体の芯から温まる「ミルクカレー鍋」【ワンバーナーで早うま〜!カノウヒナタ・クッキング#10】

お気に入りの道具で作るこの時期ピッタリな料理

こんにちは、料理家のカノウヒナタです。

山やキャンプなど外で食べるごはんは、普段の何倍も美味しい。とはいえ、外は不便だし、キャンプ道具は重たくて、なかなか重い腰が上がらない……なんて方も多いのでは?

こちらの連載では、気軽に持ち運べて、料理をするのに欠かせない熱源「ワンバーナー」を使ったキャンプ料理を紹介していきたいと思います。


鍋料理に使えるコッヘルとは?

寒い時期の外ごはんは、コッヘルに食材を詰め込んで、火にかけるだけでできる「鍋料理」が手軽で重宝しますね。さて今回はレシピのご紹介の前に、コッヘルについて。

材質、大きさ、形、色々と魅力的なものが出ていて、外ごはん道具としてどれを買ったらいいのかお悩みの方も多いのではないでしょうか?

スタイルに合うコッヘルは人ぞれぞれ。用途も様々ですが、私の場合、”家でも使える(使いたい)”ものを選ぶようにしています。道具がどんどん増えてきたので仕舞い場所に困ってきたのもありますが……(笑)。



出典:モチヅキ

今回はMSR「アルパインストアウェイポット」を使用。大きさ、軽さ、耐久性などバランスがよく、フタがしっかり閉まるので煮込み料理も早く仕上がります。デザインもシンプルでキッチンにも馴染むので家でも外でも愛用中。オススメです!

では、お気に入りの道具で作るのはスパイスの効いた「ミルクカレー鍋」です。香りで食欲がそそられ、スパイスでポカポカ温まります! ミルクでマイルドに仕上げて、ホッとする辛さが後を引きついつい食べ過ぎちゃうかも……。


スパイスが決め手!

では、早速レシピのご紹介です。


準備するのはこちら!

▼ミルクカレー鍋(2人分)

〈材料〉

・豚バラ肉    180g

・キャベツ    100g

・じゃがいも         1

・かぼちゃ    4スライス

・蓮根      4スライス

・ピーマン    1

・和風だしの素(顆粒タイプ) 5g

・カレー粉(フレークタイプ) 大さじ1

・牛乳      200ml

・水                     200ml

・サラダ油    適量


食材によっては自宅で準備をするのが◎

野菜は自宅で洗ってから持ち運びます。じゃがいもや蓮根など切ると変色しやすいものは丸のまま。キャベツなどは切って持ち運ぶと調理がよりラクになります。

少し多めの油でかぼちゃや蓮根、じゃがいもなど揚げ焼きします。見た目も味もグンとよくなるひと手間!

ざく切りしたキャベツを鍋の中央にどさっと置きます。


具材を並べて入れると形崩れを防止

その周りに食べやすいサイズに切った野菜や肉を並べます。最初に具材を並べることで形が崩れにくくなりますよ。

カレー粉、和風だしを具材の上から加えます。


牛乳を入れてひと煮立ち

水、牛乳を全体にまわしかけ、中火にかけて10分ほど待ちましょう。

フタを開けて、全体のスープを混ぜて2〜3分加熱したら出来上がり!


アレンジが効くのでお試しあれ!

具材はお好みのもので代用できます。和風だしなので葱やしめじも合いますし、チーズも合います。主食はご飯でもうどんでもパンでも! 寒い時期においしい鍋料理、簡単なのでぜひ作ってみてくださいね。


今回使用したクッカー・バーナーはこちら

ITEM
MSR コッヘル アルパイン ストアウェイ ポット 1.1L
ITEM
SOTO「レギュレーターストーブ ST-310」
●サイズ/幅170×奥行150×高さ110mm(使用時、本体のみ)、幅300×奥行150×高さ110mm(使用時、ボンベ装着時)、幅140×奥行70×高さ110mm(収納時)
●重量/350g■発熱量/2.9kW(2500kcal/h)(ST-760使用時)
●使用時間/約1.5時間(ST-760使用時)

▼カノウヒナタさんの過去連載はこちら

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