【FUJI & SUN’21 レポート】富士を臨む雄大な自然の中、のびのびソーシャルディス“ダンス”!

記事中画像撮影:吉嗣 裕馬

“ウィズコロナ”の中でちょうどいい距離



イベントレポートとしてはちょっと堅苦しいかもですが、現在の状況下でフェスを開催する上で真っ先にお伝えしなければならないのがフジアンドサンによる「COVID-19対策」です。実行委員会はフェスを開催するに当たって、参加者の安全を守るために「ちょうどいい距離」を熟慮。

各ステージには距離感やマスク着用を促すスタッフが常駐していたり、チケットの販売数を制限したりと対策を講じていました。


そこまでして開催に至ったのは、「人々とエンターテイメントを遠い存在にしたくない」という使命感にも似た想いから。しっかりとした感染症対策の甲斐あってか、子どもから大人までみんな一様に笑顔で、久しぶりの野外フェスを心から楽しんでいる姿が印象的でした。

圧巻のアーティスト陣!壮大なスケールに鳴り響く“生音”

フェスの醍醐味といえば、大自然の中に響き渡るアーティスの生音です。フジアンドサンは壮大なスケールの中にそれぞれ個性を持った3つのステージを準備。

バンドセットの力強いサウンドが鳴り響くメインステージ「SUN STAGE」


メインステージでは民謡クルセイダーズの賑やかなサウンドを皮切りに、「折坂悠太」や「TENDRE」、「カネコアヤノ」といった人気アーティストが奏でる力強い音や歌声に聞き入っているお客さんの姿が見受けられました。



中でも圧巻だったのは1日目、2日目の両メインとなる「くるり」と「森山直太朗」のライブパフォーマンス。ネームバリューも十分ということで多くのお客さんを集め、トリにふさわしい盛
り上がりを見せていました。

ナチュラルなアコースティックの音色が心地いい「GREENHILL STAGE」


メインステージから歩いて5分のところにあるグリーンヒルステージ。「青葉市子」、「GOMA」そして「ハンバート ハンバート」といったフェスには欠かすことのできない、ナチュラルなスタイルのアーティストたちが会場を魅了。

アコースティックセットの心地よく優しい音や奏で伸びやかに歌う中、寝息を立ててくつろぐお客さんの姿もチラホラ。フジアンドサンらしい優しさに溢れる空間が広がっていました。

切れ目のないDJプレーでビートを刻み続ける「STONE STAGE」


前述の両ステージから少し離れたところにあるDJブースとなる「ストーンステージ」では、「EYE」や「冥丁」といった人気DJたちがプレイ!

自然と体が動き出すようなテンポのいいビートからチークタイムようなまったりとした音楽まで、多彩な音の色で会場全体を染め上げていました。

ゆったりのんびりと楽しむフェスキャンプ




音楽フェスのもうひとつの醍醐味といえばやはりキャンプでしょう。ステージを見下ろせる高台を筆頭に、フジアンドサンが開催されている富士山こどもの国のフィールドに咲く色とりどりのテントを見ると、音楽フェスが戻ってきたことが感じられます。

どこからともなく流れてくる極上のサウンドをBGMにゆったりとくつろげる、キャンプinフェスならではのサイトが広がっていました。

子どもたちの笑い声もこだまする




会場である富士山こどもの国は、その名の通り普段から子どもたちの楽しそうな声が溢れる公園です。イベント中も一部を除いて、施設内の遊具やアトラクションはそのまま遊べたため、目を輝かせてはしゃぐ子どもの姿が目立っていました。

物欲かきたてる物販ブース&個性豊かなワークショップ







さまざまなショップやブランドが軒を連ねた出店エリアでは、みんな黙々とキャンプギアやウェアを真剣に物色。

新しいアイテムとの出合いや買い物を楽しみ、一方で野外で食べる美味しいフェス飯やお酒にテンションも上がりっぱなし。




また大道芸人によるパフォーマンスやenoによる無料のハンモックエリア、プロ登山家を招いたトークショーなど個性的なワークショップやブースも充実。日常にはない特別の体験を楽しんでいました。

CAMP HACKもフォトブースを出していました!

撮影:烏頭尾 拓磨
前回に引き続き、メインのSUN STAGE近くに今年もCAMP HACKが出展!

コンテンツの内容は「フォトブース」と「ステッカープレゼント」の2軸で来場者の方に楽しんでいただきました。その様子は以下のリンクからご確認ください!

みなさんの笑顔はこちら!


思い思いのスタイルでフェスを楽しむ

オフィシャルバーで売り子をしていた市村あきはさん(左)と浅海萌美さん(右)。2人とも休憩時間には思いっきり羽を伸ばして会場の雰囲気を楽しんでいた様子。

普段はできないような格好を楽しむのもまたフェスならでは。ここではそんなフェスファッションを思いっきり楽しんでいたファッショニスタたちをご紹介!
※撮影時のみマスクを外してもらっています

お父さんの鮮やかなショッキングピンクのパーカが会場内でもひときわ目立っていた、池谷さん家族。1歳のお子さんがフェス初参戦ということで、記念にパシャり。楽しさが伝わるナイスなファミリーコーデでした!

その動向に会場中の男子たちが注目していたパープル美女2人を激写! AKARIさん(左)と1chikaさん(右) はともにストーンステージに出演するDJが目的とのことでした。
最後は、今回のフジアンドサンのオフィシャルTシャツを手がけたジャーナル スタンダードの出展ブースのお二方。成山さん(左)も玉木さん(右)どちらもイベント中に展示されていたJS渾身の新作コラボを着用しています。フェスコーデにもぴったりハマるナイスウェア!

ニューノーマル時代におけるフジアンドサン、無事終演

難しい舵取りの中、大きなトラブルもなく無事閉幕したフジアンドサン。ウィズコロナ時代でもエンターテイメントを後退させてはならないという強い想いを持った開催は、フェス好きにとっては非常に心強い挑戦であり、陰鬱とした雰囲気に一筋の光明を差してくれました。


来年以降、さらなる進化を遂げたフジアンドサンの姿に期待は高まる一方! そんな充実した達成感が余韻として漂う第2回のフジアンドサンでした。

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