意外にカンタンかも?棒材を使って「ランタンホルダー」をDIY!

CAMP HACK × DIYer(s)


この記事は、ライフスタイルメディア「DIYer(s)」で掲載されたDIY方法をCAMP HACKでもお届けする連携企画です。

今回は、キャンプサイトの顔とも言えるランタンを吊るす『ランタンホルダー』の製作方法をご紹介。軽量設計で持ち運びやすく、自分のサイトの目印にもなるデザインに注目です!

棒材と金具で作るランタンホルダー!

今回、DIYer(s)編集部が赴いたのは、東京から約2時間ほど車を走らせたところにあるキャンプ場。事前にDIYした自作ギアたちを、TOYOTAのランドクルーザー プラドに積み込んで、DIYer(s)らしいキャンプスタイルで大自然を満喫してきました。
こちらの写真がDIYer(s)のキャンプサイト。左から順に、スタンディングテーブル、いろりテーブル、キャンプチェア、パイプラック、ランタンホルダーと、5つの自作ギアを持ち込みました。

今回紹介するのは、ランタンホルダー! テントやタープに負けず劣らず、キャンプサイトの顔とも言えるランタンを吊るすランタンホルダーをDIYし、レイアウトしてみました! 早速ですが、作り方をご紹介。

材料

・丸棒(長さ182cm×直径24cm)
・ロープ(20cm)
・なべ小ネジ(M6×長さ70cm)
・アイボルトネジ(ネジ穴6mm用)
・丸カンボルト
今回DIYするランタンホルダーにセットするのは、こちらのランタン。マットなシルバーのボディにクラシックなシルエットが目を惹きます。DIYer(s)編集部一同お気に入りの1品。

作り方

今回は「棒材でつくるトライポッドチェア」でも使っている、ネジと棒材を使った構造を採用します。(トライポッドチェアの作り方についてはこちら

作り方さえ覚えてしまえばとても簡単なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

STEP.01 棒材に穴を開ける

ネジを通すための穴を、棒材に開けていきます。この時のポイントは、3本ともしっかりと同じ位置で穴を開けること。今回は先端から21cmのところに穴を開けています。
さしがねを使って、棒材それぞれに墨付けを行います。1本に墨付けをしたら、棒材の端を揃えて、位置がずれていないか確認しながら作業しましょう。
電動ドライバーのビットにドリルをセットして、穴を開けます。ネジ穴は6mmですがピッタリすぎるとネジが通らないため、やや大きめのビットで穴を開けるのがポイント。

また、棒材がコロコロ転がるため、クランプや誰かに押さえてもらいながら作業するのがベストです。
棒材に穴が開きました。以上でこちらのステップは完了です。

STEP.02 マスキングテープを貼る

棒材を組み上げる前に、塗装を行います。きれいな塗装をするためには、マスキングテープを使って塗る部分、塗らない部分に境界線を作る方法がおすすめ。

塗料がにじんでマスキングテープに染みないよう、ピッタリと貼りつけましょう。
シンプルな塗装になるので、色をつける幅とカラーリングを楽しみます。
ネジ穴同様、ほかの棒材と位置がずれていないか、確認しながら作業を進めていきます。
マスキングテープを貼り終えました。続いて、塗装のステップへ進みます!

STEP.03 棒材へ塗装する

今回のランタンホルダーのポイントとなる、塗装の工程へ。シルエット自体はシンプルなものなので、カラーリングを一考することでよりオリジナリティのある仕上がりになりますよ。
今回使用した塗料はカラーワークスの水性塗料。
まずはマスキングテープを貼った部分より上を塗っていきます。
1色だとシンプルすぎたため、もう1色追加することに。追加でマスキングテープを貼り付けます。
マスキングテープで挟んだ間に、新たに塗装してみました。塗り終わったらマスキングテープを剥がして乾燥させます。

STEP.04 ネジを取り付ける

ここまできたら、ランタンホルダーの完成はすぐそこ! 3本の棒材を固定するためのネジを穴に通します。少しだけネジの通し方が複雑なので、確認しながら作業を進めてくださいね。
まず1本の棒材に、なべ小ネジを通します。その後小ネジの先端部分に、アイボルトネジの輪っか部分を通していきます。
続いて、2本目の棒材をアイボルトネジを挟むように、小ネジに通します。
ここで一度、ボルトで小ネジを止めます。最後にしっかりと締め直すので、この段階では仮止めでOKです。
最後にアイボルトネジの先端を3本目の棒材に通します。
3本目の棒材に通したら、アイボルトネジの先端もボルトで固定します。

STEP.05 ロープを取り付ける

だんだんとランタンホルダーの全容が見えてきました。最後はランタンを設置するために必要なロープとカラビナを固定していきます。
ネジの回りをぐるりとするようにロープを巻いたら、固く結びます。
ロープの端部分は、ライターで溶かして処理しましょう。
ロープが固定できたら、ロープにカラビナを取り付けます。
最後にカラビナにランタンを設置すれば、ランタンホルダーの完成です!

ということで、完成したランタンホルダーがこちらになります。

完成!

ほぼ棒材のみでDIYしているため、シンプルに仕上がったランタンホルダー。その分、主役であるランタンの存在感を十二分に引き出してくれます。

ランタンを外せばコンパクトに収納できるため、車などに積んで、キャンプ地へ運ぶのにも苦労しない軽量設計なのもポイントです。 オイルランタンだけではなく、LEDランタンをセットしてみてもいい塩梅に。
実際にキャンプ場で火を灯した様子がこちら。オイルランタンのゆらゆら揺れる炎が、キャンプサイトを優しく照らしてくれました。ランタンホルダー・オイルランタンのクラシックなシルエットなどと相まって、ゆったりとした時間を演出してくれますよ。

この写真のほかにもランタンホルダーがキャンプでどのように活用されていたかは、下記URLにてチェックできますので、併せてお楽しみください。

本作以外にも多種多様な自作ギアをご紹介していますので、ぜひとも参考にしていただき、キャンプを楽しんでくださいね。

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