アウトドアで料理をするのに欠かせないのが「包丁」
キャンプの醍醐味と言えば、テント設営・焚き火・そして野外料理ですよね。一本のナイフで薪割りから料理までこなすのは憧れますが、実際バトニングに適した刃厚のあるコンベックスナイフは料理には不向きです。
やはり刃厚が薄くて切れ味も良く、抵抗のない包丁が料理には最適。そこで今回は、野外料理にオススメの包丁をご紹介します!
愛用しているのがスノーピークの「マナイタセット」
こちらがスノーピークの「マナイタセット」。折りたためるまな板と、その中に収納できる包丁のセットです。M・Lと2サイズあるのですが、私はLサイズを愛用中。ユーザーならではの視点でオススメのポイントをご紹介していきます!
スノーピーク「マナイタセット」をオススメする5つの理由
スノーピークの製品はどれもデザイン・機能性ともに高く使うたびに「よく考えられているなぁ」と感心することしきりなのですが、このマナイタセットもとても魅力的。ポイントを5つに絞ってご紹介します!
その1:まな板を折りたためるから持ち運びに便利!
まな板と言うと一枚の板を思い浮かべますが、マナイタセットは蝶番が付いていて半分にたためる仕様になっています。そのためコンパクトに収納できて持ち運びに便利なんです。
さらに折りたたんだまな板は留め具でしっかりとロックできるので、移動中にふいに開いてしまうこともありません。
その2:包丁がまな板の裏側に収納できる!
家庭で使う包丁のほとんどは刃を保護するケースなどがないため、持ち運びが難しいですよね。新聞紙などで包んで運ぶことが多いのですが、マナイタセットの包丁は折りたたんだまな板の中に収納できるのでとても安全。
中に収納する包丁はマグネットで固定され、開いたはずみで滑り落ちたりすることもありません。
その3:まな板の下には滑り止めのゴム足つき
まな板を広げると4点のゴム足で下側を支えるようになっています。このゴム足のおかげで濡れた台に置いても滑りにくく、安全に配慮されています。
このように各所に心憎い気配りがあるのは、スノーピークならではですね!
その4:天然木製で、なめらかな刃当たり
スノーピークならではの上品な木目が美しいことはもちろん、天然木は適度な硬度でカット音も柔らか。刃当たりが良いので刃こぼれもしにくく、包丁の切れ味が落ちにくいというのも大きな魅力です。
その5:肝心の切れ味も抜群!
私が愛用しているLサイズは肉や野菜を切るのに適した三徳包丁がセットになっています。このオーソドックスな形がとても使いやすく、バナジウムステンレス製でサビにも強く切れ味も抜群。
実際購入して一年間、一度も研いでいないにも関わらず切れ味は落ちることなく使えています。
マナイタセットMとLのサイズ感は?
さて、サイズが2種類あると気になるのがその違いですよね。実際に比較してみましょう。Mサイズは?
サイズは256×200×17mm、重量は470g。まな板としては小型で、ソロキャンプやデュオキャンプにピッタリなサイズ感です。
包丁はペティナイフのような形と大きさで、ちょっとしたサイドディッシュの調理やフルーツをカットするのに適しています。
スノーピーク マナイタセット M
●材質:まな板/天然木、ステンレス、ゴム 包丁/ステンレス、プラスチック
●サイズ:長さ256mm×幅200mm×高さ17mm
●収納時サイズ:長さ256mm×幅100mm×高さ34mm
●重量:470g
●サイズ:長さ256mm×幅200mm×高さ17mm
●収納時サイズ:長さ256mm×幅100mm×高さ34mm
●重量:470g
Lサイズは?
サイズは360×118×34mm、重量は850g。大人数の料理を作るようなグループやファミリーにピッタリです。
包丁は肉や野菜を切るのに適している三徳包丁タイプなので、オールマイティに使えてとても便利です。
スノーピーク マナイタセット L
●サイズ:236×34mm
●収納時サイズ:360×118mm
●重量:850g
●材質:本体/天然木、ステンレス、ゴム、包丁/ハイカーボンバナジウムステンレス、黒強化積層合板
●収納時サイズ:360×118mm
●重量:850g
●材質:本体/天然木、ステンレス、ゴム、包丁/ハイカーボンバナジウムステンレス、黒強化積層合板
こんな使い方もできる!
キャンプだと荷物になる大皿は用意できないことが多いですよね。そんなときはこのマナイタをカッティングボード代わりにして、おつまみやピザをサーブすることもできちゃうんです!(包丁は危険なのでマグネットから外し、安全に保管しておいてくださいね。)
ほかにも一人暮らしのミニキッチンや、家族が多くて置き場に困るファミリーのキッチンにも重宝するはずです!
マナイタセットの正しい使い方とお手入れについて
家庭でプラスチック製のまな板を使っている方は、正しい扱い方とお手入れ方法を知っておきましょう。天然木のまな板は、使い始めは食材の匂いが移らないよう水分を含ませて膜を張ります。
使用後のお手入れは水とたわしで軽くこすります。お湯は肉や魚のたんぱく質が固まって落ちにくくなってしまうので、なるべく水を使うか温度に気をつけましょう。
次に洗剤で洗ったら、よくすすいで日陰で乾燥を。こうやってしっかりとお手入れすることで、末永く愛用できますよ!
保管に便利!ジャストフィットするケースもオススメ
まな板はカビや雑菌の繁殖などが心配ですよね。そんな衛生面の不安を解消できるものとしてオススメなのが同社の「キッチンメッシュケース」。
専用と言っていいほどピッタリと収納でき、通気性の良いメッシュなので保管しながら乾燥できる優れもの! マナイタセットMはキッチンメッシュケースSサイズ、マナイタセットLはLサイズがジャストフィットしますよ。
アウトドア料理を快適に楽しむためには、道具を充実させることもコツのひとつ。キャンプ用の包丁を探している方に勧めるとしたらこれ一択! というほど太鼓判を押せるアイテムです。
それでは次回もお楽しみに!
アウトドア女子ヒミカ
石垣島出身。フェールラーベン公式アンバサダー。2017年からYouTube「ヒミカチャンネル」をスタート。以来活動はYoutube、インスタグラム、ライター、モデルなど。キャンプ、登山、グラベルバイクなどを楽しみながら、現在山暮らしを開始。
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