おしゃれキャンパー自慢の“逸品”をPickUp!
去る10月1日・2日に開催されたGO OUT CAMP vol.12にて、おしゃれキャンパー自慢の“逸品”を教えてもらいました。機能性、デザイン、レア度、D.I.Y.による一点モノ、選ぶ基準は人それぞれ。ここでは十人十色のキャンプなフェイバリットアイテムをご紹介。GO OUT WEBにて4回にわたって配信されたものを、CAMP HACKでは2回に分けてお届けします。
使い勝手の良いガス用でシステムを統一。プリムスのスイングヒーター。
おすぎゅん(35歳)
1990年代中頃に販売され、現在は廃版となっているプリムスのスイングヒーター。おすぎゅんさんは、昨年ネットオークションでユーズド品を購入したという。「バーナーやランタンをガス式で揃えているので、ヒーターもガスで使えるものを探していました。寒い時期もキャンプをしますが、かなり暖かくて重宝しています」とのことで、実際に点けてもらったところ、これがとっても暖かい! スポット的に熱が放出されるので、少し離れた場所にいても体はホカホカに! おすぎゅんさんは、自分用と奥さま用とで2つ用意し、専用の収納ケースを自作するほどの愛用ぶりだ。
ちなみに、このヒーターはヘッドパーツを交換すればライトとしても使用できる、一石二鳥の優れモノ!
サバゲーグッズをキャンプに賢く流用。MAGPUL社のマグプル。
岩下パパ(33歳)
ミリタリーテイスト全開の岩下ファミリーのテントサイトには、本物の軍用品や自作のギアが並ぶなか、見慣れないシリコン素材のアイテムが……。「これはサバゲーでエアガンのマガジン(弾倉)に取り付けて、素早く交換できるようにするものです」。キャンプではウォーターボトルなどのキャップに装着し、カラビナを掛けられるフックとして活用しているという。テーブルや棚がボトル類で一杯にならないようにと編み出した流用テクなのだ。岩下パパさんは、このマグプルをナルゲンのボトルに使用している。
「1つ300円くらいで手に入りますし、大きさや色も数種類あるので色々なボトルに使えますよ!」。
手軽に使える、名実ともに優れた定番ギア。SOTOのレギュレーターストーブ。
.ma.sa.ya.(27歳)/Haruyaman(27歳)/hiderou7188(27歳)
オーバーオールで揃えたコスチューム、ワイルドな塗装を施した各ギア、さらに、ランクルのトランク&ハッチをキッチンとして利用したキャンピングスタイルが自慢! 既製品はなるべく使わず、ヴィンテージ品や手作りなどの一点モノを多用する無骨な彼らだが、その使い勝手から重宝しているのがSOTOのバーナー(ST-310)だ。「薪で調理するのがキャンプの醍醐味だと思っていますが、手間や時間がかかるのが難点。お湯を沸かしたり、軽い炒め物を作るのにこのバーナーは便利ですね」という。
また、.ma.sa.ya.さんは、ジムニーでよく林道ツーリングに行くそうで、このバーナーとコーヒーセットだけを持っていくのだそう。「季節や場所を選ばずに安定して使えるのがいいですね」と、アウトドアを楽しむのに欠かせない相棒となっている。
本格的な調理具で絶品のご飯を堪能。アルミ製の釜。
boo_lea(42歳)
GO OUT CAMP STYLE BOOKにも掲載させていただいたboo_leaご夫妻。テントサイトにはオシャレなギアがずらりと並び、アメリカンヴィンテージが好きというだけあり、USAテイストなアイテムが飛び出すのかと思いきや、奥さまが逸品として紹介してくれたのは、なんと超和風な“釜”である!「元々は料理人の友達の物なんですが、これを使うとふっくら炊けてすごく美味しいんですよ!」と言いながら、この釜で炊いたお米で作ったおにぎりを撮影班に振る舞ってくれました。ツヤがあり、ほんのりと甘味があってとっても美味しかったです!!
「普段はあまり料理をしないんですが、キャンプの時は張りきっちゃいますね(笑)!」ちなみに、こちらの釜は6合炊きだが、火加減の調整などの兼ね合いで、3合程度で炊いているそうだ。
Photo/Takuma Utoo Text/Yasuo Sato
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