1000kmのトレイルでテストされた石川弘樹監修パック グレゴリー RUFOUS 8

1000kmのトレイルでテストされた石川弘樹監修パック グレゴリー RUFOUS 8
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日本のトレランシーンを代表するプロアスリート、石川弘樹さんが開発に参加した グレゴリー の新しいトレランパックです。2016年春頃から各所で断片的な情報が公開されていましたが、いよいよ一部の店舗で先行販売が始まる予定とのことです。

この RUFOUS 8、グレゴリーにかつて存在したトレランパックの人気モデル ルーファスの名を継承していますが、もはやまったく新しいパックと言っていいくらい大きな進化を遂げています。
img_5183開発にあたって参照されたのは、グレゴリーで現行モデルとして存在する TEMPO 8。と言ってもそれをベースにしたのではなく、なんと TEMPO 8 の本体を上下逆さまにしたものでテストを始めたというから過激です。その狙いは逆三角形のフォルムにして、パックの重心を上に上げることにあったよう。それによって、背中の上部にパックが張り付くように目論んだのでしょう。

さらに、フィット性能向上のために、コンプレッションにも工夫があります。ショルダーハーネスからパック本体を前方に引き寄せるサイドコンプレッションベルトを装備し、フロントパネルのバンジーコードも荷物を背中側に引き寄せる効果があるとのこと。
このあたり、フィット性の向上にかなり気を使っていることがわかります。
rufous_8_bk_b_blueディテールも流石に凝っています。ショルダーハーネスの左側にあるサプリメントポケットは内側が防水素材になっていて、サプリメントのタブレットをそのまま入れられるようになっているとのこと。余計なストレスを徹底的に最小化しようとするトップランナーならではの発想と言えます。

また、ショルダーハーネスにはドリンクポケット、大ぶりなスマホも収納できるジップポケット、ジップのないメッシュポケットなど、多彩で容量もあるポケットを装備していて、出来る限りパックを下ろすことなく、なるべくスムーズにさまざまなユーティリティを実現しようとしていることがわかります。

RUFOUS 8(ウィメンズ)

RUFOUS 8(ウィメンズ)。メンズとウィメンズで各2色展開

中庸な容量ということもあり、それこそ帰宅ランからウルトラレースまで、幅広く対応しそうですが、石川弘樹さん自身はこのパックのプロタイプで2016年5月に東海自然歩道1000kmを最速走破しているそうです。

製品名
RUFOUS 8
メーカー
GREGORY
価格
¥15,000(税別)
発売日
9月先行発売予定
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