【ローストからミルまで】誰でも挑戦できるコーヒーを120%楽しむ方法

コーヒー豆をロースト(焙煎)してみたい!

キャンプ場で飲むコーヒーは、豆は同じなのになぜか自宅よりもおいしいですよね。では、自分でローストしてひいた豆を使うともっとおいしくなるのでは……? 試してみました。

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使ったのは焚き火ロースター(2900円)。折りたたみ式で、底面は炎を通さない特殊耐熱網を使用しているのでムラをおさえてくれます。

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生豆をサッと水洗いして水気を切ったら、すぐに炭火でじっくり焙煎します。

焙煎中は耳でタイミングを計る

パチッ……パチッと音がしたら1ハゼ浅煎りの「ミディアム」に仕上げるなら、1ハゼ後がベストです。

音がしなくなっても加熱を続けると、今度はピチ……ピチという音がします。これが2ハゼ。2ハゼがはじまったころに中煎りの「ハイロースト」、2ハゼの途中で深煎り「フルシティ」になる感じです。

好みにローストできたら、ふた側を下にして、薄皮を振り落としましょう。

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うちわやブロアーで風を送って冷まし、焦げすぎたり欠けたりしている豆を取り除きます。



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さっそくUFコーヒーミル(4800円)でひいてみました。UFコーヒーミルの刃はステンレス鋳造で切れ味のよさが持ち味です。ゆっくりハンドルを回すと、いい香りが立ち上ります。

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上部のダイヤルで豆の大きさを変えられます。ペーパードリップ用には写真中央のような中挽きに。ちょっとずつ豆を挽いてはダイヤルを回して、様子を見ました。ダイヤルが上部にあるので、調節しやすいのがいいですね。
ITEM
ユニフレーム 焚き火ロースター
●材質:本体/ステンレス鋼、バーナー部(底面)/特殊耐熱鋼
●サイズ:使用時/約直径160×320mm、収納時/約直径160×65mm
●重量:約200g
●付属品:収納ケース
ITEM
ユニフレーム UFコーヒーミル
●サイズ:約直径80×192mm
●材質:ステンレス鋼、ABS樹脂
●付属:収納ケース

いざドリップ!自分でローストしたコーヒーの味は……?

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コーヒーバネットgrande(2100円)でドリップ。さすがにローストしたての豆はいつもより大きく膨らみます。なんだか期待大!

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ちょっと味が薄いというか、コクがない気が……どうやら、ロースト直後は豆の中にガスが詰まっていて、うまみを抽出する前にガスばかりが出てしまうそうです。とは言え、自分でローストした豆をキャンプ場で飲むというシチュエーションは最高!

一番おいしいタイミング

一番おいしいのはローストして2〜3日たって、適度にガスが抜けた頃なので、残りの豆は密閉容器に入れて持ち帰りましょう。

均一に仕上げるのは大変。でも、その過程が楽しい

何度か生豆を炭火でローストしてみましたが、毎回同じ状態にするのは並大抵のことではありませんでした。というか、なかなか狙い通りにはできず、ほぼ違う味に。でも、それも個性です。

毎回ちょっと多めにローストして持ち帰り、それから1週間は「白馬ローストはなんだか酸味が強め」とか「榛名湖ローストは苦みが強いかも」と、コーヒーを楽しめます。
ITEM
ユニフレーム コーヒーバネット grande
●サイズ:約130×90mm
●収納サイズ:約130×25mm
●収納ケース:約φ165×145mm



おいしいコーヒーをいれるポイントをおさらい

コーヒーをドリップするときは、沸かしたての熱湯ではなく、82〜84℃に下げてから。そして、低めの位置から豆全体に湯を注いで十分蒸らすのがおいしいコーヒーをいれるポイントです。

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湯を注ぐポットは、なるべく注ぎ口が細くて長いもののほうがうまく注げます。熱湯をほかのポットに1往復させるとちょうどいい湯温になりますが、気温によって上下します。より正確にしたいなら温度計を用意したいですね。

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今の時期は、朝晩はホット、昼間はスッキリとしたアイスが恋しくなります。アイスコーヒーなら、氷を入れたUFコーヒーサーバー(4500円)に直接ドリップ。急速に冷やすので、ホットよりも香りを長く楽しめます。
ITEM
ユニフレーム UFコーヒーサーバー
●材質:ステンレス鋼
●サイズ:約直径130×120(高さ)mm
●重量:約350g
●満水容量:約1.2L

コーヒーと真剣に向き合うキャンプを

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お気に入りの豆を手に入れて、ローストからドリップまでじっくり手がける1日。そんなキャンプも、悪くありません。

商品問い合わせ先
新越ワークス 03-3264-8311
https://www.uniflame.co.jp

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