ここでしか出来ないキャンプがある!ニューアコで見つけた生粋のキャンパーたち

今年もやってきた!New Acoustic Camp!

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今年も「New Acoustic Camp 2016」が群馬県の水上高原リゾートで開催されました。毎年リピーターが続出するというニューアコ、かくいう私も今回で5回目の立派なリピーターです。なぜまた会いに来たくなってしまうのか、その形容できない不思議な魅力を体験レポートでお伝えします!

この心地よさは唯一無二!フィールドの雰囲気が◎!

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まずお伝えしたいニューアコの魅力、それは「雰囲気の良さ」!会場内に見られる装飾の数々や、来場者たちひとりひとりの柔らかい雰囲気が、イベント全体の心地良さを作り上げています。

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いたるところにガーランドや看板がこの2日間のために装飾され、そのひとつひとつがニューアコという、ひとつの村の雰囲気を演出しています。思わず写真を撮りたくなる景色がたくさんあり過ぎるので、データ容量に注意です!

ファミリーが過ごしやすい仕掛けとは?

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場内を歩いていると、子連れファミリーたちの多さに気付きます。なぜ子どもを連れてきたくなるのか、あるファミリーにお聞きしてみたところ、このような返答が。

家族全員が過ごしやすいのが嬉しいですね。子どもが遊ぶ場所が豊富で、親子で体験できるワークショップもたくさんあるので飽きやすい子も安心。他のフェスではあまり見ない「子ども用トイレ」が用意されていたり、細かいケアが本当にありがたいです。子どもだけじゃなく自分たち親も気持ちよく過ごせるのはとても助かります。

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家族全員で楽しめるような細かい配慮がファミリー層の支持に繋がっているんですね。芝生の上で、子どもを乗せたキャリーカートをひいて楽しんでいる様子は、ニューアコならではの景色です。

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毎年コールマンが運営するファミリーキャンプサイトでは、なんと今年注目の「インディゴレーベル」のテントが貸し出しされていました。レンタルで最新モデルのテントに泊まれるなんて、そうあることじゃありません!

過ごし方はTHE自由。芝生を全身で感じよう!


ゴルフ場が会場になっているニューアコは、なんといっても芝生が最高に気持ちいい。丁寧に手入れされたであろう芝生に座れば、たちまち心が解放されていきます。裸足で休憩する方が多いのも納得。

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ライブ中でも本を読んでいたり熟睡していたりフリスビーをしていたり、それはもう十人十色の楽しみ方があり、参加者みなさん自由な過ごし方をしていました。

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こんな立派な芝生の上でキャンプができる、これだけでもキャンパーにとっては魅力的なコンテンツです。気になるニューアコ参加者のキャンプスタイルは、後ほどご紹介!


ワークショップは毎年ユニークなラインアップ

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毎年ジャンルの幅が豊富なワークショップは、形として残す思い出作りに最適。それは物でなくても楽器の体験や、初めて作る料理の味など様々。

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こちらはキノコ狩りのワークショップ。実際に森の中を歩き、そこで発見したキノコたちを採取するという普通のフェスのワークショップでは珍しい内容です。

見たこともないような形のキノコや、色鮮やかなキノコなど色んな発見があるようで、参加者からは絶賛の嵐。

ジビエ料理に舌鼓

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アウトドアブランド「コロンビア」が作り上げた村”Columbia Village”。この村で官能的なにおいを漂わせていたのが、この今にも皮がはじけそうなソーセージたち。

これはシカ肉のジビエソーセージで、左側に隠れている短い方がイノシシ肉のソーセージです。

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なかなか食べる機会の少ないシカ肉のソーセージ、せっかくなのでいただきました!食べてみると柔らかいのに歯応えがしっかりしていて、ガツンとした油の旨味と独特の風味が口に広がります。これはうまい…!

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ジビエソーセージを注文していた他のお客さんも、食べた瞬間に「うまッ!」と驚きの表情を見せてから思わず笑顔がこぼれていました。

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数多くのフードディレクションを手がけ、REBIRTH PROJECT CATERING 『美味しい水曜日』も展開している新納さん。

ジビエソーセージは、日本では通常なら捨てられてしまうスジ肉や、スネ肉などを全て有効活用して作られています。味もおいしく健康にも良い、かつ環境にも優しいメニューなんですよ。

アウトドアで飲むため!?に生まれたKOKAGEビール

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産地直送の安心安全なクラフトマン精神のミートショップ「Organic Pure Farm」、このブースで売られているクラフトビール「KOKAGEビール」がとても美味しい!

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トリプルホップによって生まれる鮮烈な香りは、名前のとおりまさに木陰の下で飲みたくなるような爽快感ある味わいです。まるでアウトドアで飲むために作られたクラフトビールです。

このKOKAGEビールと新納さんによるジビエフードは、11月5、6日に開催されるCAMP HACK主催のイベント「ヤマアラシ」にも出店していただくので、是非お楽しみに!

キャンプサイトスナップ紹介!音楽フェスの枠を超えた充実のキャンプスタイル

キャンパーが集まるフェスで有名なニューアコ!今年もそれぞれのキャンプスタイルをお持ちのキャンパーが集結されていました。ほかのフェスでは見ることのできない充実のキャンプスナップをお届けします!

キャンプサイト1. 広々快適空間!家族で楽しむ理想のスタイル

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3家族で和気あいあいと楽しんでいたのは八木さんグループ。キャンパルジャパンのテントとタープをメインに広々と空間を使っているのが印象的です。

このメンバーでキャンプに行くのは今年で5年目に突入したそうで、家族が増えるごとにキャンプギアも進化していったのだとか。

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こだわりギアはテンマクデザインの「陣幕」!プライベート空間を作ることができるので、これなら子どもたちも範囲を守って思いっきり遊べますね。



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八木さんグループはニューアコ2回目のリピーター。魅力を尋ねてみました。

都市型のフェスとは違って子どもを遊ばせるのにも全く抵抗がなく安心ですね。オートキャンプサイトはお隣さんとの間隔も広く使えるのでとても気楽。ほんとにいつものキャンプのように楽しめています。

僕らは特定のアーティスト目当てではなく、ニューアコがあるなら行く、というスタンス。僕ら親子にとってニューアコはアミューズメントパークに行くようなワクワク感がありますね。

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ライブはBGMとして楽しみ、好みの音楽だったらフラッと寄ってみる、そんな楽しみ方を満喫している八木さんグループでした。

キャンプサイト2. 服装も合わせて色味のバランスをコントロール!

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東京大阪三重から2家族と友人が集まっていた、大西さんグループ。ノルディスクのテント&タープだけでなく、皆さんの服装も白系とインディゴ柄にまとめていてナチュラルな統一感が◎。

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大西さんグループは今回で3回目となる参加。ニューアコの魅力を尋ねてみたら即答でこう返ってきました。

やっぱりTOSHI-LOWさんが好きっていうのが大きいかな。

ニューアコの顔とも言える、オーガナイザーのTOSHI-LOWさん。ニューアコではアーティストという枠を超え、率先して夜間警備を勤めていたり、距離感がとても近いのが特徴的です。ファンにとってはこの上ない魅力ですよね。

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目に留まったギアが、プエブコのウォータージャグ!ナチュラル系のスタイルにも相性のいいメタリックな外見が、キャンプサイトのメリハリをつけています。

また、イエティのクーラーボックスを子供のイス代わりに活用しているラフさ加減など、とても参考になるキャンプサイトでした。

キャンプサイト3. なかなか見ないレアテント発見!気ままなキャンプスタイル

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2家族でニューアコでのキャンプをまったり楽しんでいたメルハバさんグループ。海外サイトから購入したというコールマンの日本未発売テントが、通りすがる人からも注目の的となっていました。

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ニューアコは今回が初参加ということでしたが、ライブの音楽をBGM代わりにキャンプを存分に楽しんでいる様子は、さながらニューアコ熟練者のような空気感。お気に入りアイテムのハンモックに揺れる姿はとても心地良さそうでした。

キャンプサイト4. 7家族+1人の大所帯グループキャンプ!

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今回取材した中でもとりわけ大所帯だったのが森さんグループ。なんと7家族以上ものニューアコ好きが集まったグループキャンプです。

奥に見えるノルディスクのアスガルドの中には、お母さんと子どもたちが集まる遊び場のような空間になっていました。

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突然の雨にも対応できるよう、テントの入り口をタトンカタープと連結し屋根をつくるというテクも発見。

雨の中ストレスフリーにできるかできないかで満足度は変わってきます。こういったテクは是非参考にしたいですね。

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今回3回目だという森さんグループにとって、ニューアコの魅力とはなんでしょう?

僕らはTOSI-LOWさんのファン!それにニューアコの出演者アーティストは毎年ツボだからライブが大きな楽しみだね。新しい音楽の発見もあって楽しいよ。

純粋にライブとキャンプを楽しみ、それを共有し合っている森さんグループ。雨対策もバッチリで2日間を全力で楽しもうというパワーを感じました!

キャンプサイト5. 一際目立っていたカラーリング!あの噂のテントを発見!

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うろうろ歩いていたら明らかに目立つ水色のテントを発見!あれは今年発売された珍しいチャムスのテント!



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チャムスのロッジ型2ルームタイプの「ブービーツールームコヤテント」を連れて参加していたのはアカギさん家族。2ルームなのでタープいらずの居住性はプライベートも守られて快適そう!

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今回が初参加というアカギさんにとって、ニューアコの魅力とは?

とにかく子どもが遊べる場所が多くて驚きました。アクティビティやワークショップはもちろん、広大な芝生の上でキャンプができるのはケガもしにくいですし本当にありがたいです。

個人的には、フィールドが広いのでフードを買ってすぐに場所を確保できるのは嬉しいですね。普段行ってる他のイベントではそうはいきませんから。

幻想的な景色をみせてくれた夜のニューアコ

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日が暮れたらライブの盛り上がりは最高潮!毎年恒例の「大人のマイムマイム」などこの日一番の一体感が生まれます。これを楽しみにニューアコへ来ている!という人も多いのではないでしょうか?

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もちろん盛り上がるだけでなく、幻想的な空間で落ち着くことができるのもニューアコならでは。光が揺らめく草原の中で飲むホットコーヒーは至福の時間です。

参加者ひとりひとりが作るフェス

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「マナーがあればルールはいらない」この言葉が印象的だった今年のNew Acoustic Camp。サイトはきれいにして撤収するなど参加者ひとりひとりのマナーがイベントの空気感を作り上げ、来年への開催のバトンになっていることを実感しました。

アーティストと参加者の間には、骨格のいい警備スタッフもフェンスもない、更にゴルフ場の上でキャンプができちゃう、そんな一風変わったフェスのまま来年、再来年と参加できたら嬉しいですよね。

来年の開催情報はこちら
New Acoustic Camp 2017
■日程:9月16日(土)~17日(日)
■会場:水上高原リゾート200(群馬県利根郡みなかみ町)
■一般お問合せ:Zepp ライブ 03-5575-5170 (平日13:00〜17:00)

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