類も併せて使用すると快適ですよ。

本当にあってよかった!なかったと思うと……


その季節によっって必需品は異なるもの。今回は真夏だったこともあり、いわゆるキャンプギアではないものが必携アイテムとなりました。
現地は暑い暑いと聞いていたので、ルーメナーのコードレス扇風機を人数分準備することに。2ルームをメッシュにしても無風の時は流石に暑いので、扇風機はフル稼働! 人数分用意してなかったら、取り合いになっていたでしょう。

扇風機争奪ゲームで盛り上がること請け合いですが、今回のキャンプでは手放せないくらい大活躍でした! USB充電式なので大容量バッテリーがあるとさらに便利ですね。

突撃!隣の阿波踊りキャンパー

阿波踊りキャンプのどこに惹かれて参加したのか気になる! ということで、会場にいるキャンパーさん3組に突撃インタビューしてみましたよ。

内2人は皆勤賞!地元キャンパーさん

地元徳島から参加の仲良し3人組。オリーブの新型ジムニーとミリタリーライクなサイトの雰囲気が男らしくってかっこいいですよね! なんでも内2人は3回とも阿波踊りキャンプに参加しているとのこと。

四国はキャンプイベントが少ないので、こういうイベントがあるのはとても嬉しいです。キャンプ会場から徒歩で地元自慢の阿波踊りも見れるなんて、参加するっきゃないですよね!

3人とも年間30泊はキャンプに行くという玄人キャンパー。今回は仕事の都合上、1泊しかいれないのが残念とのことでした。地元ということもあり観光ではなく、純粋にキャンプと阿波踊りを楽しんでいるそうです。

年間50泊以上の玄人アウトドア夫婦

会場でも只者ならぬ雰囲気を放っていた雰囲気バツグンのご夫婦。車中泊も含めると、年間50泊以上は野外にいるとのこと。車中泊用にプチ改造したバンと2ルーム、青空キッチンの組み合わせが2人の雰囲気にピッタリ。

ほぼ毎週末を野遊びに使ってます。阿波踊りキャンプは今回で2回目の参加。オートキャンプができるという点と、徒歩で阿波踊りを見に行けるので、昼間からお酒が飲めるが嬉しいですね。

できれば毎年阿波踊りキャンプに参加したいと語ってくれたご主人。子供が1歳になったので、アウトドアの英才教育をしていきたいそうです。阿波踊りという伝統的な文化と、キャンプというアウトドアカルチャーを家族で楽しめるのは素敵ですね。

会社の同僚・仲良し3人組

ジープとノルディスクのアルヘイム、青空キッチンのシンプルイズベストなサイトで参加の3人組。とにかく阿波踊りが大好きで、夜はずっと会場で阿波踊りざんまいだそうです。会社の同僚を含めたお三方は、プライベートでもキャンプに行く仲良しさん。

キャンプイベントなども積極的に参加しているのですが、阿波踊りキャンプは日本古来の祭であるという要素にすごい惹かれます。昼間は暑いので汗だくですが、市内には温泉施設もありますし、まあビールがあれば大丈夫です(笑)。

出来るだけ阿波踊りメインにしたいので、サイトはシンプルにしているとのこと。食事も市内の店舗で済ませれば、持っていく道具も少なくて済みますよね!


手ぶらプランもあるよ

観光しながらキャンプしたいけど、キャンプ道具を持って行けない! という方のための選択肢。それは「レンタル」です。キャンプ場によってはレンタルプランが充実しているところもありますし、そういった目線でキャンプ場選びをすれば観光×キャンプができるんです。

今回は、会場になっぷがogawaと共同開発した、レンタル専用のテントに宿泊するプランがあったのでご紹介。タープとファニチャー、寝具が6名分ついているので、寝るだけなら完全に手ぶらで参加できちゃう充実っぷり!
もともとogawaのグロッゲ12というモデル(4名対応)から6名対応までサイズアップ。しかも現地に着いたら設営されているので、荷物を置いてすぐ阿波踊りを見に行く! なんてこともできちゃいます。テントの中はとっても広々。工夫すれば10名ほどは寝ることができるくらい快適です。ジェントスの大型ランタンも2個付いてるなんて、至れり尽くせりですね!

「なっぷ」の手ぶらプラン詳細はこちら↓
手ぶらプランが利用できるキャンプ場はここ!

いざ阿波踊り会場へ!

徳島の阿波踊りは、街全体が祭りの雰囲気。商店街の一部だけとかではなく、徳島駅の南側一帯全てが期間中ホコ天の会場と化します。提灯や出店、どこからともなく聞こえてくる出囃子にいちいち感動しちゃいました。

ベースキャンプから阿波踊り会場までは歩いて約10分。120万人以上が参加するとあって、会場付近はどこも人だらけ。
至る所で輪踊りが見られます。輪踊りは出番待ちの連(れん)がゲリラ的に輪になって踊ることを指しますが、これがまた面白いんです! 通常の男踊り、女踊りと違って自由な踊り方を披露してくれるので見応えあり!

若い連のパワフルな踊りから、老練な連のテクニカルな踊りまで色々なスタイルを楽しめますよ。

本場徳島の阿波踊りは、近い距離で色々な連が踊っています。にも関わらず鳴り物同士が邪魔しないのは不思議に感じました。阿波踊り会場の熱気や、空間が持つパワーが局地的に発生しては消え、発生しては消えの刹那的な要素も持っているんでしょうね。

ここが良かった!徳島観光

一度は見てみたい、鳴門の渦潮

神戸空港から徳島へ行く道中に立ち寄ることができます。約1.6kmある鳴門大橋は圧巻の一言! 橋の上は駐車禁止となっているので、間違っても降りて観光しないようにしてください。その代わり四国側には遊歩道が設置されてるので、渦潮を真上から見ることができますよ。

美味!タイ丼

鳴門へ行ったら是非食べてほしいのが地元の特産タイ丼。価格は1950円するのでちょっとお高く感じるかもしれませんが、せっかくなのでここは奮発しちゃいましょう! 渦潮のある活発な海でもまれた、生きのいいタイが食べられるのはここだけ。橋のふもとが千畳敷という観光地になっているので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

やっぱり飲みたいクラフトビール

阿波踊りキャンプ会場から車で3~40分ほどのところにある醸造場「神山ビール」。オランダから移住してこられた夫婦が始めた里山のお洒落なブリュワリーです。せっかくなので編集部も乾杯! 地元の梅を使った珍しいビールと、これまた地元の柑橘系をミックスさせたノンアルコールビールを美味しくいただきました。

2階はオープンテラスになっていて、里山ののどかな景色も楽しむことができますよ。

観光×キャンプは二度美味しい

飛行機を使うなど、遠方への観光をするときに、趣味であるキャンプと結びつけることがなかなかないのではないでしょうか? でも、今回ご紹介したように、手ぶらプランを利用したりと、観光と趣味であるキャンプを一緒にやっちゃうこともできるんです。

今度の観光旅行の宿泊は、ホテルじゃなくキャンプをしてみてはどうでしょうか? もっと楽しくなるはずですよ!

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