ワンバーナーで早うま~!カノウヒナタ・クッキング#5『超お手軽ミートボールパスタ』

ワンバーナーなら手間いらず

こんにちは、料理家のカノウヒナタです。

山やキャンプなど外で食べるごはんは、普段の何倍もおいしい。とはいえ、外は不便だし、キャンプ道具はかさばるし、なかなか重い腰が上がらない……なんて方も多いのでは?

こちらの連載では、気軽に持ち運べて、料理をするのに欠かせない熱源「ワンバーナー」を使ったキャンプ料理を紹介していきたいと思います。

クッカーはメスティンで決まり

キャンプで使えるクッカーですが、たくさん種類があってどれを選んでいいか悩んでいる方も多いのでは? そこでお勧めしたいのが、今回使用したトランギアの「メスティン」!

価格も手頃で、アルミ製で熱伝導率がいいのでお米を炊くことをはじめ、さまざまな調理ができるのです。クッカーにしては珍しい長方形の見た目は、コンパクトに収納しやすくもあるのでとっても便利です。

今回はメスティンを使った「ミートボールパスタ」のレシピをご紹介します。外でもガッツリ食べたいけれど、暑いこの時期に生肉を持ち運ぶのは衛生面でもちょっと不安……という人にもオススメな一品です。スーパーやコンビニなどで手軽に買えるレトルトのミートボールを使ってぜひ作ってみてください。

準備するのはコチラ!

▼ミートボールパスタ(1人分)
〈材料〉
・パスタ(1.4〜1.6mmがオススメ) 80g
・ミートボール 1パック(110g)
・ズッキーニ  5cm
・マッシュルーム 2個
・トマト缶   40g
・にんにく   1/2片
・オリーブオイル 大さじ1
・コンソメ   3g
・塩胡椒    適量
・パセリ    適量

パスタは半分に折って入れる

パスタは半分に折るとメスティンにピッタリのサイズに! 折れやすいのであらかじめメスティンに入れてそのまま持ち運ぶのがオススメです。


下準備はぬかりなく



材料の下準備をします。ズッキーニを5㎜幅に。マッシュルームとにんにくを薄切りにし、パセリはみじん切りにしておく。他にも玉ねぎやパプリカ、茄子なども常温で持ち運べてトマトソースと相性がいいので、家にある野菜で代用してくださいね。

ゆで汁が残らないように

水はパスタがギリギリ浸かる量を入れます。

本来パスタをゆでるときは、たっぷりのお湯で、というのが鉄則です。でもアウトドアではゆで汁を捨てられない場合も多いので、最低限の量で調理します。麺に水分を吸わせてゆで汁が残らないように作るといいでしょう。

早めに火を止め、オリーブオイルを

中火にかけ、箸で混ぜながらゆでます。表示のゆで時間より2分ほど早めに火を止めます。このとき水分が少なすぎると底にくっついてしまうので、足りないようであればその都度水を足してください。

オリーブオイルを全体に回しかけます。

しっかりと炒め、整える

ズッキーニ、マッシュルーム、にんにく、トマト缶、コンソメを入れて再び火にかけ、全体を炒めていきます。



ミートボールを加えて更に炒め、塩胡椒で味を調えます。

できました~!

パセリを散らしたら完成!

パスタは細めを選ぶとゆで時間も短くすむのでオススメです。パスタはトマト以外に塩、クリームなどアレンジもたくさんできて、一つの鍋で仕上がるので、アウトドアではとっても重宝するのです。

このやり方を知っているとゆで汁も出ず、環境を汚さずにすみます。外でご飯を作るときに心得たいことですね。みなさんぜひお試しください!

今回使用した調理器具はこちら

ITEM
トランギア210メスティン
●重量:150g
●サイズ:17×9.5×6.2cm
●容量:750ml
●材質:アルミ製(無垢)
● 炊はんの目安:約1.8合まで
ITEM
SOTO レギュレーターストーブ
●サイズ/幅170×奥行150×高さ110mm(使用時、本体のみ)、幅300×奥行150×高さ110mm(使用時、ボンベ装着時)、幅140×奥行70×高さ110mm(収納時)
●重量/350g■発熱量/2.9kW(2500kcal/h)(ST-760使用時)
●使用時間/約1.5時間(ST-760使用時)

▼カノウヒナタさんの過去連載はこちら

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