編集部員Mの私物自慢。「ザ・ノース・フェイスのデナリスリップオンパンツがめちゃくちゃ最高!」な件

アイキャッチ素材撮影:筆者

ある日の打合せにて……

撮影:編集部
2月某日。この日はCAMP HACK編集部の方と打ち合わせがあり、MTGスペースに通された筆者は編集部員M氏が現れるのを待っていた   

編集部員M
お疲れ様です!


イトキン
お疲れ様です! 今日もよろしくお願いしま……。って、なんですかその登場してからの仁王立ち(笑)。なんだかテンション高いですね! イイことでもありました?


編集部員M
イイことって言えば、イイことですかね! 僕を見て何か感じません?


イトキン
……(苦笑)


編集部員M
イトキンさんはコレを見て何も感じないんですか?!


イトキン
コレ? ……と言いますと?


編集部員M
ん〜。じゃあ、ちょっと待っててください! すぐ戻ってきますので。


そう言い残すと、編集部員M氏は一旦姿を消した。

撮影:編集部
3分後。

編集部員M
ジャーン! コレですよコレ! イトキンさんならこのパンツご存知ですよね?


イトキン
えっと、ザ・ノース・フェイスの「デナリパンツ」。さっきまでMさんが穿いていた…。


編集部員M
そうそう! 正確には「デナリスリップオンパンツ」って言うんですけど、最近ゲットしたコレが絶好調で。で、ちょっと自慢しようかなと(笑)!


イトキン
それでさっきのハイテンションっていうわけですね。そういえば、先週雪中キャンプに行かれたとかで…。そのために買われたんですか?


編集部員M
購入した当初は冬キャン用って考えていたんですけど、一回穿いちゃうともう病みつきで…。最近、このパンツばっか穿いているんですよ!


撮影:編集部
イトキン
(サワサワ)。質感イイですね! 穿いたらさぞかし気持ち良いんだろうなぁ……。


編集部員M
(ふむふむ)。で、本題なんですが! このザ・ノース・フェイスの「デナリスリップオンパンツ」をレビュー記事にしてもらいたくて。


イトキン
なるほど! Mさんの私物自慢企画ってことですね!


編集部員M
まさしくその通りです! 1週間お貸ししますんで、実際に穿いてみた感想をライター目線で評価してもらえませんか?


イトキン
任せてください! 個人的にも「デナリスリップオンパンツ」はかなり気になっていたので。


ということで、ザ・ノース  フェイスの「デナリスリップオンパンツ」を一週間お借りし、その使用感を確かめてみることに……。


そもそも、「デナリスリップオンパンツ」ってどんなウェアなの?

出典:GOLDWIN blog
「デナリスリップオンパンツ」の穿き心地を確かめる前に、今回ご紹介するウェアがどういったものなのか。まずは簡単な説明から書き進めていきたいと思います。

そこで早速ご質問! 皆さんは“デナリ”と聞いて何を思い浮かべますか? おそらく、”ノース好き”な方なら大半の方が「デナリジャケット」を想像することでしょう。上下の写真がまさにそれですね。

出典:GOLDWIN blog
「デナリジャケット」の初登場は1989年。今日までの約30年間愛されている同ブランドの人気商品なんですが、なかでも今年は特にヒットしたんじゃ? というような印象です。

というのも、このようなボアを使用したアイテムは昨今の一大トレンド。そのため、あらゆるブランドがフリースアイテムを展開し街中はボア一色に。きっと、「デナリジャケット持ってるよ!」なんて方も多いはず。

撮影:筆者
と、ちょっと話が脱線してしまいが、今回ご紹介するのは同シリーズのパンツ版「デナリスリップオンパンツ」。

上述した「デナリジャケット」のヘリテージデザインを踏襲したパンツで、フリースとナイロンの切り替えデザインも特徴的でカッコイイんですよね! CAMP HACK編集部員M氏がほぼ毎日穿いているのにも納得がいきます。

しかし、肝心な穿き心地はどうなんでしょうか? こればっかりは実際に穿いてみないとわかりません。

いくら見た目が良くても穿き心地が△だったら、買っても活躍の場が少なそう……。そこで今回は、そんな疑問を含めた「デナリスリップオンパンツ」の実力を確かめていきます!

【都内で検証】気になる穿き心地は?そもそもオーバースペックじゃない?

厚みのあるフリース素材が優れた保温性を発揮!

撮影:筆者
生地に使用されているのは「Versa Micro 300」というフリース素材。高い保温力を誇るマイクロフリースで、”しっかりとした厚み”というのがパッと見たときの印象です。

撮影:筆者
いかがでしょうか? 皆さんにこのボリューム感をお伝えできればと思い、わかりやすいように3つ折りに畳んでみました。隣に並べた250gのOD缶と比較すると「デナリスリップオンパンツ」の分厚さは一目瞭然。これだけしっかりとした厚みがあれば、保温力は言わずもがなといったところでしょう。

しかも、驚きなのはその軽さ。実際に測ってみましたが、重さはLサイズで約500gでした。温かくて軽い。コレは高評価ですね!

撮影:筆者
ちなみに、裏地も同じくフリース素材。表面よりも柔らかな質感になっているので、脚を通すとその気持ちの良さがわかります。

また、速乾性に優れているのも「Versa Micro 300」の魅力。汗をかいても快適に過ごるので、秋冬だけでなく春先まで活躍してくれそうです。静電気を抑える設計が施されているので、乾燥しがちなシーズンも安心して穿けます。

ただのデザインじゃない!しっかりと裏付けされた機能美が◎

撮影:筆者
先ほども簡単に触れましたが、「デナリスリップオンパンツ」はフリースとナイロンの切り替えパターンを採用しています。ご覧いただいたように、膝やヒップ周りだけナイロン素材(正確には、ウエスト部分とリブもナイロン素材)。もちろん、”デザイン性を高めるためのあしらい”という意味も込められているかもしれませんが、”タフに使えるための補強”というのが一番の狙いでしょう。

というのも、フリース素材の弱点は摩擦や荷重。そのため、干渉しやすい部分だけナイロン素材にすることで強度を高めているんです。ですので、結果的にファッショナブルなルックスに仕上がった! という訳。

撮影:筆者
また、ニクいのがこの立体裁断。膝を曲げたり伸ばしたりしても生地でつっかえることがなくなるので、軽やかな足さばきが可能になるんです。信頼と実績の「ザ・ノース・フェイス」。さすが! と言いたくなる抜け目のない一本に仕上げられています。

ラクに履けるイージーパンツ

撮影:筆者
モデル名にもあるよう、「デナリスリップオンパンツ」はスリップオン仕様。ウエスト部分がゴムになっているのでラクに脱ぎ穿きでき、さらに両サイドにマジックテープがあしらわれているのでフィット感の調整も簡単です! ビールの飲み過ぎでお腹が出てきた……なんて方もストレスを感じることなく穿けるでしょう。

実際、最近デブまっしぐらの筆者も同パンツの圧迫感ゼロの穿き心地にダイエットしなくていいかな? と、つい思ってしまうほど(汗)。

撮影:筆者
そんな主観はさておき。ラクに穿けるこのイージーパンツ仕様に加え、コチラのパンツは裾を絞るための仕掛けも非常に秀逸!

ジョガーパンツゆえ裾はもともとリブになっているんですが、そこにベルクロを搭載したことで絞り具合を自由に調整できるように。ベルクロを剥いでお好みの絞り位置に貼れば、フットワークは格段にアップ! この工夫もアウトドアブランドならではのナイスなギミックでしょう。


気になるカラバリは?

出典:楽天
国内での正規取扱は、全部で3色。シックに着こなしたい! という方は<ブラック>or<ミックスグレー>が相性◎。逆に、コーデに個性を打ち出したいのであれば<ブラック×レオパードイエロー>が間違いありません。

Instagram Photoちなみに、コチラは海外モデル。これまでご紹介した「デナリスリップオンパンツ」と違う「デナリフリースパンツ」というモデルなんですが、見た目はさほど変わりません。

海外版はウエスト&裾のベルクロ仕様ではないですが、その分ポケットがジッパー式になっています。希少価値が高く手に入れるのはかなり難しいですが、コレを穿けば周りの目線は間違いなく釘付けに!

来年はデナリシリーズの30周年メモリアル。買うなら2019年モデルか?!

撮影:編集部
編集部員M
この写真、先週行ってきた冬キャンの風景なんですが。

イトキン
おぉ、結構雪積もってますね。寒くなかったですか?
編集部員M
全然! 「デナリスリップオンパンツ」のおかげで快適に過ごせましたよ!


イトキン
さすがですね! あ、Mさん! コレ、お借りしていた「デナリスリップオンパンツ」。お返しします!


編集部員M
お、戻ってくるの待ってました! イトキンさんに”記事書いて”って言っておいてなんですが、パンツを貸してからずっと後悔してたんですよ(笑)。冬のワードローブが減っちゃって……。そういえば、穿いてみてどうでした?


イトキン
もう最高でした。ぶっちゃけ買っちゃおうかな? とも思ったんですけど、どこも在庫切ればかりで。


編集部員M
秋冬のアイテムなので、そうなっちゃいますよね……。


イトキン
はい……。だから、次のシーズンに期待しようかと。だって、来季は”デナリシリーズ”の30周年記念なんですよ。何だか期待できそうじゃないですか?


編集部員M
おぉ、確かに。来年は30周年モデルとかで新色にも期待ですね!


ITEM
ザ・ノース・フェイス デナリスリップオンパンツ
●素材:Versa Micro 300

イトキンの記事はこちら

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