目指せ!キャンプマスターへの道!
「WOWOW」が主催する野外音楽フェス「FUJI & SUN」と、「CAMP HACK」がタッグを組んで生まれた新番組「CAMP TV presented by CAMP HACK × FUJI & SUN」。
番組MCを務めるBose(スチャダラパー)、森山直太朗、レキシ(池田貴史)の3名が毎回おすすめアイテムを紹介するコーナー「キャンプマスターへの道」をCAMP HACKで記事化、連載していきます! 今回はその連載の第2回目。
前回は、キャンプに欠かせないチェアとテーブルを紹介してくれた3名。今回も、Boseさんは「ミニマルスタイル」、森山直太朗さんは「ミリタリースタイル」、レキシさんは「ボヘミアンススタイル」に合わせたアイテムを紹介していきます。
キャンプのスタイルを決めるテント選び!
今回3名がまず最初選んだのは、キャンプスタイルを決定づけると言っても過言ではないテント。どんなテントが登場するのか、さっそく覗いてみましょう!【森山直太朗】米軍ミルスペック仕様の本気ミリタリーソロテント
森山
ぼくが紹介するのは、KELTY(ケルティ)の「ワン・パーソン・フィールド・テント」。ミリタリーといえばやっぱりこの迷彩柄ですよね。
Bose
みんなこれ見えてる? 大丈夫? 迷彩柄がリアルすぎて背景と同化しちゃってない?
レキシ
ケルティってあのリュックとかのブランドの? それともケルティ、ケルティ、ケルティ、ケルティ! って言いながら動き回るやつかな?
森山
それはカバディ! テントの説明ができないから2人ともボケないで!
森山
ミリタリー仕様ということで、頑丈さはもちろん快適性も抜群なんです。こうやってフロントをポールで跳ね上げれば広い前室になって、ここでコーヒー飲んだりもできるというわけ!
レキシ
でも、戦場で敵が来るのにコーヒーとか飲んでる時間あるかな?
森山
ミリタリー仕様ってだけで実際の戦地にはいかないの! つっこみにくいボケしないで!
米軍が要求するスペックをクリアする軽量ソロテント。フライシートには実際にアメリカ陸軍が使用しているカモ柄(OCP迷彩)を取り入れるなど、ガチのミルスペック仕様のテントです。
リップストップナイロンを使用したフライシートは耐水圧12,000mmを誇るなど、ビジュアルだけでなく機能もホンモノ。インナーテントはフルメッシュなので夏でも過ごしやすく快適です!
「ワン・パーソン・フィールド・テント」の詳細はこちら
【レキシ】憧れのベル型ワンポールテントを1〜2人で楽しむ!
レキシ
ボヘミアンスタイルの私から紹介するのは、ノルディスクの「アスガルドテック ミニ」。このタイプのワンポールテントって大きくて重いんですが、これはミニなので小さくて軽いの! ちょっと持ってみてごらん!
Bose
どうやって立ってるテントを持つんだよ! おバカ!
森山
でもこれ、たしかにコンパクトサイズだね。このタイプのテントって大型のものが多いから、人が横に立たないとサイズ感が伝わらないかも!
レキシ
ミニサイズなんですが室内はこのとおり〜。ラグジュアリーでしょ? じつは入り口にもV字型のポールが入ってて、空間を広く確保しているんです。
Bose
「ミニ」って謳っているけど、3人くらいいけそうだね。
レキシ
一応1〜2人用なんですけど、核家族ならいけますかね。団地住まいの方とかいいですかね。
森山
なんで「団地の核家族」って限定しちゃうんだよ! ダメダメ、みんなにおすすめしないと!
軽量性に優れた「テクニカルナイロン」をメイン生地に使用することで、収納時のコンパクト性と軽量化を実現した小型のベルテント。大型タイプが多いベルテントですが、こちらのサイズは246×210×(高さ)160cm。設営もかんたんなので女性にもおすすめです。
テント下部と天井部、そしてフロントにはメッシュパネルが設けられており通気性も抜群。ドアのメッシュを巻き上げてフルオープンにすれば開放的なキャンプを楽しむことができます!
「アスガルドテック ミニ」の詳細はこちら
【Bose】重量約1kgの超軽量テント
Bose
そんな2人に対してですね、私のテントは超軽量! ビッグアグネスの「フライクリーク HV UL2 EX」です。生地がもうペラッペラなの。
Bose
ポールの構造もシンプルで組み立ても簡単。かつ収納サイズもコンパクトだからバックパックとかに入れてどこにでも持っていけるのよ。
森山
へ〜! これって1人用のテントですか?
Bose
これがね、フロア面積2.6㎡もあって意外と広いのよ。公式では2人用のテントってなってるみたいね。
日本の山岳気候に合わせアップデートされた日本向けのフライクリーク。インナーテントのメッシュ部分をあえてなくし外気の侵入を可能な限りシャットアウト。寒い時期のキャンプにも対応してくれます。
2人でもゆとりのあるフロア面積2.6㎡を確保しつつ、総重量約1.08kgを実現。登山やソロキャンプなど、どこにでも持って歩ける軽さがなによりも魅力です。
「フライクリーク HV UL2 EX」の詳細はこちら
【けっそん】極地やヒマラヤにも対応する冒険家仕様テント
ここで今回も登場したのはCAMP HACKのYoutubeチャンネルでお馴染みのけっそん。キャンプのプロとして、おすすめのアイテムを3人にご紹介していきます。
けっそん
どうも〜。CAMP HACKチャンネルのけっそんです。私がご紹介するのは、ザ・ノース・フェイスの「マウンテン25」です。
Bose
なんだこれ! めちゃくちゃかっこいいじゃん!
けっそん
このテントはとにかく頑丈 テントって、ポールがクロスさせると強度が上がるんですが、このテントはポールがクロスしている箇所がいくつもある。
森山
冒険家とかが使ってそうなデザインだもんね。
けっそん
まさにそうで、極地やヒマラヤでも使われているモデルで、どこから風が吹いても負けない構造になってるんです。
けっそん
あとこのテントですね、入り口が2つありまして、反対からもアクセスできるんです。
Bose
あ! すっげ〜。こりゃかっこいいわ!
けっそんが選んだのは、極地やヒマラヤなどの高山にも対応する耐風性を誇るクロスポール型のテント「マウンテン25」。黒と黄色のデザインで視認性も高く、けっそんの説明の通り本格的な雪山登山にもおすすめ。
フロアサイズは218×137cmと2人でも広々。専用ポールで天井を支える広い前室のほか、後方入り口にもサブスペースが設けられ、厳しい環境でも快適な空間を提供してくれます。
「マウンテン25」の詳細はこちら
テントが決まったら次は寝袋(シュラフ)!
テントが用意できても、それだけでは快適に眠ることはできない! ということで次に選んでいくのが寝袋(シュラフ)。ひとくちに寝袋といってもその種類は本当にさまざま。どんな種類があるのか、みていきましょう!
【森山直太朗】靴のまま入ってOK!?耐久性を重視したヘビーデューティーな寝袋
森山
ミリタリースタイルにぴったりの寝袋が、こちらスナグパックの「ソフティー エリート3」。非常に耐久性に優れたモデルで、なんとこれ靴のまま入ってもOKなんです。
レキシ
靴は脱ごうよ。お行儀わるいよ。
森山
普通は脱ぐんだけど、ミリタリーですから、いつ敵がくるかわからないですからね。
Bose
さっき「戦場でキャンプしてるわけじゃない」って言ってたじゃん!
森山
そうなんですけど、それくらい頑丈にできてるっていうことです! 大体わかるでしょ!!
イギリス北部を拠点に、過酷な環境下で機能するプロダクトを開発するスナグパックのシュラフが登場。化繊タイプの寝袋で快適使用温度−5℃というスペックのため重量は1,600gとやや重めですが、その耐久性はおりがみつきで各国の軍隊が採用するほど。
全長220cmもあり、高身長の方でもすっぽりと包み込んでくれるビッグなサイズも特徴のひとつ。小柄な方も、足元部分を折り返してサイズを縮小させることでぴったりフィットさせることができます。
「ソフティー エリート3」の詳細はこちら
【レキシ】おうちの布団以上の寝心地?
レキシ
私が紹介する寝袋は名前も魅力的で、その名もナンガの「ドリーム」というモデル。
Bose
でかっ!!!布団じゃん!
レキシ
じつはキャンプでも、家の布団を持ってくのが一番良いって説があるのよ。でも布団は持っていけない。でも持って行きたい! そんな夢を叶えてくれるのがこの「ドリーム」
Bose
なるほど、みんなの「夢」のかたちがこれなんだ。
森山
これ寝袋の概念が変わるわ〜。めちゃくちゃ温かそうだね。
アウトドアだけでなく、車中泊や急な来客にも対応してくれる超肉厚のダウンシュラフ。冬以外の季節には、チャックを開けて掛け布団として使ってもOK。シンプルなデザインで場所やシーンを選ばず使うことができますね。
ちなみに、650FPのダウンを500g封入したナンガの定番モデル「オーロラ500」の使用下限温度が-4℃。この「ドリーム」には650FPのダウンが1,800gも使われているので、その保温力はざっと「オーロラ500」の3倍以上と見積もって問題ないでしょう!
「ドリーム」の詳細はこちら
【Bose】国内ブランドのナンガが誇る最高峰コンパクトモデル
Bose
ぼくはミニマルスタイルなので、池ちゃんとは反対で超コンパクト。畳むとこんなに小さいのよ。メーカーは池ちゃんと一緒のナンガで、「ミニマリズム250」っていうモデル。名前がもう、ミニマルスタイルにぴったりでしょ?
森山
薄いけどフワッフワだね。
Bose
高品質なダウンを使ってるから、薄くてコンパクトだけど暖かいのよ。あと特徴としては、ファスナーがない! ファスナーの重さも省くことで、軽量性、コンパクト性を突き詰めてるの。
レキシ
そこまでしなくても、いいんじゃない……?
Bose
いいの! ミニマリストはね、要らないものは全部省いていくの!
Boseさんが紹介してくれたのは、ナンガの「ミニマリズム250」。「より小さく」、「より遠くへ」をコンセプトに開発された最高峰アルティメットモデルで、かつてない軽量性を実現。
ハンガリー産の高級ダウンを250g封入してり、総重量415gという軽量なモデルながら-5℃にも耐える保温性を実現しています。
「ミニマリズム250」の詳細はこちら
【けっそん】寝袋を”レイヤリング”するノウハウを紹介
けっそん
度々お邪魔します! けっそんです。僕はですね、アイテムというよりも、寝袋におけるノウハウをご紹介できればなと。
Bose
どういうこと? なんか寝袋3つも持ってない?
けっそん
ぼくが普段使っている寝袋はナンガの250タイプ。冬以外の3シーズン対応モデルなので、そこまで保温性が高いわけではありません。
けっそん
なので、寒い時期はモンベルの「ウォームアップシーツ」というアイテムを併用します。タオルケットのようなアイテムで、保温性をアップしてくれるのと同時にシュラフが汗などで汚れるのを防いでくれるんです。
けっそん
そして、さらに寒いときにはシュラフカバーを使います。服装に例えるとアウターですね。
Bose
え? これがあると体感温度変わるの?
けっそん
もう、全然違います! 冬はテント内に結露が発生しやすいんですけど、それも防いでくれるのでおすすめです。
森山
たしかに! 寒かったらこうやって足してけばいいんだ! これは知らなかった!
レキシ
結局これが正解じゃん! なんだよ〜。うちら3人がとんだ茶番じゃんかよ〜(笑)。
けっそん
いえいえ、スタイルによって選ぶべきアイテムは変わってきますし、これはあくまでキャンプのノウハウのひとつとして覚えておいていただければ!
番組全編はスマホでも視聴できる「WOWOWオンデマンド」にて配信中!
今回の記事で取り上げた内容は番組のほんの一部。「CAMP TV」全編は、スマホやタブレットでも視聴可能な「WOWOWオンデマンド」にて好評配信中ですので、「番組が観たい!」という方はぜひ会員登録のうえ3人+豪華ゲストによる笑いの絶えないトークをお楽しみください!
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番組ページはこちらThe post 【テント&寝袋編】WOWOW×CAMP HACKによる新番組「CAMP TV 」第3&4話の内容を独占記事化! first appeared on CAMP HACK[キャンプハック].