夏の九十九里を満喫&セカンドハウスで海鮮BBQ!【YURIEの“ゆるっと”バンライフ #15】

YURIEさんが行く!おしゃれで気ままなバンライフ

キャンプだけでなくライフスタイルからファッションまで、そのセンスが多くのアウトドアファンから注目されているYURIEさん。愛車のバン「サンシー号」で行くアウトドアライフをつづります!

YURIE
1988年群馬県生まれ。キャンプや旅・アウトドアを楽しみながら、その魅力を「ソトアソビ」というライフスタイルとして発信。グランピング施設のスタイリングや執筆のほか、ファッションや雑貨の商品企画・アウトドアアイテムのプロデュースも手がける。 インスタグラム(@yuriexx67)のフォロワー数は約7万人。愛車のVAN(サンシー号)で日本各地を旅するのが好き。著書に『THE GLAMPING STYLE 〜YURIEの週末ソトアソビ〜』(KADOKAWA)がある。 公式サイト www.yuriexx67.com

夏といえば海!サンシー号で九十九里へ

ヤッホー! YURIEのゆるっとバンライフです。 夏真っ盛りということで、今回は九十九里浜に遊びにいきました。今年は海水浴場は不開設だったので、浜辺で散歩したり車の中で読書したり、ゆるっと楽しむことに。

そして九十九里浜といえば、新鮮な海鮮。偶然見つけたお店で、まさかのレア食品を入手することができましたよ。それではレッツゴー!

とてもいい天気! 東金九十九里道路を走っていると、ヤシの木が出迎えてくれます。非日常への入り口的な感じがして、一気にバケーション気分が高まります。

恒例の“寄り道”、今回はココ!


「海の駅 九十九里」です。この連載で色々な駅に寄り道しましたが、海の駅は初めて。

中に入ると、いわし資料館がありました。なんと入館料は無料! これは嬉しいですね。九十九里町はいわし漁が盛んなので、その歴史や文化を学ぶことができます。

江戸時代のはじめに偶然九十九里浜に漂着した和歌山県の漁師が、九十九里にいわしの地曳網を伝えたのだとか。希少な展示物もたくさんあって、見応えたっぷりです。


3,000匹のいわしが泳ぐ水槽を発見! これは圧巻です。なんだか水族館に遊びにきた気分に。
店内では陶風鈴展が開催されていました。陶器で作られた風鈴で、九十九里ならではの貝殻モチーフ。

私の風鈴のイメージは、ガラスで作られた江戸風鈴でしたが、陶風鈴もプリミティブな雰囲気があって素敵でした。陶風鈴は温かみのある音色が特徴なのだそうですよ。

大好物の新鮮な魚介類を調達!


こちらは併設されている鮮魚コーナーの入り口。新鮮な地物の魚が買える、シーフード好きのわたしには夢みたいな場所です。ワクワクしながらレッツゴー!


千葉の海といえば、貝ですよね。新鮮な国産ハマグリがこんなにたくさん。大きめサイズで食べ応えがありそう……これは買うしかない! 5個で1,000円くらいでした。

いわしと鯖のひらき、これもまた魅力的な価格です。手作りのひものっていうのも良いですね。陳列されている雰囲気もたまりません。


こっちにもひものを発見。ブリの子どもです。関東ではワカシと言います。1枚100円なんて、安すぎます。


いや~、どれにするか悩みますね。どれも美味しそうで全部買って帰りたいくらいです。そんなこんなで悩んでいると、店員さんから「これ試食してみて」と声をかけていただきました。


これは……ホタルイカ? と思いましたが、スルメイカの子どもだそう。たまにしか獲れないのであまりお店に並ぶことはないレア物らしいのですが、わたしが悩んでいる間に茹でたてが入荷! 何という奇跡!

何の味付けもされていませんでしたが、プリップリの食感と凝縮されたイカの旨みだけでもう最高。食べた瞬間にビールとこのコを買うことに決定。ちなみに店員さんは自分の家用に5パック予約したと言っていました(笑)。

最初の目的地、九十九里浜に到着

いや~、寄り道でだいぶ時間を使ってしまいました。海の駅、恐るべし。さぁ、ようやく目的地の九十九里浜に到着しました。爽やかな潮風がとても気持ちいいです。


夏にやりたかったことリストの一つ、砂浜で読書。やっと達成できました。海を眺めながら好きな本を読むって何て幸せなんだろう。この日読んだのは、「ハックルベリーフィンの冒険」です。


読書を満喫した後は、砂浜をお散歩。波打ち際を歩いていると、足元まで海水が。冷たくて気持ちいいです。


海は大好きだけど、ベタベタするのが気になったり……。そんなときに便利なのが携帯シャワー。夏場は常にサンシー号に積んでいます。使い方はカンタン。まずは青いレバーをポンピングして圧力をかけていきます。


十分ポンピングをすれば準備完了。ボタンを押すだけでシャワーが出てきます。


黄色にブルーのロゴもカワイイのですが、このカラーリングのものは現在は廃盤のよう。色違いならネットで買えるようです!
ITEM
マルハチ産業 加圧式 ポータブルシャワー 7L
●サイズ:W18×D18×H44cm
●パッケージサイズ:W18.6×D18.6×H48cm
●重量:1,150g

おかげで足がすっきりしました。先ほど買った食材でBBQをするために次の目的地へと向かいます。


次なる目的地はセカンドハウス

ここはわたしが新しく借りたセカンドハウス。デッキと庭があるので、ここでBBQをすることにします。


さっそく“庭キャン”スタート! お供は海の駅で買った地ビールの「九十九里オーシャンビール(ピルスナー)」。海の後のビールは最高です。キレのある渋みと、モルトの旨味がたまりません。


BBQの準備を開始します。食材はスルメイカの子ども・ハマグリ・ワカシと鯖のひらき。我ながら良いメンバーを集めたと思います。


炭火でじっくり干物を炙っていくのですが、このとき「合わせ焼き網」を使うと箸を使わずにカンタンにひっくり返せます。形くずれしないし、あると便利なアイテムです。
ITEM
キャプテンスタッグ 炭火焼き一番 合わせ焼き網(ワイド)
●サイズ(約):全長350×幅300×高さ30mm
●重量(約):240g
●材質:鉄(クロムめっき)


皮の焦げた匂いが食欲をそそります。あ、よだれが……。


お次はハマグリ。貝汁が貝の器にジュワジュワと溜まってきました。何の味付けもせず、そのまま身と貝汁を一緒にいただきます。パクッ……口に入れた瞬間に磯の香りが広がります。

ハマグリは飲み物です。海の恵みのスープや〜!! そして地ビールをぐいっと飲んだら、わたしの頭の中は九十九里と海への感謝でいっぱいでした。


気がつけば九十九里浜編はほぼグルメブログとなりましたが、いかがでしたでしょうか。でも良いんです、バンライフに食は欠かせませんので!

それにしても、炙りたてのひものの旨味は悪魔的ですね。脂ものっているので、ビールとの相性もバッチリでした。

さぁ、次はどんなゆるっとバンライフになるのか、乞うご期待。バイバーイ!

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