ハズレなしの噂は本当か？尾上ギアをパパキャンパーが徹底検証してみた

お財布に優しいブランド「ONOE」

これまでもCAMP HACK で数々の名品を紹介してきた「尾上製作所（ONOE）」。じつは金属加工業を主としたメーカーで、ギアの質の高さは折り紙付き。

そして、「ギアが負担になってキャンプを嫌いになって欲しくない」というメーカーの言葉通り、ユーザーに寄り添ったリーズナブルな価格も大きな魅力の1つです。

そんなONOEの名作の中でも特に注目なアイテム“ハズレなし”のピザオーブンがあるとの噂が…。その真相を確かめるべく、今回はその注目アイテムを使ったピザ作りで徹底検証します！

今回は2人のお子さんをお持ちのパパキャンパー、清水さんが挑戦！

じつは普段料理は全くしないんです。でもこれをきっかけにマスターして、次のキャンプはピザ作りで家族に良いところを見せます！

と意欲満々。今回はパパ目線でも家族みんなでピザ作りが楽しめるかを検証してもらいます。

料理未経験でもできるのか！？ピザ作りに挑戦

今回の主役がこちら「コンパクトピザオーブン」です。開発から何度も試し焼きを重ね、ブラッシュアップを繰り返して完成させたONOEが誇る意欲作なんです。

組み合わせるコンロは「イクシードバーベキューコンロ-42 3way」。ファミリーにもちょうどいい4～5人用コンロです。なんと2つ合わせてもアンダー1万円！　驚きのリーズナブルさです。

	サイズ	収納サイズ	重さ
イクシードバーベキューコンロ‐42 3way	42.5×33.5×30/55/70cm 高さが３段階調整可能	42.5×33.5×15cm	3.5㎏
コンパクトピザオーブン	37.5×29×13cm（本体） 28.5×25×1cm（敷石）	本体サイズと同じ	3㎏

料理は奥さま任せの清水さん。そんな料理をほとんどしないパパキャンパーでも果たして美味しく、そして家族でも楽しく簡単にピザを作ることができるのでしょうか？　それでは検証開始です！

ピザ作りスタート！

今回はピザの王道マルゲリータと、子供も大好きな照り焼きチキンのピザを作ります。

① トッピングの食材を準備

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具材を洗ってから適当なサイズにカット、照り焼きチキンはフライパンで具材をタレに絡めて炒めるだけでOK。今回は市販の出来合いのピザ生地を使います。

料理経験が浅い方は市販のピザ生地が時短にもなるのでおすすめです。トッピングだけお子さんと一緒に行うのでも十分楽しめます！

② ピザ生地へ具材をトッピング

ピザ生地に市販のトマトソースをムラなく塗ります。先ほどカットした具材をお好みでトッピングしてください。

トッピングは具材も量も乗せ方も全部自由にできるから思った以上に楽しいです！　これなら子どもたちと一緒にオリジナルピザを作れるので盛り上がりそう！

と清水さんもご満悦の様子。

あとは焼くだけなのでここで調理は一旦ストップして、コンロとピザオーブンの準備をしていきます。

まずは「イクシードバーベキューコンロ-42 3way」を組み立てます。
・パーツを取り出して脚を作る
・ 4つの角にしっかりと脚を差し込む
・上から炭受けを入れてセットしたら完成

たったの3行程、その時間はなんとわずか5分！　ちなみに、付属の網はピザオーブンを載せるので今回は使いません。

そして「コンパクトピザオーブン」。こちらは付属のピザストーンをコンロの中にはめ込むだけで完成です。どちらも簡単で説明書いらず！

「イクシードバーベキューコンロ-42 3way」詳細はこちら

「コンパクトピザオーブン」詳細はこちら

それではコンロに炭を入れて火をつけます。ピザは200℃以上の高温で焼き上げるので、炭の増減で温度調整しやすいように少し多めに炭を入れておくと◎。

十分に炭が熾ってきたら、コンロの上にオーブンを載せます。この時に注意すべき点が3つ。お子さんにもしっかり伝えてあげてくださいね！

・ピザオーブンがコンロの溝にしっかりとはめ込まれたかチェック
・生地が焦げすぎないように火の通った炭を左右端っこに寄せる
・本体は高温になるので火傷をしないように取っ手を持つ

③ ピザをオーブンに入れて焼く

それでは調理再開です。付属のピザピールを使って中のストーンの上に乗せる（ピールに小麦粉をまぶすと滑りが良くなって入れやすくなります）。200～250℃の温度で2～5分焼き上げて完成。

ピザの状態をチェックしながら温度や焼き加減を調整していくことが失敗しない秘訣！　コンパクトピザオーブンには中を覗けるガラス窓と温度計が付いているので、小まめに焼き加減が確認できます。

この温度計とガラス窓がとっても便利ですね！

と童心に帰ったのかひたすら中をのぞき続ける清水さん。焼き上がりが待ち遠しい様子です。

いざ実食！

ここまで火起こし含めても約40分。いよいよオーブンからピザを取り出します。

見てください！　ピザ作りはじめてなのに、大成功です！

と喜びに満ち溢れたこの表情。

取り出したマルゲリータは見事に焼きあがっていました。見るからに美味しそうですが果たしてそのお味は？　いざ実食です！

めちゃくちゃ美味しい！　自分で作ったとは思えない…。

と清水さんも驚きの完成度。

具材までしっかり熱が通ってチーズもトロトロ、でもピザ生地は焦げつくこともなくサクサクの食感。これはお世辞抜きで100点満点の大成功でした。そして2枚目の照り焼きチキンピザも見事キレイに焼きあがり、大満足な結果で検証終了です。

ここまで検証を通して見えてきたことをまとめてみます。

・料理ビギナーでも安心
・じつはピザ作りは簡単
・アクティビティ感覚で大人も子どもも楽しめる
・ピザ生地を用意すればのべ1時間かからない
・オーブンが熱くなるので火傷に注意

つまりは、ビギナーやファミリーキャンパーたちにもおすすめで、ピザ作りのハードルはじつは低かったということがわかりました。そして、火を使うので火傷に注意が必要ですが、大人が一緒であれば十分に子どもも楽しめるというのは新発見！