温もりを感じる、ウッドとレザーのキャンプギアづくり『What Will be Will be』の手仕事

口コミで話題、アウトドア雑貨ブランド『WhatWill be Will be』

この夏に本格始動した『WhatWill be Will be』は、工業製品では出せない温もりを大切にし、経年変化が楽しめる天然素材を使用したアウトドア雑貨ブランドである。そもそも代表の平松さんがブランドを始めたきっかけは、キャンプをする人が多い割にモノの選択肢が少なく、皆同じ道具を使っているのに気が付いたこと。そこで、普遍的なアイテムを気軽にカスタマイズ出来るようにとレザーカバーなどを作り始めたのだった。

「僕はアパレルの業界に長く勤めていたのですが、めまぐるしいファッションサイクルや大量消費に違和感を覚えていました。だから僕のブランドは、普遍的でどこか泥くさくて、手作りの雰囲気が伝わるような商品を作っているんです」
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カーミットチェア用レザーパーツ キャンパー御用達の定番フォールディングチェアを、より重厚な雰囲気に仕上げることが出来るレザーの張り布。分厚く、風合いの良い国産オイルレザーを贅沢に使用している。座面\10,000、背面\11,000
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レザー ODガス缶カバー 無機質なODガス缶にカバーを重ねるだけで、温もりのある雰囲気に。シンプルながら、革を曲線に合わせるなど人の手でしか出来ない技が光る。しかしその割に求めやすい価格なのが嬉しい。Sサイズ\3,500


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ウッド&レザー三脚スツール 何度も座ることで変化が楽しめるよう、座面にはマットな質感の国産オイルレザーを使用。脚は硬くて丈夫なタモ材で構成され、クラシックで携帯性の高いスツールに仕上がっている。\13,000
4 クッキングツール アウトドアクッキングを楽しむなら、調理道具にも天然素材の温もりを。右/セミオーダーレザー包丁カバー\3,200、中/無垢天然木一枚板カッティングボード\5,800、左/スキレットハンドル用レザーカバー\1,200
現状、同ブランドの商品は基本的にWEB通販でのみ販売されており、その多くが受注生産となっている。そこには一人で制作しているという物理的な理由もあるが、欲しいものが即日届くような便利さは何かを犠牲にしている気がして好きじゃない、という平松さんの思いもある。「都合のいい考えかもしれませんが、待つのが楽しみに思えたり、待ってでも欲しいと思って頂けるような商品を作り続けたいと思っています」
(問い合わせ)
http://www.what-will-be-will-be.com
https://www.instagram.com/what.will.be.will.be.japan/

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