小雀陣二の”このアイテム使ってみたい”#08:笑’s B-6君

笑’sのB-6君はツーリングにこそ真価を発揮する

img_3964 山での使用は制限があるけれど、自転車やカヤック、モーターサイクルなどのツーリングでは威力を発揮する小型のグリル。今回は笑’sロゴでお馴染みの焚き火グリル「B-6君」を紹介します。

笑’s B-6君の組み立て方

img_3966 組み立て前のパーツは7つ。脚と灰受けになる台座、ロストル2つ、背面パネル、炭の継ぎ足しなどができる開口部、五徳2つ。シンプルな構成で組み立てもバラシも単純だ。

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台座に他の6つのパーツを説明書通りに収めると灰受け部に収まる。この順番は単純だからすぐに覚えやすい。

img_3968 6つのパーツを収納し、左右のパネルを内側に倒せばコンパクトに収納できる。画像にはないが今回使った焼き網もスライドして台座にカバーされるようになる。こういったところがよく考えられているのも笑’sの人気の1つだろう。


使ってわかる、B-6君の良さとは?

img_3922 開口部は小さいながら十分な大きさなので炭の追加や位置の調整が楽に行える。焼き網や鍋を動かさずに行えるのはとてもありがたい。

img_3915 コンパクトながら1〜4人までならのんびりとお酒を飲みながらのおつまみ焼肉は十分楽しめた。今回4人で行ったバイクパッキングキャンプで歓談しながら使ってみたが全く問題なかった。幅約17cm×奥行き約13cmのグリルプレートは、使い込めばこびりつきも軽減されストレスなく楽しむことができる。

img_3921 台座部分は脚付きで地面との空間を約6cm空けてくれ、灰受けも兼ねている。一晩使うだけなら灰をかき出す必要はないくらいの容量は持っている。灰出しが必要なら細めのトングなどでかき出すことができる。



img_3913 赤々と燃える炭。炭床が効いて、熱効率の良さを感じられる安心できる炭火だ。あらためて使った感想だと熱効率は良すぎるのでは? と思ったくらい。炭がなかなか燃えずにイライラすることはないだろう。今回の撮影では薪での使用はしていないが、小枝や小さな薪での焚き火は十分に楽しめるし、湯沸かしはもちろん料理もできる。こういった小さな焚き火台グリルを使って、「火を操る」ことを覚えるのがいいのではないか? としみじみ思った。

笑’s コンパクト焚き火グリル 『B-6君』
収納サイズ:約181mm×122mm×18mm
サイズ:約215mm×122mm×165mm
重量:約500g
材質:0.6mm厚ステンレス・リベット
静止耐荷重:10kg
火床の深さ:約7cm

*使用しているものはチタン製の旧モデル。
軽さを追求したい人はチタン製の『B-6君ti』がオススメだ。重量はわずか本体約240g。
今回はバイクパッキングで使用し、快適だった。

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