【短足な俺でも、カッコよくなれますか？】編集部員Tのファッションお悩み相談

どんなに服がカッコよくても、自分が着るとなんだかヘン……

購入したウェアがどんなにオシャレなアイテムでも、それを活かすか殺すかは自分次第。ファッションに疎い私、編集部員Tは後者にならないためにまずは旬なスタイルをリサーチするとことに。

しかし、調べれば調べるほど複雑に感じる、オシャレへの道。


手っ取り早くオシャレになりたい！　そんな焦りから、マネキンコーデをそのまま購入してみました。しかし……。

────── あれ、なんかヘン？

薄々気づいていましたし、正直認めたくなかったですが、その原因は自分の短足にあるようです。そこで今回は、様々な媒体で活躍するファッションのプロ、スタイリスト深澤勇太さんに相談を持ちかけることに！

スタイリスト直伝！短足をカバーできる5つの着こなしテクニック

ポイント①「パンツとシューズは同系色」を選ぶべし！

左写真はパンツとスニーカーの色が異なり、対して右側はどちらも黒色。果たして、ここにどんな意図が隠されているのでしょうか。

＜スタイリスト深澤さんによる解説＞

これは、錯視をうまく活用した短足カバー。パンツと靴の色を同系色にまとめることで下半身に一体感が生まれ、錯視的に脚を長く見せることができます。特に引き締まった印象を打ち出せる黒は効果てきめん。

右写真のように黒のパンツ×スニーカーを合わせると、より脚長効果に期待が持てます。

ポイント②ロング丈のアウターorインナーで「腰の境界線をぼかす」と◎

ノースフェイスのジャケットを軸に、上品なニットとインディゴブルーのデニムパンツを合わせた大人な着こなし。どちらもオシャレなコーデですが……。

2つ目の短足カバーテクニックは腰の境界線をぼかす方法。ロング丈のジャケットを着るだけで、「どこから上が上半身で、どこからが下半身なのか」が分かりづらくなり、短足をごまかすことができます。

ちなみに、左写真のようなミドル丈のジャケットにはロング丈のインナーを合わせると◎。

ポイント③シャツ腰巻きを「本来の腰より上」に設定！

コーデのアクセントに使えるシャツの腰巻ですが、短足にコンプレックスを抱えている方は本来の腰位置より上めにシャツを結ぶと◎。そうすることで、腰の位置を高く見せることができます。

ポイント④相手の「視線を上に誘導させる小物遣い」を取り入れて

短足カバーの錯視的なテクニックとごまかす方法以外にも脚を長く感じさせる方法があります。それが、短足を“目立たせない”という手口。

写真のように、帽子や眼鏡、ポーチなどを取り入れると他人の視線は小物に引き付けけられるため、短足を目立たせなくすることができます。今の季節だとマフラーなども効果的ですよ。

ポイント④センタープレスのパンツで相手に「縦のライン」を意識させる

最後はセンタープレスのパンツを履くだけ！　という簡単なテクニックです。パンツに施された折り目によって相手に縦のラインを強調させることができるので、脚がまっすぐ長く見え、なおかつ細く引き締まった印象にも。

短足なんかもう関係ない！俺、オシャレ楽しみます！

正直、短足を理由にオシャレを楽しむこと自体諦めムードだった私……。しかし、ちょっとした気配りで短足問題は克服でき、これならファッションも楽しくなりそうです。私同様に短足でお悩みの方いましたら、ぜひ一緒にコンプレックスを解消しませんか？

Text＆Edit：GGGC
Photo：菊池貴裕
Stylist：深澤勇太

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