【キャンプ道具の盗難防止!!】日本一周で実践していた、7つの「防犯対策」

記事中画像撮影:筆者

日本一周中、最も頭を悩ましたことは……?


旅の道中で最も悩んだこと、それは「盗難」です。

近年、耳を疑うようなキャンプ中の盗難情報を聞きます。寝て起きたら大切に使っていた相棒のランタンが無くなっていた……、ちょっと目を離しただけなのに長年使っていたキャンプチェアがなくなっていた……。など信じられないことが起きています。本来、このような事があってはならないのですが、なぜか起きてしまう。

同じキャンパーとして、とても心が痛いです。


私自身も、日本一周中寝て起きたらバイクに置いていた貴重な食料が全て無くなっていた経験があります。犯人は野生の猫だったので、文字通りの「泥棒猫」だったわけですが、これが大事なキャンプ道具だったら……と考えるだけでも恐ろしいです。旅の死活問題ですから!

実践していた7つの「防犯対策」

日本一周中は、テント設営後よく一人で観光に行くことが多く、テントを一人ぼっちにさせてしてしまうことが多々ありました。その際に私が実践していた「防犯対策」をご紹介したいと思います。


その1. テントからサンダルをちょっとチラ見せ


ちょっと食器を洗いに行く時や、トイレに行く時などに使っていた防犯対策です。

なんだか、中に人がいそうな気配しませんか? そう思わせるだけでも十分な抑止力になります。

サンダルを選んだ理由は、雨で濡れても安心だから。迷惑にならない程度に、テント内でラジオなんかを付けっぱなしにしても良さそうですね。

その2. テントにダイヤルロック!


テント設営後、近くのスーパーに買い出しに行く時や観光などに出て長時間テントを一人ぼっちにしてしまう時に実践していた防犯対策。

なかなか手間ですが、もし愛用のキャンプ道具に何かあったら……と思うと、この手間も苦ではありません!


さらにインナーにもロックすることでダブルロック! フライシートとインナーシートにも鍵を付けることで、犯人の盗難意欲をそぎ落とします。

ちなみになぜ「ダイヤルロック」にしているかというと、「南京錠」にしてしまうとカギその物を無くしてしまう可能性があるから。またグループキャンプなどの際は、カギの受け渡しも面倒ですよね。

暗証番号さえ決めてしまえば、カギの受け渡しなくいつでも仲間内で開錠ができるので、ダイヤルロックがオススメです。

その3. 思い切って!ランタンを点けっぱなし

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これは、もしテント場に戻るのが遅くなりそうな場合の防犯対策です。そういう時は思い切ってLEDランタンを付けっぱなしにして出かけます。「中に人がいるんじゃないか?」と思わせればこっちの勝ち!

ランタンの電力が勿体無いと思うかもしれませんが、太陽光で充電するタイプのLEDランタン「ソーラーパフ」などであれば惜しまずに使えますよ。

その4. 大事なものはテントの中へ!



大丈夫だろうと思っていても起こってしまうのが「盗難」です。無防備に外に置いておくのは格好の餌食。テントから離れる際は、面倒ですが大切なキャンプ道具はテントの中にしまっておきましょう。

今年の大きな野外フェスイベントでも数多くの盗難騒ぎを耳にしました。後悔しないように、対策を心がけておきたいですね。


テント内に残しておく物ですが、大事なものがあれば寝袋の一番奥などに隠しておけば更に安心です。もしダブルロックが破られたら……と念には念を入れて対策しておくと◎。

個人的には、これらの対策をストレスに感じず行うことができ、一連のルーティーンにすることが重要だと思います。


その5. バイクや車の車内に入れておく!


オートキャンプ場など近くにバイクや車がある際は、そのバイクや車の中に貴重品はしまっておくといいでしょう。盗難の難易度的にはやはりココが一番安全かもしれません。

ちなみに私のバイクのキャリアボックスにも、先ほど登場したダイヤルロックを使っています。

その6. 防犯ブザートラップを仕掛ける!


こちらは、就寝時によく使っていた防犯対策です。

本来なら寝る時はテントの中にキャンプ道具をしまっておきたいのですが、ソロテントなので室内が荷物でいっぱいになりがち。そんな時は、やむを得ず外に大事なキャンプ道具を放置してしまうことも。ですが、このようにしっかりと防犯対策をしていました。

Instagram Photo大切なチェアなどに「防犯ブザー」を仕込み、写真のようにペグで地面に打ち込んでいました。これでもし、チェアが就寝時に持っていかれそうになったら「ピロピロピロ~」と音が鳴る仕掛けです。

ちなみに警報音が鳴ったことは一度もありませんが、ブザーが鳴ったら犯人も私自身もきっと飛び跳ねて反応していたと思います……。※ヘリノックスなど軽量チェアの場合は風で倒れたりすることで誤報に繋がりやすいので、倒れないよう工夫したり、防犯ブザーとキャンプチェアの紐にすこし余裕を作っておくといいですよ!

コールマン キャリーテーブル
出典:楽天市場
この防犯ブザーを使った案は、たとえばキャリーカートなどにも応用できそうです。もし盗難が頻発している場所に泊まることや、一定時間テント場を離れなければいけないシチュエーションがあれば試してみてくださいね。

その7. こんな防犯対策も。「SNSに投稿しすぎない」


SNS時代のこのご時世、自分がどこにいて、何をしているのかを気軽にリアルタイムに投稿するだけでも実は危険を冒しているそうです。

「今、○○キャンプ場に来ています!」「キャンプ場から一旦出て○○観光地に来ました~」そんな投稿を頼りに、今はテントにいないんだなと忍び寄る魔の手があるそうです。

私自身、日常でリアルタイムの状況を各SNSに投稿しがちなので特に注視した部分でもあります。

気にしすぎると楽しくない。最低限、必要な対策を。


正直、「なぜ自然の中で気を安めに来たのに、防犯対策なんてしなくちゃならないんだ……」と思ったことは1度や2度じゃありません。ただ被害にあっている方が居る以上、最低限の防犯対策は必要なのが現実。

これからは特に夏休みのキャンプシーズンです。ガチガチにやる必要は無いかと思いますが、ちょっとした気の緩みが仇とならないように、まずは簡単な防犯対策を行ってみてはいかがでしょうか?

日本一周中の記事はこちら

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