ブランド初の「コット」は実力充分
シュラフのラインナップが充実しているスナグパックから、このたびコットが初登場。製品名もまんま「コット」という初々しいアイテムですが、これがブランド初のコットとは思えないほど、高いスペックを持っているんです。しかも価格は税抜で2万円を切るとのことで、驚きのコスパだと早くも話題になっています。
耐荷重は120kgと余裕たっぷり
生地の素材は420Dのポリエステルリップストップ。それに2本のサイドポールを通し、4本の本体ポールを取り付けて組み立てます。コットとして王道と言える構造であり、組み立ても撤収もスムーズに行えることでしょう。ポールは6本ともアルミニウム合金で、耐荷重は余裕たっぷりの120kg!
組み立てサイズは長さ190×幅64×高さ12cm。長さ十分、幅も妥当、そして高さは一般的なローコットよりも少々低い仕様となっています。
ソロ用のテントに設置する場合、「コットがもうちょっと低ければ……」と思うことは往々にしてあるので、この低さはソロキャンパーにとって朗報です。
珍しいレベルのコンパクト性
分解してスタッフバッグに収納すると、長さ38×直径18cmの極小サイズに。重量はたったの2.2kgですから、非常にコンパクトな状態で持ち運ぶことができます。なぜこんなに小さくなるのか……? 前の前の写真を見返してほしいのですが、サイドポールに取り付ける本体ポールが2分割構造なんですよね。それによって長さ50cmを下回るという、ちょっと珍しいレベルのコンパクト収納を可能としました。
新作「ベースキャンプ スリープシステム」はレイヤーシステムを採用
次にご紹介するのは、スナグパックがまたやってくれた的なシュラフ。スナグパックといえば、快適使用温度が-15℃であるにも関わらず、2万円台前半の「ソフティー エリート5」がコスパ優秀だと話題になりました。そして今回リリースされるのが、レイヤーシステムにより全シーズンで使用可能な「ベースキャンプ スリープシステム」。税抜で13,800円(税抜)と、全シーズン対応とは思えない価格に抑えられています。
2種類のレイヤーは単独でも使用OK
こちらはアウターレイヤー。単独でも使用することができ、快適使用温度は3℃。夏キャンプならこれ1枚だけを持っていけばOKですね。そしてこちらがインナーレイヤー。アウターレイヤーと同様、これ1枚でも使用できます。快適使用温度は-2℃と、春秋の平地キャンプで問題のない仕様となっています。
以上の2つのレイヤーは、ジッパーにより連結可能。2枚重ねで1つのシュラフとなります。
重ねることで頼もしい耐寒スペックに
2つのレイヤーを重ねることで、ボリュームたっぷりのシュラフとなりました。快適使用温度は-12℃、下限の温度は-17℃という頼もしい耐寒スペックを誇ります。繰り返しますが、これで価格は税抜13,800円(税抜)。収納サイズだけ長さ50×直径30cmと若干かさばりますが、オールシーズン対応のシュラフとして、素晴らしいコスパではないでしょうか。「ベースキャンプスリープシステム」の製品ページはこちら
以上、スナグパック発のアウトドア寝具2点をご紹介しました。いずれも「頼もしいスペック」そして「夢のコスパ」を実現しています。これから迎える秋~冬キャンプ対策として、ギアのラインナップに軍用品質を迎えてはいかがでしょう。両アイテムともに10月1日より順次発売予定です。
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