焚き火を快適にしてくれる「焚き火ポンチョ」
焚き火はキャンプに欠かせない醍醐味の一つ! そんな焚き火大好きな“タキビスト”にオススメのアイテムが「焚き火ポンチョ」です。ワークマンの「コットンポンチョ」が話題に
今やキャンパー御用達ブランドとなったあのワークマンからも、以前焚き火に特化した「コットンポンチョ」が発売。店頭のみでの販売だったこともありかなりのレア商品となり、入手困難な大ヒットアイテムとして一部で話題になりました。そんな焚き火ポンチョは、ワークマン以外にも各種アウトドアブランドから機能的で雰囲気も良いアイテムがいくつかリリースされていますよ!
この記事では焚き火ポンチョのメリットとオススメ商品に、選び方から自作方法までを一挙にご紹介。焚き火をもっと快適にとことん楽しみたいという方、ぜひチェックしてみてくださいね!
焚き火ポンチョって何?
焚き火のときに着る上着
ポンチョというと雨のときに着るレインコートのようなものを想像しますが、基本的にはそれと同じ。ですが素材が火の粉に強いコットンであるものを指し、コットンポンチョとも呼ばれます。
燃えにくい素材で火の粉から守ってくれる
燃えにくいコットン100%やメーカー独自の難燃素材であったりと使われる素材は様々ですが、いずれも化繊より火の粉に強く焚き火時の穴開きから洋服や身体を守ってくれるもの。火の粉だけでなく煙もつきにくいので、焚き火は好きだけど洋服が臭くなるのが気になるという方にもオススメのアイテムです。
ゆったりシルエットで、ジャケットより動きやすく脱ぎ着もしやすい
ポンチョは袖なしのタイプもあり、腕を通すジャケットより脱ぎ着も楽チン。ゆったりめに作られているので、薪をくべたり火を調整するときなどに動いたり立ったりしやすいことも特徴です。パーカーやインナーダウンの上からの重ね着もしやすく、冬は寒い中で焚き火をするとき用のアウターやブランケットとしても重宝しますよ。
ここからは火の粉に強く動きやすい焚き火ポンチョ、ここからはオススメのアイテム7選をご紹介します!
焚き火のお供にぜひ着たい!焚き火ポンチョ7選
グリップスワニー「ファイアーポンチョ」
グリップスワニーオリジナルの難燃生地を使用した、本格的な焚き火ポンチョ。独自素材のBRAZE SHLELD(ブレースシールド)は自己消化性に優れ、その難燃強度は従来素材のなんと5倍にパワーアップしています。前身頃には大型ポケットが配置されており、グローブやトーチといった焚き火まわりのギアも入れられてとても便利。ボトムスにも合わせやすいベーシックなデザインで、サイズはフリーのユニセックス商品となっています。
オレゴニアンキャンパー「ファイヤープルーフ焚き火ポンチョ」
難燃糸が織り込まれたコットン生地で、火の粉と耐久性に優れているオレゴニアンキャンパーの「焚き火ポンチョ」。機能面だけでなくシルエットの美しさにもこだわり、さらにコスパも追求されたトータルバランスの良さでオススメのアイテムです。袖口にはボタンが4つあり、自分好みのシルエットに調整可能。ゆとりがあり、重ね着もしやすい作りになっています。
grn outdoor「HIASOBI CAMPER PONCHO」
コットン生地に難燃と撥水両方の加工が施されているという、超機能的なgrn outdoorのポンチョ。斜めに配された長めのジップで脱ぎ着がしやすく、キャメルとネイビー・オリーブという男前サイトにもなじむデザインが特徴です。胸元にはSOTOガストーチ専用のミニポケットがあり、裾にも大きな前ポケットを装備。胸や腕にはギアループも配されハンマーやトングも取り付け可能という、ユーザー目線のユニークなデザインやディテールが光るgrn outdoorならではの1着です!
TSBBQ×mino「焚き火ポンチョ」
こちらは燃えにくい難燃糸を使用したニットポンチョ。オーストラリア産メリノウール67%とアクリル33%で肌触りも良く、焚き火ポンチョとしてはもちろん肌寒いときは木目の前ボタンを留めてカーディガン感覚でブランケットとしても使えます。使わないときは付属の帆布紐でクルっとまとめられるので持ち運びにも便利。キャンプシーンはもちろんデイリーにも着まわせるスタイリッシュなデザインで、女性ならアウトドアテイストの可愛い着こなしに一役買ってくれそうです!
TSBBQ×mino 焚火ポンチョ
●サイズ:幅120cm、縦140cm
●素材:オーストラリア産メリノウール67%、アクリル33パーセント
●重量:約516g
●素材:オーストラリア産メリノウール67%、アクリル33パーセント
●重量:約516g
CALL OF THE WILD「キャンパーズポンチョ」
アウトドアショップのWILD-1プライベートブランド・CALL OF THE WILDのポンチョ。特別な難燃加工は施されていないものの、素材はコットン100%で火の粉対策に◎。サイズはメンズ・レディスのほかキッズサイズもM・ Lとあるので、小さいお子さんに火の扱いを教えたい! というファミリーキャンパーの方にとくにオススメです。
モバイルポケットやギアループといったフィールドで役立つギミックも充実しているほか、ポンチョでは珍しく前面フルのダブルジップを採用。脱ぎ着だけでなく、洋服の上からの重ね着もしやすくなっています。
商品について詳しくはこちら
ワークマン「コットンポンチョ」
冒頭でもご紹介したワークマンの「コットンポンチョ」、はプライベートブランドであるフィールドコアのアイテム。薄くて軽量ながら生地には難燃加工が施されており、男性でも太ももあたりまでカバーできるゆったりとしたシルエットが特徴です。機能的でデザインも良いながら、価格はなんと税込2,900円! 他のメーカーでは真似できないワークマンプライスは魅力的ですが、現在オンラインでの取り扱いはナシ。ワークマンプラスの実店舗で在庫に出会えればラッキーです!
旧ソビエト軍のインポート品
7選ラストはミリタリー好きの方には堪らない旧ソビエト軍デットストックの「M55型ポンチョ。」素材は厚手のコットンで防炎・防寒性能があり、身体と洋服を火の粉からしっかり守ってくれます。後ろの裾は背面内側にあるボタンで丈を短くすることも可能です。軍用品で焚き火用に作られた物ではないため着心地や脱ぎ着のしやすさに関しては目劣りしそうですが、耐久性と本格的な雰囲気にこだわりたい方にはオススメ!
正方形で四隅にハトメ穴があるので、テントやツェルトとしても使えます。
IMPORT MISCELLANEOUS GOODS ソビエト軍ポンチョ 実物
●色:コヨーテブラウン
●材質:厚手のコットン
●寸法:170cm×170cm
●適応身長:165cm~190cmまで装着可能
●材質:厚手のコットン
●寸法:170cm×170cm
●適応身長:165cm~190cmまで装着可能
なじみのあるアウトドアブランドから軍払い下げ品まで7選をピックアップしてみましたが、ここで焚き火ポンチョを選ぶ際のチェックポイントをご紹介。納得の一着を手に入れるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
焚き火ポンチョを選ぶときの注意点
サイズは大きめが◎
基本的には洋服の上から重ね着をする焚き火ポンチョ。日中暑くても夜は肌寒くなりがちな夏はもちろん、冬はダウンジャケットなど重ね着のボリュームも出てくるので、脱ぎ着や動きやすさのために大きめサイズを選んでおくと良いでしょう。丈感も要チェック!
ゆったりシルエットであることは共通していますが、丈の長さはアイテムそれぞれ。あまり長過ぎると作業の邪魔になってしまったりシルエットの好みなどもあるので、事前に自分の身長と照らし合わせてサイズ感をイメージすることをオススメします。難燃だからといって火に近づきすぎない
難燃素材は“燃えにくい素材”ということに過ぎません。あくまで火の粉から身を守る程度と認識し、炎に近づき過ぎるのは危険。安全な焚き火のための注意事項は、焚き火ポンチョを着ていてもいなくても遵守が基本です!焚き火ポンチョは自作もできる!
中には既製品ではなく焚き火ポンチョを自作している方も! 帆布やウールのほか使わなくなったタープで自作して方もいるようですよ。ここでは簡潔に作り方をご紹介します。焚き火ポンチョの作り方
ベースの身頃が完成したら、既製品を参考に袖口の調整ボタンやポケット・ループをつけてカスタムしてみるのも良いですね!
思いっきり焚き火がしたい……そんな方にはポンチョがオススメ!
大事な服はもちろんとくにそうでもないという服でも、穴が開かないに越したことはありませんよね。そんなリスクが減らせる焚き火ポンチョ、思う存分焚き火を楽しみたい方は愛用ギアに加えてみてはいかがでしょうか?The post 穴が開いてからじゃ遅いんです!何かと便利な「焚き火ポンチョ」、ひとつ持っておかない? first appeared on CAMP HACK[キャンプハック].